2015年5月1日
花崗岩の岩峰とアケボノツツジが美しい大崩山(おおくえやま)に行きました。
仲間からテント泊と聞き、3日分の食料を用意して出発しました。
5月1日 (1日目)
早朝5時に集合し、2台の車で九州方面に向かいました。
途中、休憩したところからは、阿蘇の山並みがきれいに見えました。
大崩山荘か、その近くにテントを張る予定で車を走らせていました。
しかし雨が降る可能性もあり、温泉の駐車場でテントが張れるというのを聞いたので、祝子川(ほうりがわ)温泉の下の駐車場を借りて、テントを張ることにしました。(17時30分)
ここはトイレも水道も備えられていて、よかったです。
一番突き当りの、車と車の間にテントを張っています。
早々に夕食をとり、明日に備えて早めにテントに潜り込みました。
駐車場からは、大崩山地の山々を見ることが出来ました。
5月2日 (2日目)
5時40分、大崩山登山口周辺の道路脇は、登山者の車でいっぱいでした。
登山口には、案内板が2つありました。
6時、登山口を出発です。
急坂を登ると、いきなり、ハシゴが出てきました。
支谷を渡っていくと、朝日に照らされた山が、木々の間から見え始めました。
橋を渡っています。
6時40分、大崩山荘に到着しました。湧塚コースに向かいます。
ここからは、かなりの急登で、ロープと岩をもって、カニ歩きするところもありました。
7時、湧塚尾根分岐にやってきました。
祝子川を渡っていきます。大きな岩がゴロゴロしています。
苔むした岩の間を抜けていきます。
傾いた大岩に、たくさんの木の棒が添えられていました。
このような棒で支えることができるのでしょうか?
大きな岩と岩の間を潜り抜けていきます。
林の中のゴロ石の道を歩いて行くと、大きな岩の壁が見えてきました。
谷を隔てて、坊主岩を見ることが出来ました。
林の中に、乳房岩が見えました。
もう1つ右に巨岩が見えるはずなのですが、木が邪魔をしてうまく撮れませんでした。
8時40分、袖のダキ分岐にやっていました。ここから3分ほどで登れるそうです。
私たちはパスしたのですが、ワク塚の岩峰群を眺められる別天地だと後から知り、残念に思いました。
下湧塚が見えてきました。
対岸の小積ダキを望むことができます。
袖のダキで展望を楽しんでいる人たちを見ることが出来ました。
小積ダキの展望を楽しみながら登っていくと、アケボノツツジが見られるようになりました。
ハシゴをいくつか登り、中湧塚は、エスケープルートを通り、上湧塚を目指します。
上湧塚の周りは、アケボノツツジが咲き、素晴らしい眺めです。
上湧塚の岩の頂に立ちました。
岩の頂からの眺めです。
30分ほどで、小積尾根分岐(1,571m地点)に着きました。ここから山頂まではもう少しです。
11時20分、石塚に到着です。
ここからの眺めはよく、遠く九重連山や由布岳も望むことができるそうです。
アケボノツツジを愛でながらの楽しい山歩きになりました。。
11時30分、大崩山山頂に到着です。
ここは見晴らしがあまりよくないので、記念写真を撮って下山しました。
12時36分、小積尾根分岐に到着しました。
アケボノツツジも目を楽しませてくれ、地面の下もピンクに染まっています。
アケボノツツジの間から、湧塚コースのパノラマが見えてきました。
左から上湧塚、中湧塚、下湧塚の大パノラマが、アケボノツツジと共に見られます。
象岩が見えてきました。ここには、ワイヤーロープが張られていて、ここを渡っていきます。
象岩をトラバースしています。カラビナで自分の身を確保しながら慎重にわたっていきました。
後ろに見えるのは、小積ダキです。
この辺りは、ロープやハシゴが続きます。
坊主岩が間近に見えてきました。
坊主尾根は、ハシゴの連続です。
ハシゴの下が地についていなかったり、垂直に下りていたり、ハシゴまでの一歩が離れていたりと、緊張の連続でした。
15時9分、林道分岐に到着しました。私たちは。上祝子登山口に向かいます。
岩の間を跳びながら祝子川を渡っていきます。
15時48分、大崩山荘に、16時12分、上祝子登山口に無事到着しました。
早速「美人の湯」につかり、疲れをおとしました。夕食はそのまま温泉で食べることにしました。
5月3日 (3日目)
朝5時半起床
朝ごはん(卵雑炊)を作って食べ、帰る準備です。
水道もあったので、食事の準備片づけにとても便利でした。
6時30分、出発です。出発のころ、雨が降ってきました。
昨日が天気で本当に良かったです。
お昼は下関に立ち寄り、唐戸市場で食べることにしました。
ところが「下関海峡まつり」とぶつかり、大渋滞でした。
雨で祭りは中止になったようですが、大勢の人でにぎわっていました。
何とか下関に到着し、唐戸市場で昼食。
買い物を済ませて一路、岡山に向かいました。
途中ゴールデンウィークの渋滞にも重なり、20時岡山着となりました。