2023年7月11日(火)~14日(金)
東北の百名山である鳥海山、月山に登り、高山植物を楽しむ計画を立てました。
あわせて、出羽三山も訪れます。
7月11日(火) 1日目
岡山法界院駅近くの待ち合わせ場所を6時10分に出発し、山陽ICから高速道路を通り、伊丹空港に向かいます。(8時30分着)
伊丹空港10時発→仙台空港11時15分着、レンタカーを借り、出発したのは11時50分です。
7月11日の移動実績
空港近くの「牛たんたんとろ」というお店で昼食です。(12時13分~12時45分)
立石寺に立ち寄ります。(13時57分~15時37分)
駐車場に車を停めると、「紅花をあげる」と言われ、頂きました。
紅花は3世紀ごろから山形県で広く栽培され、染め物として使用されます。
家に帰るまでには、ほぼドライフラワーになっていました。
「登山口」と書かれた入口を進み、「根本中堂」に進みます。
松尾芭蕉像と曾良像
山門
修行者の参道
弥陀洞
仁王門
奥の院
開山堂
最後の狭い階段を登ると、五大堂です。
五大堂からの眺望
立石寺をしっかり歩いた後は、今日の宿である「鳥海温泉 湯楽里」に向かいます。走行距離138.2㎞、約2時間10分車を走らせます。(17時48分着)
19時夕食
明日は大雨予報です。鳥海山に登り、山頂山小屋「鳥海山大物忌神社」に宿泊予定でしたが、山頂小屋をキャンセルし、羽黒山・湯殿山を巡ることにしました。
3日目の13日のみ晴れ予報、そこで3日目に鳥海山「御浜小屋」まで行くことにし、今日の宿に連泊することにしました。
出羽三山詣では、羽黒山が現世、月山が前世、湯殿山が来世を表すとされています。明後日、鳥海山下山後に行く予定でしたが、明日に変更です。
7月12日(水) 2日目
12日の移動実績
7時朝食
紫陽花の道
予報通り朝から雨なので、宿をゆっくり出発し(9時15分)、続100名城である「鶴ケ岡城」に向かいました。(10時着~10時48分)
明治10年に鶴ヶ岡城本丸阯に荘内神社が創建され、今では当時の面影はほとんどなく、公園のお堀と土塁が残っている程度だそうです。
次に向かったのは、出羽三山の一つ、「羽黒山」です。大鳥居が見えてきました。(11時29分)
11時40分、羽黒山駐車場に停め、昼食です。
パンフレットより
羽黒山スギ並木歩行実績
随神門を通り、山頂までの1.7㎞の参道を進みます。(12時33分~14時25分)
両脇には樹齢300~600年の杉並木が続き、石段は2,446段あるそうです。
たくさんの神社が集まっています。
祓川神橋と須賀の滝、祓川神社(12時50分)
昔、参拝者は川で身を清めて参道を登ったそうです。そしてこの須賀の滝は、江戸時代に遠く月山から水を引いて造られたそうです。
樹齢1,000年以上の翁杉
国宝・五重塔は屋根柿葦修理のため、見ることはできませんでした。(12時55分)
ここで二人のドライバーは車を羽黒山頂駐車場に回すため、来た道を引き返していきました。
どこまでも続く杉並木と石階段です。石段には、ところどころに字や模様のようなものが彫られています。
女夫杉(めおとすぎ)
二の坂(13時17分)
二の坂茶屋 名物力餅で一息つくことができます。
三の坂(13時38分)
齋館 三の坂を上りきったところにある齋館は、山内に今も残る唯一の院坊だそうです。
14時、鳥居をくぐり、羽黒山山頂に到着です。ここでドライバー組と合流です。
三神合祭殿 月山、羽黒山、湯殿山の神々が祀られています。
鏡池から三神合祭殿を望む
14時25分駐車場に戻り、次の目的地である湯殿山に向けて出発です。
パンフレットより
15時29分、湯殿山駐車場に到着です。
湯殿山参籠所と大鳥居
ここから湯殿山神社本宮まで歩いていくこともできるのですが、時間がないので、参拝バスで行ってくださいと言われ、バスで上がりました。
昔から出羽三山の奥宮とされ、修験道の聖地でもあるため、写真撮影はできません。
参拝バス終点から歩いて湯殿山神社本宮に向かいます。ここからの参拝は靴を脱ぎ、裸足でお祓いを受けてお参りします。
梵字川流れのほとりにあり、「語るなかれ」「聞くなかれ」と言われているように、不思議な体験でした。
16時35分の最終バスで駐車場に戻り、再び鳥海温泉の宿まで戻りました。(18時9分着)
19時夕食です。
同じ宿に泊まっていた韓国からのグループは、鳥海山に登りに来たとのこと、雨の中、早朝に出発したそうです。
後でガイドさんに話を聞くと、賽の河原までは行ったものの、バケツをひっくり返したような雨が降り、そこから引き返したそうです。
明日はどうか登れますように。