2014年11月24日
書写山の山上には西国霊場第27番の札所、圓教寺があります。
山陽自動車道から長いロープウェイが見え、いつか行ってみたいと思っていた山でした。
計画書
地図
2014年11月24日、朝7時7分岡山発の電車に乗り、姫路駅で下車しました。
ここから神姫バスに乗り書写駅に到着です。
私たちはロープウェイには乗らず、登山道を歩きました。
ロープウェイ駅は、たくさんのバスと大勢の観光客であふれていました。
周りは公園になっていて、私たちは大勢の人々を横目で見ながら東坂登山道を登って行きました。
途中、石仏がいくつかありました。
眺めがよく、姫路の街並みが見渡せました。
ここから姫路城が見えました。
砥石坂と書かれている大きな岩がありました。
ここ書写山は、平安中期、姓空上人が開いた天台宗の大寺で、西の比叡山とも呼ばれていました。
和泉式部が絶唱の名歌を送ったことでも有名だそうです。
仁王門に到着です。ここからもう紅葉は始まっています。
いろいろな建物と紅葉を眺めながら摩尼殿の下、はづき茶屋に到着しました。
あまりの紅葉の素晴らしさに「すごい!」の一言でした。
圓教寺と書いた石柱の横の階段を上って摩尼殿に向かいます。
岩山の中腹に舞台造りの建物が見えてきました。
摩尼殿の廊下に立つと、みごとな紅葉の美しさが目に飛び込んできました。
摩尼殿からはづき茶屋を見下ろしています。
赤や黄の色さまざまの葉っぱの共演です。
靴を脱ぐ場所の横から、舞台造りの裏側を覗くことが出来ました。
太陽の光が当たって、葉っぱが輝いています。
このあたりの木や石についている、橙色の苔のようなもの
これが「スミレモ」と呼ばれている、陸にはえる藻だそうです。
大講堂、食堂(じきどう)、常行堂と三つの堂が集まっている所です。
大講堂は圓教寺の本堂です。
ここは、トム・クルーズ主演「ザ・ラストサムライ」の映画撮影に使われたそうです。
食堂内から外を眺めています。ここは写経もできるようになっています。
また、宝物館になっていて、二階にはいろいろな宝物が展示されていました。
奥ノ院に向かいました。ここの紅葉もすばらしく、昼食タイムとなりました。
奥ノ院にある開山堂です。ここは性空上人をまつったお堂です。
榊原家墓所がありました。
もう少し行くと、松平家墓所があるそうです。
鐘楼が紅葉の陰からちらりと見えます。
道々の紅葉の美しさは素晴らしかったです。
瑞光院の紅葉です。奥ノ院からここまでの道は、かなりの下り坂でした。
地元の人に聞くと、こちらの道を登って奥ノ院に行くのは結構きついので、三つの堂の裏側から行くことを教えてもらいました。
書写山最高峰を目指して進みます。
いきなり木の根道があり、山道になっていました。
ピークを制覇したあとは、置塩坂コースで下山しました。
急坂続きでしたが、姫路の街を眺めながら30分ほどで到着しました。
ここからバスで姫路駅に行きました。(15時着)
姫路城まで歩いて散策しました。
新しく生まれ変わった姫路城は真っ白です。
隣はまだ工事中で入れないとの事でした。でも、すごい人ごみです。
その後、電車で岡山に帰りました。
紅葉を堪能した一日となりました。