2014年5月3日
計画書
地図
山野草や花木の豊富な稲叢山(いなむらやま)です。
この時期アケボノツツジを愛でようと、バスで朝6時に岡山駅西口を出発しました。
約3時間で、稲叢山登山口に到着しました。
バスから降りてすぐ、山がピンクに染まっているのが目に入り、大感激でした。
歩き始めると、早速アケボノツツジの大群生に出会いました。
アケボノツツジのアップです。
花の色の美しさと、存在感が伝わってきます。
かわいい、ほかの花芽も出ていました。
コブシとアケボノツツジの共演です。
アケボノツツジのトンネルが続いています。
アケボノツツジと石鎚山系の山々を眺めながら歩いていきます。
山全体がピンクに染まっていて、本当に美しい眺めです。
11時過ぎ、稲叢山山頂に到着です。
早朝出発だったこともあり、少し早いのですが昼食タイムとなりました。
アケボノツツジとトサノミツバツツジの共演です。
トサノミツバツツジのアップです。こちらも色が濃く、可愛い花です。
頂上近くでは、アケボノツツジの隙間から稲村ダムが見えました。
尾根の急斜面を下り、今度は谷沿いのコースを登っていきます。
岩屋と呼ばれている巨岩の横を通り抜け、沢沿いに進むと滝が見えてきました。
巨岩を横目に山道を歩いていると、「伝説の洞窟」という看板を発見しました。
どこが洞窟だろうかと探しましたが、分かりませんでした。
その答えは後でわかりました。今、私たちが歩いている大岩の上にあったのです。
大滝です。ちょうど太陽が当たって光っていました。
これも滝でしょうか?カーテンのようにきれいに広がって落ちていました。
谷をぐるっと回って、向かいの岩場を見ると、目の高さに洞窟を発見しました。
木の陰になって見えにくいのですが、大小いくつかの洞窟が並んでいました。
すぐ近くに鎖がついていて、そこから登ると洞窟にたどり着けるようです。
私たちは、そのまま次へ進みました。
再び、アケボノツツジを愛でながら谷間の急坂を登っていくと、ダム湖が望める場所がありました。
岩とアケボノツツジとダム湖のコラボレーションがすばらしかったです。
岩場を登っていきます。ちゃんと足場があるので、思ったより登りやすかったです。
途中、変わった木のこぶを発見しました。キノコかな?
何となく人間に見えます。
四差路を過ぎると、「保線道コース」によって下山しました。
ここもアケボノツツジの見事な眺めが続きました。
鉄塔広場からダム湖を見下ろすことが出来ました。
シャクナゲも咲いていました。
花を愛で、ダム湖を見下ろしながら歩いた稲叢山。
この時期ならではの景色で、本当に素晴らしかったです。
14時30分、湖畔の下山口に到着しました。
道の駅「木の香」で、ミスミソウ(雪割草)を見つけました。
四国の山は、春は銀色に輝いています。帰りのバスの中から眺めた光景です。
「スダジイやツブラジイなど、どんぐりの木が多く、一斉に花をつけて山を銀色に染めます。」と、昔四国を旅したとき、ガイドさんに教えてもらったのを思い出しました。
本当に不思議な光景です。
19時、岡山西口に到着しました。