2015年3月30日
青春18切符を利用した登山の第3弾は、鳴滝山とみはらし連山(鉢ヶ峰、大平山、米田山、象山)です。
ここは尾道市と三原市にかけて、海岸近くに連なっている山々です。
計画書
地図1
地図2
岡山駅7時13分発の三原行電車に乗り、尾道駅で下車しました。(8時33分着)
駅前に出ると、おいしいパンの匂いが・・・。匂いに誘われてパンを買い、ベンチで食べました。
ここから、「登山口」行きのバスに乗り、登山口まで向かいました。
ここが終点「登山口」バス停です。9時14分、到着です。(料金220円)
道路側を振り向くと、道路と線路の向こうに鳴滝山と鳴滝城山がそびえていました。
電車の中で、以前登った人から「直登だよ。」と教えられていたので、やや不安になりました。
ミカン畑の中の道を進み、道は直登で大変でしたが、見晴らし良好でとても気持ち良かったです。
ゆっくり登っていくと、民家が数件現れました。
こんな山奥にも民家が・・・と思いながら急な坂道を登っていくと、裏手に舗装道路が通っていました。
鳴滝山城跡への看板を見つけ、城跡の方向へ進みました。
途中、笹が邪魔をして道がよく見えなくなっていました。
笹をかき分けかき分け、石垣が見え鳴滝城山に到着することが出来ました。(10時)
少し周りの木々が大きくなっていましたが、この時期は展望もよく、山頂からは瀬戸内海の島々がきれいに見渡せました。
同じ道を引き返し、鳴滝山登山道の標識に従って細い道を登っていきます。
10時44分、紺碧の色の水をたたえた八注池に着きました。この辺りは広い公園になっているようです。
この池から北に進むと、地図上の鳴滝山に向かうのですが、道中かなりのヤブで展望もわるいということと、今後の行程が長いこともあり、鳴滝山には登らず、ピーク三角点を目指すことにしました。
地元の人達も展望台のある408.7mピークを鳴滝山と呼んでいるようです。
11時4分、展望台に到着しました。
ここからのながめはすばらしく、向島や因島など瀬戸内海の美しい島々を眺めることが出来ました。
展望台から少し南に行ったところに鳴滝山ピーク三角点(408.7m)がありました。(11時15分着)
今、通ってきた道も望むことができます。
しばらく林の中を歩いていきます。アップダウンを繰り返しながら鉢ヶ峰を目指します。
12時20分、鉢ヶ峰(429.7m)に到着しました。すばらしい景色を眺めながら昼食をとりました。
鉢ヶ峰山頂からの瀬戸内の眺めです。
大平山分岐まで戻り、大平山を目指します。
三原市の「みはらし連山」のかわいい看板を見つけました。
階段がずっと続いています。とても整備された道です。
13時38分、大平山山頂(424.5m)に到着しました。
ここの山頂には電波塔が立っていて、さらに道のすぐ横に山頂のポールが立っていました。
全く山頂らしくなかったです。
米田山に向かう道中には、桜も咲いていて、目を楽しませてくれました。
14時12分、米田山山頂(357.2m)に到着しました。
ここからは、三原市の工場地帯を見渡すことができます。
15時、象山山頂(277m)に到着です。
米田山から象山までの道は、山の斜面を横切っていくような細い道でした。
途中、右側が大きく崩れ、雪庇ならずも道庇だと言いながら慎重に歩いて行きました。
迂回路もありそこを下っていくと、今日初めて人とすれ違いました。
その人は迂回路を作った人で、大勢の人が来てもすれ違えることができるように、スコップを持ってこれから道を広げに向かっているそうです。
本当にお疲れ様です。
象山からの眺めです。瀬戸内海や歩いてきた山々を望むことができます。
三原駅を目指して急な坂道を下山中、ツツジがたくさん咲いているのを見つけました。
15時35分、下山口に到着です。三原駅まではすぐそこです。
三原駅に着いたのは16時前でした。
鳴滝山に登らなかったのが功を奏したのか、私たちの歩きが速かったのか、予定より1時間30分近く早く到着しました。
駅近くのお店で登山の疲れを癒しました。
「三原市」にある「みはらし」連山は、本当に「見晴らし」が最高でした。!!