百名山である大雪山旭岳・雌阿寒岳の2座に登る
トラピックスレンタカー付フリー4日間利用
2022年7月13日(水)~16日(金)
7月15日(金) 3日目
7時、バイキング朝食です。
さすが北海道、アイヌの木彫りがずらりと並んでいます。
7時50分、雌阿寒温泉駐車場に向けて出発です。
途中、木々に囲まれ、舗装されていない道を走っていきます。
9時15分、雌阿寒温泉駐車場に到着です。
9時40分、登山開始です。このポストに登山届を入れました。
この辺りはアカエゾマツの天然林です。
直径50~60㎝で樹齢300~350年とのこと、年月をかけて少しずつ育ってきたせいか、木の根も登山道に縦横無尽に広がってすごい!!
ハクサンシャクナゲが咲いていました。
ハクサンシャクナゲは、花冠の内側に淡い緑色の斑点があるのが特徴らしく、これは昆虫たちの蜜のありかを示すものだそうです。
カニコウモリ これから花を咲かせそうです。
だんだんと傾斜がきつくなっていく上に、木の根が張り巡らされているので、とても登りにくいです。
樹林帯の中で光が当たらないからでしょうか、キノコも群生しています。
1合目通過(10時4分)
ゴゼンタチバナ 実になっているものもあります。
苔が岩や枝をびっしりと覆っています。
段差のある木の根には、ハシゴも取り付けられています。
10時34分、2合目に到着です。周りは苔むしています。
ギンリョウソウ発見!!
野生のブルーベリーを見つけました。甘酸っぱい味です。
10時53分、3合目に到着です。ここで、いただいたリンゴで一息つきました。
3合目を過ぎると、登山道も周りの木々も一変、岩の道、木々はハイマツとシャクナゲに代わりました。
この辺りのハイマツは背も高く、四方に枝を広げています。
ミヤマヤナギ
メアカンフスマを見つけました。
ハイマツの間を抜けて進み、11時37分、4合目に到着です。
この辺りは、地面と岩の間からイワブクロがたくさん顔を出しています。
コケモモ
向こうにオンネトーが見えます。晴れていればエメラルド色に見えるそうですが、残念!!
火山礫の急坂を登ると、5合目に到着です。(12時16分)やっと半分です。
大きな岩をよじ登りながら進み、12時47分、6合目に到着です。
エゾイソツツジが咲いている7合目(13時1分)
メアカンキンバイ
岩の割れ目から花を咲かせているヒメイワタデ
エゾマルバシモツケが咲く8合目(13時20分)
ハイマツも見られなくなった9合目、外輪山にたどり着きました。(13時45分着)
山頂まであと少し、周りは霧に包まれ、視界は全くありません。
足元には湯気を立てる火口や沼が見えるはずですが、噴気口から出ているであろうゴーゴーという音のみが聞こえます。
14時2分、山頂に到着です。景色も見えないし、風が強いので写真を撮ると、すぐ下山開始です。
14時20分、9合目通過、大岩の近くで風をよけて遅めの昼食としました。
メアカンフスマ
ハイマツの実
岩と木の根、足元に気を付けてゆっくり下っていきます。
オンネトーが見えてきました。
コマクサ発見です。
火山礫から木の根道へ、ハイマツからアカエゾマツとかわっていきました。
17時43分、登山口の到着です。予定より1時間43分遅れです。昨日、足がつったため、今日はいつもよりゆっくりの下山となりました。
急いで今日の宿である、十勝川温泉「ホテル大平原」に向かいます。(19時25分着)
急いで夕食(なぜか写真がないが、バイキングです。)をとり、温泉で疲れをいやし、就寝です。
今日も2部屋に分かれていて、ゆったりと休むことができました。
7月16日(土) 4日目
7時朝食 バイキングです。
宿泊した「ホテル大平原」
7時50分、ホテルを出発し、今年5月にも行った「柳月スイートピアガーデン」に向かいます。
柳月には8時10分着です。9時開店だというのに、もう行列ができています。三方六(バームクーヘン)の「端っこ」を買うための行列です。
本日の端っこも「プレーン」と「抹茶」でした。
「プレーン」は1㎏550円で購入できます。
作っているところも見学できます。
柳月のとなりには、今年4月にオープンした道の駅「おとふけ」とNHK朝ドラ「なつぞら」で使われたオープンセットがあります。(~10時40分)
十勝牧場「白樺並木」(11時)
六花亭で最後のお土産を入し、新千歳空港に向かいます。(15時着)
新千歳空港16:45発→神戸空港18:40着、19時発→岡山着21時30分
雌阿寒岳は視界が悪く、火口や周りの景色を望むことができませんでしたが、たくさんの高山植物を見ることができてよかったです。
どの温泉もぬるぬる感があり、とても素晴らしかったです。