2015年5月21日
多紀連山のクリンソウ群生を観賞し、多紀アルプスの主峰、岩山の小金ヶ嶽を巡りました。
朝6時30分、岡山駅前をバスで出発しました。
山陽道、中国道を抜け、舞鶴若狭道の丹南篠山口ICを降り、火打岩駐車場に9時30分到着しました。
駐車場からすぐの民家の人が、クリンソウを栽培しているというので見せてもらいました。
群生地では、まだクリンソウが見られるというので期待できそうです。
民家と民家の間が登山口となっています。(9時50分)
登山口の看板もあります。
鹿除けの扉を抜け、杉林に入ります。
道標に沿って尾根沿いに登っていくと、鳥居堂跡に到着です。(10時35分着)
10時45分、「クリンソウ自生地入口」の看板がありました。
ここから登山道から離れ、下っていきます。
夫婦橋のあたりから、かわいいクリンソウが顔を出しました。
クリンソウの群生です。
五輪塔の周りにもクリンソウが咲いていました。
もう少し奥に行くと、クリンソウの大群生が見られました。
しばし撮影会となりました。
再び登山道に戻り、尾根道を歩きます。
大岳寺跡 山岳仏教が盛んだった頃の丹波修験道の中心だったそうです。
だんだんと急登になっていきました。
大きな岩を登ると、そこには絶景の展望が開けていました。
岩の上は風も心地よく、多紀アルプスの山々を見渡すことが出来ました。
11時52分、三嶽(御嶽)山頂に到着です。
ここで昼食です。
山頂のすぐ下に、役ノ行者(えんのぎょうじゃ)を祀る石室がありました。
足場の岩に気をつけながら下っていきます。
ベニドウダンが咲いていました。
ムロウテンナンショウ
大きな房になっている花を発見しました。
これもウツギの仲間でしょうか?
急な階段をひたすら下っていきます。
13時9分、「大たわ」に到着です。ここは舗装路が通り、トイレもあります。
ゼリーの差し入れもあり、一息つくことが出来ました。
13時16分、再び杉林に入り小金ヶ嶽を目指します。
13時45分、小金ヶ嶽が見えてきました。
小金ヶ嶽の岩峰が見えてきました。
岩場を急降下したり、鎖を使って斜面をトラバースしたりしながら進んでいきます。
岩場の連続です。岩稜の裾を巻きながらアップダウンを繰り返します。
三嶽を望むことが出来ました。
最後の岩場を登っていきます。頂上まであと少しです。
14時10分、小金ヶ嶽山頂に着きました。
山頂からの景色は素晴らしく、360度の大パノラマが楽しめます。
モチツツジの花も見られました。
急降下して15時、鞍部に到達しました。
福泉寺跡から沢沿いの道を下る予定でしたが、西に折れエスケープして舗装道に出ることにしました。
舗装道に出るまでの道々にもクリンソウが見られ、目を楽しませてくれました。
かわった花を見つけました。名前はわかりません。
15時20分、舗装道に出ました。しばらく舗装道を歩きます。
タニウツギやモチツツジ、コガクウツギなどの花が見られました。
15時40分、再び大たわに到着しました。ここからバスに乗りました。
車窓からジャケツイバラの黄色い花をみることができました。
16時40分、温泉で今日の疲れを癒し、一路岡山に向かいました。
20時30分、岡山駅に到着です。
クリンソウを愛で岩稜を歩き、変化にとんだ楽しい山行でした。