2022年6月18日(土)~19日(日)
若狭路の歴史と自然を楽しむ旅です。
6月18日(土) 1日目
1日目は「京は遠ても十八里」と謡われた道、鯖街道の熊川宿を散策し、熊川城跡に登る計画です。
岡山駅南駐車場を6時50分に出発し、山陽ICから小浜ICを経由し、道の駅「若狭おばま」に10時36分、到着です。(10時36分~11時30分)
ここで昼食です。鯖サンドが有名だというので、食べました。サクサクで美味しかったです。
ここ若狭小浜は、塗箸生産日本一だそうです。
最初に尋ねたのは「瓜割の滝」です。(11時43分~12時15分)
「名水百選」にも選ばれていて、瓜(うり)も割れるほどに冷たいことからこの名がつけられたそうです。
園内では花を楽しむことができ、駐車場近くで「霊泉」として昔から崇められてきたこの水を汲むことができます。
次に訪れたのは道の駅「若狭熊川宿」です。(12時22分着)
この中に「マンガで知る鯖街道ミュージアム」があります。
13時からガイドと合流し、熊川宿を案内してもらいます。
熊川番所 若狭と近江の国境に位置しています。
ある住宅の縁側に、「菱の実」が置いてありました。
変わった形をしています。栗のようなほくほくとした食感でおいしいそうです。
大岩(子守り岩)
熊川宿の町並みの特徴は、「街道に面して様々な形式の建物が立ち並んでいるところ」だそうです。
それでいて、連続性をもった街並みを形成しているのは見ていて面白いです。
「袖壁卯建」をもった建物もあります。
長屋道 この路地の奥に、町奉行手配下の足軽長屋があったそうです。
煙抜きのための「越屋根(こしやね)」がついています。
街道に沿って流れている前川は、豊富な水量で流れが速い水路です。
「かわと」と呼ばれる水利施設が家ごとにあり、「芋洗い器」として廻っているそうです。
白石神社
御蔵道
船で運ばれた米が、この路地を通って松木神社境内の蔵屋敷まで運ばれたことからこの名がついたそうです。
松木神社
中条橋までもどり、ここから熊川城跡に向けて出発です。(13時58分)
熊川宿を眼下に見ながら急坂をジグザグに登っていきます。
河内川ダムを望んだあとは、
白石神社に下山しました。(14時45分着)
宿場館(若狭鯖街道資料館)
昭和15年に熊川村役場として建てられたものです。
15時25分、熊川宿を出発し、次の目的地に向けて出発です。
信長の隠れ岩(15時45分~16時15分)
浅井長政の裏切りで、織田信長が撤退して京に戻る途中、一時的に身を隠したとされる岩です。
入口はふさがれています。
今日の宿「若杉末広亭」に到着です。(16時50分着)
宿に荷物を置いてすぐ、歩いて向かった先は、小濱神社と
小浜城跡です。(17時13分~17時25分)
本丸からは、若狭湾を望むことができます。
18時50分、夕食。今日の一日は終了です。
6月19日(日) 2日目
2日目は、織田信長の朝倉攻めの「金ケ崎の戦い」で信長が撤退したことで有名な金ヶ崎城跡から天筒山までの金ケ崎トレイルを歩きます。
7時朝食
8時20分、宿を出発し、金ケ崎城址駐車場には、9時到着です。
旧敦賀港駅ランプ小屋
金崎宮の鳥居をくぐってスタートです。(9時15分)
金崎宮でお参りを済ませた後は、
花換(はなかえ)の小道を進んでいきます。
自刃見込地(金ヶ崎経塚)
階段をひたすら登っていくと、金ケ崎城址(月見御殿跡)に到着です。(9時46分着)
ここからは、絹掛崎とセメント工場を望むことができます。
三の木戸跡(10時6分)
焼米出土跡
二の木戸跡
一の木戸跡
階段を登ったところは、見張台跡で、天筒山山頂にある展望台です。(10時39分着)
金ヶ崎城の支城である天筒山城があったところだそうです。
展望台の上からの眺めは素晴らしく、敦賀湾や
中池見湿地を望むことができます。
この金ケ崎トレイルは中池見湿地まで続いているのですが、私たちは天筒山入口に下っていきました。(駐車場着11時33分)
最後に訪れたのは「気比の松原」です。(11時42分~12時15分)
敦賀湾に面して東西約1.5㎞、南北400m続いており、静岡県の「三保の松原」、佐賀県の「虹の松原」とともに日本三大松原として有名です。
その後、日本さかな街で海鮮丼の昼食です。(12時22分~13時30分)
買い物も済ませ、敦賀ICから一路岡山に向かいました。
18時岡山着です。