2024年7月22日(月)~24日(水)

 

2013年に初めて訪れた天生湿原では、サンカヨウとミズバショウなどのお花畑に大感激しました。

季節を変えて次の年の2014年、今度は7月のニッコウキスゲの群生を見たくて計画しました。

ところが、道が落石のため通行止めになっていることが行ってからわかり、断念して乗鞍岳の散策をしました。

今年、再度7月の天生湿原と乗鞍岳を計画しました。

日程が合わず、考えていた時期より1週間遅いので、どんな花が咲いているのか、心配です。

 

全体移動図

 

7月22日(月) 1日目

岡山駅発ひかり500号に乗って岡山を出発しましたが、新幹線車両点検補修作業中脱線のため新大阪止まりだということが分かりました。

山陽本線で行くしかないかと思っていたら、間引き運転して各駅停車で名古屋まで行くとのアナウンスがあり、ホッと一安心です。

 

9時42分到着予定が約50分遅れて10時32分に名古屋駅に到着です。

名古屋駅近くでレンタカーを借り、山口の友達とも合流して目的地の出発です。

 

はじめの目的地は小牧城です。(11時42分~12時32分)

標高86mの小牧山に永禄6年(1563)、織田信長が城を築き、積極的に美濃攻略を行ったとのことです。

 

うっそうとした参道には、たくさんのヤブミョウガが咲いていました。

 

山頂は天守閣ではなく、小牧山歴史館となっていました。

 

昼食は小牧山近くの「キッチン天の川」でいただきました。(12時51分~13時50分)

 

次の目的は、「犬山城」です。

犬山城は1537年、室町時代に築城され、現存する日本最古の天守閣をもつ、国宝五城のひとつです。

 

犬山城(14時24分~15時17分)

木曽川のほとり、小高い山の上に建てられたお城で、信長・秀吉・家康の3人が奪い合ったそうです。

 

天守最上階からの眺め 真下を流れる木曽川は交易の要衝として栄えたそうです。

 

城下町でしょうか。間口の狭いお店が立ち並んでいます。

 

地下は天守の出入り口になっていますが、天守を支える石垣や太い梁を見ることができます。

 

すぐそばにある「三光稲荷神社」

 

白川郷の中をぐるっと車で1周し、今日の宿である「民宿 大田屋」に17時47分、到着です。

 

「すぐに夕食を」とのことで、山菜料理をおいしくいただきました。

今日の宿泊は、私たちと外国からのファミリーの2組だけでした。

 

その後、「白川郷の湯」で汗を流し、就寝です。

 

7月23日(火) 2日目

 

6時、朝食までに展望台に行こうと車で出発しましたが、通行止めになっていて車ではいけないことが分かりました。

車を置いて、歩いていくことにしました。

 

萩町城跡が展望台になっています。(6時30分)

 

萩町城跡から見る白川郷合掌造り集落です。

 

集落を散策して宿まで帰りました。

 

7時30分、朝食

 

天生湿原・籾糠山実績図

 

宿を8時15分に出発し、天生峠に向かいます。(8時40分着)

靴底をきれいに洗って9時、登山口を出発です。

 

ヒヨドリバナ

 

タケシマランの実

 

カニコウモリ

 

ツルアリドオシ

 

ワタスゲ

 

モウセンゴケとツマトリソウ

 

籾糠山の由来が書かれていました。

 

アカモノの実

 

オオウバユリ

 

ニッコウキスゲ 数は少ないですが、まだ残っていました。

 

ミズバショウの葉

 

シラヒゲソウ

 

エゾアジサイ

 

タマガワホトトギス

 

コウモリソウ

 

巨木がたくさんあります。

 

ところどころに熊除けのドラム缶がつるしてありました。

 

ギンリョウソウ

 

サンカヨウの実

 

ツルリンドウとマイヅルソウの実

 

ツバメオモトの実

 

キヌガサソウ

 

沢を渡り、カツラ門に向かいます。

 

カツラ門

 

木道のすぐそばにシラヒゲソウが咲いていました。

天生湿原、カラ谷分岐、ミズバショウ群生地を抜けて籾糠分岐から籾糠山へ、そしてカツラ門を経て登山口に14時49分、到着です。

大群生は見られませんでしたが、たくさんの花に出会うことができました。

おまけに植物に詳しい愛知からきたという人と一緒になり、花の名前を教えてもらうことができました。

15時、駐車場を出発し、今日の宿に向けて出発です。

 

17時50分、本日の宿「乗鞍高原 御宿こだま」に到着です。

 

奥に一人用ベッド、右奥に3人のベッドがあり、とても広く、ゆったりとくつろげそうです。

 

18時30分、夕食

 

温泉は乳白色で、露天風呂もありました。

気持ちよく就寝と思ってたのですが、天気予報を見てみると明日は雨、しかも雷だということが判明しました。

心配しながら明日を待つことになりました。

 

7月24日(水) 3日目

 

7時朝食

 

しばらく様子を見ていましたが、激しい雨と時折鳴り響く雷で、乗鞍岳登山はあきらめることにしました。

宿を8時出発し、乗鞍観光センター(こからでバスに乗っていく予定でした)まで行ってみましたが、雨はやみそうにありません。

心を残しつつ、乗鞍登山はあきらめ、名古屋駅に帰るまでに立ち寄ることのできる道の駅と城巡りをすることにしました。

 

道の駅「木曽川源流の里きそむら」(9時11分~9時28分)

 

道の駅大桑(10時37分~10時52分)

 

昼食は「末廣」でウナギ料理(11時29分~12時35分)

 

苗木遠山資料館で「続100名城」のハンコをもらい、苗木城跡に向けて出発です。(12時48分着)

苗木城は木曽川の右岸、高森山の山頂部にあります。遠山氏が戦国時代(1526年)にこの地に築きました。

石垣は天然の巨岩を利用して構築された、大変珍しいものだそうです。

 

足軽長屋からの眺望 天守跡と恵那山を望むことができます。

 

大矢倉

 

二の丸

 

坂下門跡

 

天守展望台

 

展望台からは、木曽川や恵那山、中津川市街の眺望を楽しむことができました。(13時19分)

天守の柱があった場所を再利用して展望台を立てたそうです。

 

馬洗岩 この岩の上に馬を乗せて洗ったと言い伝えられています。

 

次に向かったのは、岩村城跡です。標高717mに建てられたこの城は、日本一高い地に築かれた城だそうです。日本三大山城としても有名です。

岩村歴史資料館に車を停め、ここから歩いていきます。(14時26分~15時54分)

 

石畳の道を進んでいきます。

 

一ノ門、土岐門、畳橋と進むと、

石垣を何段も積み上げた岩村城が現れました。

 

最上階が本丸です。(15時10分)

 

タマアジサイ

 

ここから名古屋駅に向けて車を走らせます。17時50分、レンタカーを返却し、名古屋駅発19時12分の新幹線に乗車、岡山駅着21時6分で帰りました。

天気が急変し、ハプニングもありましたが、来年また乗鞍岳に行くことができるよう、楽しみにしています。