2015年6月29日(月)~7月6日(月) 岡山空港発 阪急交通社「トラピックス」 利用
5日目(7月3日)
本日はベローナ郊外のホテルに宿泊しました。
ホテルで朝食です。
宿泊ホテル「CTCベローナ」
9:00にホテルを出発し、湖水地方を巡ります。
まず、訪れたのはガルダ湖畔のシルミオーネです。(10:00)
(ベローナ~シルミオーネ間 約44km)
シルミオーネは、ガルダ湖に突き出た細長い岬の突端にある町です。
「スカラ家の城塞」
湖と港を取り囲むように城壁と塔が建っています。
13世紀にスカラ家マスティーノ1世が建造しました。
内部は、二重の城壁で囲まれています。
この後、コモ湖に向けて出発しました。
途中、高速道路上のドライブインで昼食です。
ピザ1/4サイズでもかなり大きいので、2人でいただくことにしました。
尚、500mlのファンタオレンジは2.6ユーロ(約380円)します。
コモ湖畔に広がる世界的な保養地、コモに到着です。(14:00)
(シルミオーネ~コモ間 約170km)
この街の中心には、内部が典型的なゴシック様式であるドゥオーモがそびえています。
上の写真はそのドゥオーモの内部です。
ケーブルカーで湖畔の駅から 、フルナーテ山の中腹まで上っていきます。
ただし、写真のとおり木が邪魔をして、コモ湖を一望できるわけではありません。
がっかりしてケーブルカーを降り、湖畔の道を街の中心に向けてトボトボ歩きました。
コモは金持ちの保養地なので、上の写真のような別荘群がビューポイントなのかもしれません。
この街は避暑地にもかかわらず、今回は気温が高く、中心街まで戻ると疲れてヘトヘトです。
思わず、マックでソフトクリーム(0.9ユーロ)とシェイク(1.0ユーロ)を注文しました。
この旅行では、飲み物等の値段を結構高く感じていたのですが、この値段は日本並のようです。
コモでの観光を終え、ミラノに向かいました。
(コモ~ミラノ間 約50km)
夕食のため、ミラノ郊外のリストランテ「SAPORI」に立ち寄りました。
リングイネ・トマトソース
ひらめのムニエル フルーツサラダ
その後、ミラノ郊外のホテル「グランド ディカ ディ マントヴァ」に宿泊しました。(19:30)
6日目(7月4日)
ホテルで朝食
8:00にホテルを出発し、アルプス観光のためチェルビニアに向かいます。
(ミラノ~チェルビニア間 約190km)
高速道路から、水田を見ることができます。
お米作りは北イタリアでは、珍しくありません。
アオスタ渓谷を通り、チェルビニアの街の手前にあるラーゴブルー(青の湖)に着きました。(10:30)
湖面にモンテチェルビーノが映っています。
モンテチェルビーノはマッターホルンのイタリア名です。
つまり、イタリア側から眺めるマッターホルンということになります。
湖のまわりには、高山植物が咲き乱れています。
この様に、湖面にパーフェクトな姿をみせるのは珍しいそうです。
上の写真では、右上に山頂が写っています。
ツアーのメンバーも、丘の上からずっとシャッターを切り続けていました。
湖から少し離れた丘の頂上から、シャッターを切ってみました。
ラーゴブルー全体の様子がよく分かると思います。
ラーゴブルーから、バスで程なくして、チェルビニアの街の駐車場に到着しました。(11:10)
この街からも、モンテチェルビーノの雄大な姿をとらえることができます。
今年は初登頂から150年となるので、記念のモニュメントが披露されていました。
街の中は、可愛い花々で飾られています。
街はずれの小路を散策してみました。
飛行機雲と、その前方のモンテチェルビーノが目の前に迫ってきます。
そして、雪解け水を抱えた川が、その流れの激しさを増していきます。
チェルビニアの中心街
リストランテ「AL SOLITO POST」で昼食です。(12:00)
後方にモンテチェルビーノが確認できます。
クレープとハムチーズのオーブン焼き
ソーセージとポレンタ
プリン(出来れば、形がくずれないように提供して欲しかったです)
モンテチェルビーノを見納めて、トリノに向け出発しました。(13:00)
(チェルビニア~トリノ間 約120km)
トリノに到着しました。(15:20)
この町はミラノに次ぐイタリア第2の工業都市です。
まず、王宮を見学しました。
この王宮は、かつてこの地に君臨したサヴォイア王家の威光を今に伝えるシンボルとなっています。
マダーマ宮殿
カステッロ広場中央にある大きな建築物で、時代や様式の異なる様々な部分で構成されています。
王宮の構造が、壁一面に描かれています。
ドゥオーモ(大聖堂)
聖骸布(キリストを包んでいたと言われる布)が納められています。
古代ローマ劇場跡
ガリバルディ通り
サッカーセリエA「ユベントス」のオフィシャルショップ
マダーマ宮殿の正面に戻ってきました。
あまりに暑いので、ツアーメンバーのほとんどがジェラート屋さんに直行です。
トリノ観光を終え、ミラノに向かいました。(17:00)
(トリノ~ミラノ間 約140km)
ミラノ郊外のリストランテ「MARECHIARO」で夕食です。(19:00)
ミラノ風リゾット
カツレツ
その後、ミラノ郊外のホテルに連泊しました。
7日目(7月5日)
朝食後、9:00にマジョーレ湖畔ストレーザに向けて出発しました。
(ミラノ~ストレーザ間 約90km)
途中、高速道路上のドライブインで休憩していると・・・
ツーリングの集団に遭遇しました。
確認する限り「HONDA」ばかりの1500ccスクーターに圧倒されます。
私のスクーターHONDAスペーシー100とは、迫力が段違いです。
マジョーレ湖畔のストレーザに到着しました。(11:00)
ストレーザの船着き場から、マジョーレ湖に浮かぶベッラ島に船で渡ります。
ベッラ島は、ストレーザから約400m離れた、美しい島です。
島のほとんどは、17世紀のボッロメオ宮殿と庭園で占められています。
ベッラ島からストレーザの別荘群を眺めてみました。
ベッラ島からストレーザへの船での帰り道、ベッラ島の北西に位置するペスカトーリ島の周りを一周します。
船からベッラ島の庭園を撮影しました。
お昼ごはんはフリーとなっています。
街の中心カドルナ広場の「Cafe Torino」でいただくことにしました。
海鮮ピザ と ベジタブルサラダ
あまりにでかいので、2人でいただきます。
このあと、ルガーノ湖畔ルガーノに向けて出発しました。
(ストレーザ~ルガーノ間 約130km)
ルガーノ到着です。
街の催物の交通規制のため、湖畔に乗り入れることができず、高台の駅近くにバスを止めました。(15:30)
高台から徒歩で湖畔まで下り、時間がないので写真を撮ったら直ぐ、もと来た坂道を上ることになります。
暑いし、しんどいし、もうクタクタです。
今回のツアーでの観光は全て終了し、ミラノ・マルペンサ空港に向けて出発しました。(16:30)
(ルガーノ~ミラノ・マルペンサ空港間 約70km)
ミラノ・マルペンサ空港到着(18:30)
大韓航空カウンターで搭乗手続き(19:00)
搭乗手続き終了後、ターミナル内のカフェテリアで一服しました。(20:00)
搭乗する大韓航空機が見える搭乗口で出発を待ちます。(20:30)
定刻22:00に仁川空港に向けて出発です。
機内食(1回目)
やっと「ビビンバ」機内食をいただくことができました。
ごはんが熱いほど加熱してあって美味しい!
ワカメスープもビビンバに合って美味しい!
韓国ビールも美味しい!
機内食(2回目)
今回は、思いのほか日本語吹替えの映画がたくさんプログラムされていたので、機内での拘束苦痛感はさほどありませんでした。
ミュージカル「アニー」の映画版やディズニー「シンデレラ」の実写版も新鮮で面白かったです。
8日目(7月6日)
仁川空港で岡山空港行きに乗り換えです。
定刻18:40、仁川空港を離陸しました。
岡山空港までは短時間のフライトですが、軽食が提供されます。
岡山空港には20:10に到着、入国審査もあっという間に終了です。
空港駐車場に8日間留め置いていた車で、21:00には自宅に着くことができました。
岡山空港発着の便利さを、改めて痛感した北イタリアツアーでした。