2015年11月7日
山口にいる友達を尋ねるのが目的半分、「歴史の道百選」にも選ばれた「萩往還」を歩くのが目的半分です。
おまけに新百名山になった東鳳翩山も訪れました。
11月7日(土) 1日目
今回は、維新の志士たちも歩いた萩往還の一部である、佐々並から萩までの約15kmを、紅葉を楽しみながら歩きます。
岡山を7時10分に出発し、岡山ICから山陽自動車道を通って、防府東ICまで行きました。
待ち合わせの佐々並にある道の駅「あさひ」には11時45分に到着です。
友達と合流し、早速「萩往還」に出発です。看板を頼りに歩きます。
民家の横の、石畳を敷いた道を登っていくと、
「佐々並市 久年集落」の看板がありました。
ここは宿駅として栄え、今は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
「萩往還」と大きく書かれた看板が目につきます。道の駅からでもよく見えます。
石畳の上にかぶさっている落ち葉を踏みながら歩いて行きます。
もみじが美しく紅葉していました。
12時12分、千持峠を通過しました。
峠を過ぎると、与三原休憩所に到着です。(12時14分)
トイレもベンチもあるので、ここで昼食にしました。
「落合の石畳」を歩いて行くと、
車道と合流しました。(13時)
車道と別れ、「萩往還」の看板をぬけると、
またまた石畳の登場です。
道端には、リンドウの花が咲いていました。
再び国道と合流すると、「新ノ切峠」の看板がありました。(13時24分)
13時27分、国道と離れ、萩往還の道をたどります。
竹林を取り除いたら、上の案内図のように見えるそうです。
一升谷十合目(五文蔵峠)に到着しました。(13時58分)
五文蔵の石畳
雨や風による損壊を防ぐために敷かれた石畳で、3km(パンフレットでは4km)にわたる急な坂道が続いています。
時折、きれいな紅葉が目を楽しませてくれます。
萩往還の地図と説明の看板がありました。
紅葉を楽しみながら進んでいきます。
町田梅之進自刃の地(14時47分)
「一升谷一合目」の看板までやってきました。(14時57分)
地下道をぬけると、明木(あきらぎ)の町に出ました。
お店のひさしに大きく「一升谷入口」と書かれていました。(15時4分)
「乳母の茶屋、萩往還交流施設」で一休みです。(15時9分)
ここ明木市も宿駅として栄え、石州赤瓦葺きの屋並みが並んでいます。
休憩所を過ぎると、
「鹿背隧道」の看板がありました。
この階段を登っていきます。
「悴坂駕籠建場」と茶屋跡(16時3分)
山道入口着(16時15分)
今日のゴールである道の駅「萩往還」に到着です。(16時20分)
ここには、たくさんの肖像が並んでいます。
ここまで車を回してもらい、一路友達の自宅に向かいました。
途中、道の駅「阿武町」で温泉に入りました。
ここから、友達の自宅まではすぐ近くでした。
夕食は、さすが漁師の家、おいしい魚づくしでした。
11月8日(日) 2日目
友人のお母さんお手製の心のこもった朝食を頂き、新百名山である東鳳翩山に向けて出発しました。
今日は雨予報なので、一周コースを辞め、板堂峠からのピストン移動にしました。
出発も少し遅らせ、7時50分に出発、「道の駅阿武町」に来ました。
昨日は真っ暗で何も景色が見えませんでしたが、海に浮かぶ島がよく確認できました。
夕陽の時がいちばん美しいそうです。
9時25分、駐車場に到着です。
しばらく萩往還の道を歩いていくと、
板堂峠に着きました。(9時34分)
ここからはずっと丸太階段が続いています。
ゆるゆる登山と聞いていたのですが、なんのなんの、アップダウンを繰り返すこと数回、ゆるゆるではありませんでした。
アキノキリンソウがまだ咲いていました。
ツタウルシでしょうか、小さな葉っぱも真っ赤に染まっていました。
主尾根鞍部(10時57分着)からは、山口市内を見下ろしながら歩いて行きます。
11時、東鳳翩山山頂に到着です。
山頂は360度の大パノラマです。霧の隙間から眺望を楽しみました。
山頂で、友人のお母さんが作ってくださった、おにぎり(おかずも)をいただきました。
途中の景色や紅葉を楽しみながら同じ道を下山しました。
12時53分、駐車場に到着です。車に乗ると、雨が降り出しました。
次は、周遊コースを巡りたいです。
湯田温泉に向かう途中、「瑠璃光寺」に立ち寄りました。(13時20分)
今まで降っていた雨も、瑠璃光寺につくと、やみました。
とても美しく紅葉していました。
湯田温泉「梅の屋」でお風呂に入り(13時50分着)、一息ついて岡山まで帰りました。
久しぶりに会えた友達と、楽しい時を共有できた2日間でした。