2016年3月13日
広島県庄原市に、地元住民に大切に保護された福寿草が花を咲かせていると聞き、訪れました。
7時10分、岡山駅南駐車場を出発し、総社ICから岡山道、中国道を経て東城ICで下車し、ためしげ福寿草の里に向かいました。
道には、看板やのぼりがたくさんあり、すぐに咲いている場所がわかりました。（9時40分着）
山裾に近づくと、黄色い点々が・・・と思ったら、たくさんの福寿草が迎えてくれました。
為重の福寿草は、日本に自生している4種類のうち、準絶滅危惧種のミチノクフクジュソウです。
特徴として、花がとても大きいです。直径7cmくらいある福寿草も存在するそうです。
朝から開いているのは珍しいそうで、日がよくあたる午後2時ごろが一番の見ごろだそうです。
花が大きいので、本当に見ごたえがありました。
小屋では福寿草の鉢も売っていて、一鉢買って帰ることにしました。
「育て方」の書いた紙もちゃんとありました。
福寿草を堪能した後は、帝釈峡に向かいました。（11時25分着）
これから渓谷に沿って歩き、中国自然歩道を通って神龍湖に向かいます。
鬼の唐門
鬼の供養塔
雄橋が見えてきました。（12時）
「雄橋」は、渓水の浸食作用によってできた長さ90m、幅18m、高さ40mの日本一の天然橋です。
新緑や紅葉の季節に、また訪れたいものです。
急斜面を登り、しばらくは渓谷ともお別れです。
ユキワリソウが咲いていました。
12時44分、あずま屋に到着
ここで昼食としました。
再び落ち葉を踏みしめながら歩いていきます。
杉林の中は、シイタケ栽培でしょうか。
木々の間から神龍湖と赤い神龍橋が見えてきました。
急斜面を下っていくと、広い遊歩道に出てきました。
さらに少しくらいトンネルをくぐると、
赤い橋が架かっていましたが、行き止まりになっていて通れませんでした。
かわいい青い花も見つけました。
神龍橋を渡っていきます。この橋では、何人もの人が魚釣りを楽しんでいました。
湖の水面まで、かなりの距離がありそうでしたが、きっと長い糸を使っているのでしょう。
14時30分、神龍湖駐車場に無事到着です。
この「上帝釈峡」は、雄橋まではよく紅葉巡りに来ました。
しかし、神龍湖までは歩いたことがなかったので、今回達成できてよかったです。
ここからバスに乗り、東城ICから岡山まで帰りました。（18時30分着）
買って帰った福寿草は、1輪つぼみをつけていました。
その後2輪が茎を伸ばし、花を咲かせて目を楽しませてくれています。
来年も花開くか、今からとても楽しみです。
