2015年12月13日
12月13日、青春切符を利用し、本年度最後の山行として桶居山(おけすけやま)を訪れました。
低山ながら岩尾根が続く登山道からは、ずっと展望を楽しむことができると聞いています。
同じ播磨アルプスでも、高御位山は何度か行ったことはあるのですが、桶居山は初めてなので楽しみです。
岡山駅を6時14分に出発し、姫路駅で乗り換えです。
一つ早い電車に乗れたので、8時5分には曽根駅に到着しました。
8時20分、豆崎登山口着、頭上に登山口の小さな看板が備え付けられていました。
登山口に入ると、いきなり目の前に急勾配の岩肌が現れました。
ふり向けば、周りの街並みと紅葉まで楽しむことが出来ました。
今年の紅葉は、遅れ気味のようです。
経塚山古墳 8時29分
さらに岩稜を登っていくと、
鷹ノ巣山西峰、東峰、高御位山の稜線がちらちらと見えはじめました。
ツツジも
真っ赤に染まった葉っぱも
また、遠く瀬戸内海も見渡すことができました。
周りの景色を楽しみながら歩いて行くと、
見晴らし台と百閒岩が見えてきました。
播磨アルプスの山々は、南側が火事で焼け、所々植林された木々が見えました。
9時32分、展望台に到着です。
展望台を過ぎると、すぐ百閒岩の登りが始まりました。大きな一枚岩が広がっています。
時には手を使い、時には展望を楽しみながら岩を登っていきます。
百閒岩の向こうには、鷹ノ巣山西峰、東峰を望むことができます。
急勾配の岩を制覇すると、次は目の前に見える鷹ノ巣山に向かいます。
振り返ると、今まで登ってきた道がきれいに見渡せます。
豪快に登ってきた百閒岩
鷹ノ巣山西峰 木の無い山肌に生えている笹の葉が黄色く色付いていました。
10時39分、桶居山分岐に到着です。
分岐から15分ほど進むと、面白い形の岩が現れました。人の顔?
11時10分、やっと三角の形の山、桶居山が姿を現しました。
しばらくは、下りの道が続きます。
広場を見つけて昼食をとることにしました。(11時40分)
ふり向けば、播磨アルプスの山々が、
また目の前には、これから登る桶居山の雄姿が現れました。
これから下っていく稜線も望むことができます。
桶居山に続く道、山頂までまっすぐのびています。
でこぼこの岩がずっと続いています。山頂まではもう一息です。
12時45分、山頂に到着です。山頂には、看板も何もありませんでした。
山頂からの眺めは素晴らしく、遠く姫路城も望むことができました。
13時、下山口に向かって出発です。
大岩の横をぬけ、
岩尾根を進んでいくと、
尾根道の真ん中に、鉄塔が立っていました。
四つの足の長さがすべて違っています。どうやって立てたのだろうと考えてしまいます。
振り返ると、桶居山を含め、播磨アルプスがきれいに見渡せます。
ここを歩いてきたのですね。
13時28分、分岐を別所方面に下っていきます。
大岩の間をぬけていきます。最後まで岩稜の道でした。
13時52分、下山口に到着です。
下山口には神社があり、ここから桶居山を望むことができました。
「ひめじ別所駅」に向かっている道すがらも、播磨アルプスを眺めることができました。
14時27分、「ひめじ別所駅」に到着です。
予定より早く下山したので、1時間早い14時48分の電車で姫路駅に向かいました。
乗り継ぎの39分の待ち時間で、姫路駅名物「えきそば」を食べました。
天ぷらそばが、タイムサービスで安くなっていました。
17時2分、岡山駅着でした。
岩尾根とすばらしい眺望を楽しむことができた山行でした。