2024年7月4日(木)~7日(日)
7月6日(土) 3日目
昨日、膝を痛めた二人は早池峰山登山を諦め、八幡平に向かうことにしました。
八幡平で岩手山の登山バッジを購入する目的もあります。
宿から岳駐車場までは車で1分、早池峰山に登る二人を見送り、私たちは八幡平に向かいました。
八幡平到着後、車のトラブルがありました。エンジンがかからなくなってしまったのです。
ロードサービスに電話するも、電波のつながりが今一つ、何度もかけなおし、JAFが到着するのは16時過ぎるとのことでした。
少し散策したものの、車の中でずっと待機して待っていました。
7月6日(3日目)の移動実績地図
早池峰山登山実績
6時朝食、7時に宿を出発し、シャトルバスに乗り込む二人を見送りました。
ここからは早池峰山に登った二人の記録です。
シャトルバスは満席、大勢の登山客でにぎわっています。土日しか登山口までのシャトルバスが運行されていないとのこと
7時40分登山口出発です。
早速、マルバシモツケ、
コメツツジがお出迎えです。
8時28分、1合目に到着です。
大岩がゴロゴロしている登山道を進んでいきます。
ミネウスユキソウ
キンロバイ
岩の隙間には、ホソバツメクサが咲いています。
ハクサンシャクナゲ
どこまでも続く岩の道
ハヤチネウスユキソウ発見!!
岩をぐるっと回ると、5合目御金蔵に到着です。(9時42分)
このあたりには、チシマフウロの群生が見られました。
ミヤマオダマキ
ミヤマアズマギク
ハヤチネウスユキソウ
8合目鉄梯子を登り、ほっと一息です。直登階段です。(10時19分)
まだまだ続く岩の道、10時39分に剣ヶ峰分岐に到着です。
ここからはしばらく木道が続きます。
木道の両側は、お花畑です。
ヨツバシオガマ
コイワカガミ
オオシラビソ(別名アオモリトドマツ)
コバイケイソウ 周りはお花畑です。
上に見える小屋は頂上避難小屋です。もうひと踏ん張りです。(10時50分)
ナナカマド
カラマツソウ
チングルマ
11時3分、頂上避難小屋に到着です。
11時5分、早池峰山山頂に到着です。
ここまでの岩もすごかったですが、山頂も巨岩が重なり合い、迫力満点です。
この山は蛇紋岩でできているので、雨が降ると滑りやすくなり登山は難しいと旅館に人に言われていましたが、雨にもあわず、よかったです。
ミヤマアズマギクとミヤマオダマキ 巨岩の隙間には、高山植物の花が咲いています。
ミヤマオダマキとミネウスユキソウ
11時33分、下山開始です。霧も晴れ、青空が見えてきました。
アオノツガザクラ
チングルマ
キバナノコマノツメ
ミヤマシオガマ
ハヤチネウスユキソウ
ハクサンシャクナゲ
ナンブトラノオ
鉄梯子のかかっている岩の間にもナンブトラノオが顔を出しています。
ミヤマアズマギク
周りの景色を堪能しながらの下山です。もちろん足元には注意して。
早池峰山ともお別れです。
色々な奇岩に出会います。イルカの顔に見えるのは私だけでしょうか。
15時1分、小田越登山口に無事到着です。
ここ早池峰山は、携帯トイレを持って登ることになっています。下山口には携帯トイレ回収ボックスがありました。
花の山といわれるだけあって、本当にたくさんの花に出会うことができました。
ハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオなど、ここでしか見られない花を愛でることができました。
小田越登山口3時12分発のバスに乗り、岳駐車場には15時34分到着です。
ここで大問題です。
迎えの車は5時をすぎないと来ることができない!!
新花巻駅までのバスはない!!タクシーはいつ来るかわからないとのこと!!
ここで助け舟があり、豪華バスで新花巻駅まで行くことができました。(約1時間のバス旅)
新花巻駅には、花巻東高校出身で活躍している大谷翔平と菊池雄星たちのグッズが展示されていました。(16時50分着)
1時間後、今日の宿である鉛温泉の送迎バスがきて、無事藤三旅館に到着することができました。
一方、八幡平で足止めをしていた私たちも、18時6分、無事に宿に到着することができました。
19時20分、全員そろっての夕食です。
館内には4浴場があり、温泉も楽しむことができました。
7月7日(日) 4日目
最終日の移動実績
7時朝食
宿泊した鉛温泉「藤三旅館」は、600年の歴史を誇る名湯の宿だそうです。
8時に宿を出発、今日は東日本大震災復興地を巡ります。
釜石から大船渡を経由し、陸前高田に向かいました。
陸前高田市立博物館から奇跡の一本松、東日本津波伝承館を歩きます。(10時50分~11時50分)
陸前高田ユースホステル
堤防を歩いた後は東日本津波伝承館へ向かいます。
気仙沼近くの「お魚いちば」で昼食をと行ったのですが、人が多くて断念、近くのお店で「カキフライ」をいただきました。(12時40分~13時30分)
南三陸町震災復興祈念公園の中にある旧防災対策庁舎(14時11分~14時29分)
鉄骨のみが残っています。
その後、一路仙台空港まで車を走らせました。(16時28分着)
仙台空港発17時30分→伊丹空港着18時50分
その後、駐車場に向かい、岡山まで車を走らせました。(22時5分着)
ハプニングもありましたが、これも楽しい思い出の一つとなりました。