2015年4月4日
青春18切符を利用した登山の第4弾として、香川県の女木島に花見に行きました。
女木島は鬼が島とも呼ばれ、桃太郎伝説の島です。
この山行は、昨年春(ちょうど1年前)計画し実施したのですが、女木島に着いてすぐ嵐に遭遇しました。
そこで予定変更して大洞窟に入り、屋根つきの休憩所でお昼を食べて、這う這うの体で帰ったという経緯があります。
今年はリベンジ山行ということで、再度計画して行きました。
計画書
地図
岡山発8時24分、マリンライナーで高松まで行き、花見用の飲み物を買いました。
高松港発10時のフェリーに乗船しました。
高松港の赤灯台です。総ガラス張りで、夜になると、赤色灯が照らされ、とても美しいそうです。
出港してすぐです。向こうに女木島全景が見えています。
たくさんのお客さんが乗っていて、座ることができませんでした。
デッキにでていると、カモメにエサをやっている人がいて、たくさんのカモメがやってきました。
10時20分、女木島到着です。
港から海岸沿いに歩いて行きます。
オオテと呼ばれる石垣に囲まれています。オトシと呼ばれる季節風から守る防風壁だそうです。
海沿いの道は桜並木になっていて、灯台を目指して歩きます。
歩く道も、桜の花びらできれいに染まっています。
途中、アケビの花を見つけました。
桜のトンネルをくぐり、海を眺めながら歩いて行きます。
途中、「鬼が島」と書いた大きな看板がありました。
ここから灯台にはいかず、タカト山を目指して山道に入っていきます。
梅の花や海を眺めながら、急勾配を登っていきました。
もちろん、さくらも咲き誇っています。
ヤマブキの花が群生していました。
青色のかわいいホタルカズラの花がたくさん咲いています。
スミレの群生
ゴロゴロした岩場を登りながら頂上を目指します。
途中の景色や様々な花が疲れた心を癒してくれます。
遠く、瀬戸大橋も見えました。
11時37分、タカト山到着です。向こうに屋島が見えます。
鬼ヶ島スカイラインという看板がありました。
この道が「登山して最高の景色を堪能できる道」ということでしょうか。
頂上からの道はとても歩きやすい道です。
スミレやヤマブキ、桜などの様々な花が咲き乱れていて、とても満足することができました。
12時、日蓮上人銅像へ到着しました。
ここにはたくさんの桜の花が咲いています。
行き止まりなので、ここで昼食をとることにしました。
この白い桜は、オオシマザクラです。
塩の害に強いということで、海の近くにたくさん植えられたそうです。
日蓮上人銅像まで登ると、瀬戸内海の島々から桜の景色まで、とても素晴らしかったです。
景色を堪能したあとは、昼食タイムです。
桜の下でみんなで持ち寄った具材を並べて手巻き寿司を中心として宴会が始まりました。
味噌汁とコーヒーもあり、本当においしかったです。
昼食後、港に向けて下山しました。途中、かわいい鬼の銅像が立っています。
帰りの道々にも桜並木が続いています。
メインストリートは、バスも走ります。レンタサイクルで回っている人も多かったです。
アロエの花が咲いていました。やはりここは温かいのでしょうね。
小さな公園に、大きな桜の木とツツジの木を見つけました。
今日、通ってきた道です。ずっと桜並木が続いていて、とても素敵です。
喫茶店を見つけ、入ることにしました。
女木ミカンのバウンドケーキやオレンジジュース、ジェラートなど、魅力的なメニューがたくさんありました。
15時20分発のフェリーに乗り、高松港まで帰ります。
船の中から女木島を望みました。白く見えるのは、すべて桜です。素晴らしかったです。
15時40分、高松港に到着です。マリンライナーに乗って岡山駅に帰りました。
今年は桜が堪能できてよかったです。
参考 : 昨年(平成26年、2014年)春、嵐に遭遇し、避難がてら入った女木島洞窟内で見つけたものです。
瀬戸内芸術祭で、地元の子供たちと作成した鬼の面がたくさん並んでいました。