2016年12月4日(日)
源平合戦の歴史を訪ね、屋島を縦走しました。
岡山駅7時55分発のマリンライナーに乗り、高松駅には8時50分到着です。
ここから琴電に乗ります。
瓦町で乗り換え、古高松には9時43分に到着しました。
登山開始です。
駅を降りると、早速目の前に屋島を望むことができました。
屋島は南北に細長く、屋根の形をした溶岩台地ですが、
古高松駅から眺める屋島は、南側から眺めるため三角の形をしています。
しばらく川沿いに北に向かって歩いていくと、屋島の形がどんどん変わっていきます。
「源平合戦史跡」の案内板があります。
「義経の弓流し」の場(10時12分着)
「菊王丸の墓」(10時25分着)
「安徳天皇社」(10時40分)
「佐藤継信の墓」(10時53分)
義経の身代わりとなって討死した佐藤継信を皆に知らせるためにつくられたものです。
民家の間の細道を屋島に向かって直登です。
途中、鶏も道に出てきて散歩しています。
かなりの急登です。
車道(屋島ドライブウェイ)を渡り、さらに山道を進みます。
カサカサと落ち葉を踏みながら進んでいきます。
最後の急登の石段を進むと、
南嶺展望所に到着です。(11時45分)
今にも降りそうな雨も、何とかもってくれました。
ここで昼食としました。
昼食を終えて出発の時には、雨も本降りになってきました。
両側に赤と白のサザンカを愛でながらの出発です。(12時25分)
屋嶋城(12時30分着)
「663年、白村江の戦いでの敗戦後、中大兄皇子が倭国を守るために九州から瀬戸内海にかけて山城を築かせた1つ」と書かれています。
城壁、城門が修復され、1350年を経て甦ったそうです。
南嶺三角点へ。(12時45分着)
屋島寺仁王門(12時50分)
屋島寺本殿
本殿横には屋島狸を祀る「蓑山大明神」がありました。
土産物店を横目で眺めながら「獅子の霊厳」へ。
本来なら高松市街の展望が楽しめるのですが、あいにくの雨でベールに包まれています。
水族館、談古嶺を過ぎ、遊歩道を北に進みます。(13時40分)
遊歩道に沿った山道に入り、
ベンチや池のある広場に到着です。
広場横の細い道を進むと、
「千間堂跡」に到着です。(14時5分)
「北嶺三角点」の場所がわからず、そのまま「遊鶴停」へ。(14時20分着)
瀬戸内の大展望が望めるはずが、何も望めないので早々に「北嶺登山口」に向けて下山することにしました。
ここからの道は岩あり、階段ありの急坂を下っていきます。
雨で滑りやすくなっているので、慎重にゆっくりと進みます。
採石跡の洞窟がありました。
林の中を下り、「北嶺登山口」に到着です。(14時55分)
再び林の中に入っていきました。
「長崎鼻古墳」の看板がありました。
最後の階段を下っていくと、
「長崎ノ鼻」に到着です。(15時17分)
ここには、砲台跡があります。
景色を堪能した後、再び階段を上り、岡の上に待機している送迎バスで「屋島健康ランド」に向かいました。
入浴、宴会のあと、JR高松駅(19時10発)からマリンライナーで岡山に帰りました。(20時03分着)
雨で景色は今一歩でしたが、屋島を縦走し、源平合戦の歴史を訪ねることができてよかったです。