2023年8月16日(水)~18日(金) 3日間
8月14日(月)から5日間かけてゆっくり槍ヶ岳を楽しもうと計画していたのですが、この時期、台風襲来で大雨予報が!!
やむなくキャンセルし、以前から行きたいと友達がいっていた高千穂峰に行くことにしました。
8月16日(水) 1日目
岡山駅を6時51分の新幹線に乗り、鹿児島中央駅には9時46分着です。
お盆真っただ中ということもあり、新幹線は岡山駅からすでにすし詰め状態で、新幹線に乗れるのかと心配したほどでした。
博多を過ぎる頃には落ち着いて座ることができました。
鹿児島中央駅でレンタカーを借り、出発です。
ここ鹿児島も台風の影響か、天気があまりよくなく、少しでも雨の少ない今日、高千穂峰に行くこととし、車を走らせました。
高千穂河原ビジターセンターに車を置き、ここから登山開始です。(11時57分着)
天孫降臨神話の舞台といわれる山で、坂本龍馬とおりょう夫妻が日本で初めて新婚旅行で訪れたというこの山を楽しみにしています。
霧島神宮古宮址までの参道を歩いた後は、
登山道に入っていきます。(12時19分)
うっそうと茂った樹林帯の中の石階段や石畳を進んでいきます。
次にガレ場の急登が続きます。霧に覆われて見えにくいし、ガレ場が広く続いているのです。
登山道が分からなくなりそうで黄色のペンキだけが頼りです。
御鉢の頂上にきたようです。(13時37分)御鉢の火口縁を進んでいきます。
ちらっと見えていた火口もあっというまに霧に覆われてしまいました。
高千穂峰まであと0.6mの看板を見つけました。(13時57分)今度はザレ場です。
脊門丘(鞍部、せとを) 霧島神宮元宮と書かれていました。(14時1分着)
晴れていれば、鳥居の向こうには高千穂峰が綺麗に見えたことでしょう。残念!!
あと430mの看板を見つけましたが、火山礫や軽石の積もったこの道は、一歩進むたびに半歩は下がるという状態で、なかなか前に進みません。
14時36分、高千穂峰山頂に到着です。山頂には逆さに突き立てられた三つ叉の鉾、「天の逆鉾」があります。
ニニギノミコトが降臨の際に突き立てたとされているそうです。
ここでコーヒータイムとし、体を少し温め15時、下山開始です。
ガレ場の下山は急坂で登山道はわかりにくいし、大きな岩もたくさんあり、なかなか大変でした。
高千穂河原に16時58分到着、トイレを済ませ宿に向けて出発です。
霧に包まれて景色はほとんど見えませんでした、あまり雨にあうこともなく、よかったです。
18時30分、ホテルに到着です。同行者の友人が鹿児島に在住とのことでホテルで待ち合わせし、鹿児島名物料理が食べられるお店を予約してくれていました。
ホテルからすぐの「且座」という居酒屋です。店員に聞きながら鹿児島のおいしいグルメを堪能しました。(18時56分~21時9分)
ホテルに帰ったのは21時18分でした。すぐお風呂に入り、就寝です。
8月17日(木) 2日目
朝食はホテルのバイキングです。(7時20分)
今日は鹿児島東方面の宮崎南部にあるお城を巡り、都井岬を訪れることにしました。ホテルは8時45分出発です。
まずは志布志市埋蔵文化センターに行き、続100名城の印鑑をもらい、内城の復元模型を見学しました。(10時37分~10時52分)
埋蔵文化センターから志布志城駐車場までは約2.5㎞、車で約8分とのこと、観光駐車場がありました。(11時着)
「志布志城」は内城、松尾城、高城、新城の4つの山城をあわせたものだそうです。すべては回れないので、内城の本丸を目指すことにしました。
駐車場の隣に志布志麓庭園(平山氏庭園)があるので立ち寄りました。(11時8分)
志布志城跡本丸から矢倉場をまわって下山しました。(11時15分~11時45分)
「鬼塚製茶」というお茶屋さんがありました。試飲させてもらいました。
都井岬に向かう途中、道の駅串間にある「ウミヤマショクドウ」でブリ料理を食べました。(12時18分~13時18分)
隣にある回転寿司店は人があふれていました。
都井岬に向かって車を走らせていると、向かいから野生馬が群れでやってきてびっくり!!
都井岬灯台駐車場に到着した途端、大雨が降りだしました。少し待っていると小降りになってきたので、灯台に向けて出発です。(13時52分着)
都井岬灯台と灯台からの景色(13時55分~14時20分)
チケット売り場の方に聞くと、朝は野生馬がここまで散歩にきているとのことです。今日も親子連れの馬が来て、階段も登っていったそうです。
私たちが見た馬は、散歩から帰っている馬だったのでしょう。
どうしても野生の馬が見たくて高台に上がってみると、たくさんの馬が集まり、草を食んでいました。
最後に訪れたのは、飫肥城です。まず飫肥城歴史資料館で100名城スタンプを押しました。(15時37分着~16時28分))
この飫肥城の大手門は、樹齢約100年の飫肥杉を使って昭和53年に復元された櫓門だそうです。
うっそうとした城内には、飫肥杉がたくさん茂っています。
その後、車を走らせ、ホテル到着は18時34分です。
今日も夕食はホテル近くの鹿児島名物が食べられる場所、「吾愛人(わかな)」です。(18時56分~20時5分)
ホテル到着は20時15分です。
8月18日(金) 3日目
私たちが2日間宿泊した「ホテル サンデイズ」です。鹿児島中央駅から近く、にぎやかな繁華街にあり、夕食にも困ることなく大変良かったです。
リニューアルしたばかりだそうで、部屋も広くとてもよかったです。
今日の朝食(7時)
ホテルを8時15分に出発し、向かった先は「城山公園」です。(8時20分~8時35分)
展望台からは、かつての城下町を望むことができます。また、今日も桜島は裾野だけ顔を出し、重い雲に覆われています。
西郷隆盛洞窟(8時40分~8時53分)
1877年9月、西南戦争で死を決した西郷隆盛が5日間過ごしたこの洞窟を出て、49歳の生涯を閉じたといわれています。
鹿児島城(鶴丸)御楼門 令和2年3月に復元されたそうです。
(9時7分~9時41分)
本丸跡地には黎明館が建ち、図書館や歴史・美術センターとして利用されています。
御楼門をでた内堀には、まだハスの花が咲いていました。
次に訪れたのは「ミュージアム知覧」と「知覧特攻平和会館」です。(11時~11時50分)
戦争遺跡を見ながら戦争・平和について考えさせられました。
次に知覧城跡に向かいました。(12時25分~13時)
知覧城は標高約170mのシラス台地を刻む侵食谷を利用造られたお城で、「天剣の城」と称される中世山城だそうです。
ここも本丸だけ、行くことにしました。
標識に従って進んでいきます。
間の道は、浸食谷を利用した天然の「空堀」です。
本丸跡に到着です。(12時39分)
最後に訪れたのは、知覧武家屋敷群です。(13時4分~15時6分)
高城庵で昼食です。(13時11分~14時25分)
知覧茶を使用した「お茶うどん」と鹿児島名物「両棒もち(ぢゃんぼもち)」です。
「自家製だいだい」もおいしかったです。
古い屋敷のたたずまいだけでなく、石垣と生垣の美しさが見事に調和されて、美しいです。
その後、鹿児島中央駅の駅レンタカーに車を返し(16時30分)、お土産を買って駅ホームに向かいます。
鹿児島中央駅17時53分発→岡山駅着20時52分の新幹線で帰りました。
急遽決まった鹿児島の旅でしたが、気になっていた大雨にも合わず、実りある旅となりました。