2015年11月3日

「昼は銀色の波が、夕暮れには金色の波となる」曽爾高原(そにこうげん)は、日本一のすすきの群生地です。

その金銀の波がうねる高原をそぞろ歩きたく、訪れることにしました。

 

11月3日(火) 1日目

朝6時30分に岡山駅をバスで出発し、山陽ICから山陽道、中国道、近畿道、西名阪道、名阪国道を経て針ICで高速道を降りました。(10時)

 

CIMG9147

11時40分、曽爾村役場でトイレを貸してもらいました。

「曽爾高原お亀の湯」まで車を走らせる予定でしたが、大混雑しているとの事で、バスを降りて歩くことにしました。

 

CIMG9148

兜岳、鎧岳がきれいに見えます。(こちらは兜岳)(12時)

 

CIMG9151

CIMG9153

「ほたる公園入口」の看板を下り、かずら橋を渡っていきます。

 

CIMG9154

曽爾高原のススキの原が少しだけ顔を出してくれました。

 

CIMG9159

振り返れば、鎧岳の雄姿が見えました。

 

CIMG9166

東海自然歩道を通りながら、「曽爾高原お亀の湯」までやってきました。

道路は、駐車したい車であふれていました。(12時30分着)

 

CIMG9167

CIMG9170

「東海自然歩道」と書かれた看板から林の中に入っていきました。

 

CIMG9175

さらに遊歩道を歩いて行くと、「国立曽爾青少年自然の家」に着きました。(12時50分)

 

CIMG9176

自然の家からは、ススキの原が、きれいに見渡せます。

ここで昼食としました。

 

CIMG9187

13時40分、銀色に輝くススキの中を、歩いて行きます。

階段がずっと続いています。

 

CIMG9192

少し上がると、お亀池が見えてきました。

 

CIMG9198

CIMG9204

14時、亀山峠に到着です。ここから亀山(849m)を望みます。

 

CIMG9203

亀山峠から二本ボソ(996m)を望みます。

 

CIMG9205

これから倶留尊山(くろそやま)を目指します。少し大岩が続きます。

 

CIMG9206

少し進むと、ススキの間から、明日行く予定の尼ヶ岳がちらっと見えました。

 

CIMG9215

CIMG9216

ゴロゴロ岩や大岩を越える道もあります。

 

CIMG9219

CIMG9217

登山道の木はほとんど葉っぱが落ちていましたが、まだまだ美しい紅葉を見せてくれています。

 

CIMG9222

CIMG9223

小屋が見えてきました。

二本ボソから倶留尊山の間は、私有地のため、ここで入山料500円を払います。

 

CIMG9225

小屋を過ぎると、日本ボソ頂上に到着です。(14時30分)

 

CIMG9262

日本ボソ山頂から望むことのできる山々の看板がありました。

 

CIMG9224

日本ボソ山頂からの眺め① 曽爾高原と亀山が見えました。

 

CIMG9227

日本ボソ山頂からの眺め② これから目指す倶留尊山を望みます。

 

CIMG9228

日本ボソ山頂からの眺め③ 尼ヶ岳と大洞山も望むことが出来ました。

 

CIMG9230

CIMG9232

14時37分、倶留尊山に向けて出発です。

急降下したら、そこは落ち葉のじゅうたんになっていました。

 

CIMG9238

CIMG9241

頂上直前は、最後の難関、木の根道と大岩がまっていました。(15時8分)

 

CIMG9244

15時9分、倶留尊山山頂に到着です。

 

CIMG9242

CIMG9250

山頂からの眺めも素晴らしかったです。

 

CIMG9254

15時25分、下山開始です。同じ道を帰っていきます。

途中、登山道の下を見ると、きれいに紅葉していました。

 

CIMG9265

「日本ボソ」まで帰り、「イワシの口」の看板をたよりに下りてみました。(15時53分)

 

CIMG9264

岩の突き出た所があり、展望が開けていました。

遠くから見ると、イワシの口に見えるのでしょうか?

 

CIMG9272

16時16分、展望広場まで帰ってきました。

 

CIMG9283

CIMG9284

しばらく夕暮れ時の曽爾高原の景色を堪能しました。

 

CIMG9291

亀山を通って下山する予定でしたが、時間も遅いということで、そのまま階段を下りました。

太陽が沈むにつれて、山の色が金色に変わっていきます。

 

CIMG9297

お亀池付近まで下りて振り返ると、高原全体が金色に輝いていました。(16時50分)

 

CIMG9305

CIMG9310

太陽に照らされた曽爾高原のススキ、本当に素晴らしいです。

夕暮れになるほど、人が多くなってきたのもうなずけます。

 

CIMG9311

CIMG9315

お亀池の周りには、山灯りがともされ、とても幻想的です。(17時)

 

CIMG9322

17時30分、「お亀の湯」に到着です。

多くの人であふれ、整理券まで出ましたが、大きな露天風呂とアルカリ性独特のぬるぬるの湯で大満足でした。

 

CIMG9325

「お亀の湯」を出発し、18時45分、今日の宿「豊栄」に着きました。

 

CIMG9323

19時15分、夕食です。

仕出し屋ということで、パックに入った夕食でした。

 

11月4日(水) 2日目

 

CIMG9343

6時20分、民宿「豊栄」を出て、朝の散歩です。

 

CIMG9328

青蓮寺川に沿って歩いていくと、川に沈下橋がかかっていました。

 

CIMG9332

門僕(かどふさ)神社には、珍しいイチョウの木があるということで立ち寄りました。(6時40分)

 

CIMG9330

CIMG9333

「御葉付イチョウ」といって、葉のふちにぎんなんを付けるそうです。

付けた葉っぱが見当たらなかったのは残念!

岡山にも、同じようなイチョウの木があるそうです。

 

CIMG9337

この神社には、鹿が祀られて?いました。

 

CIMG9341

兜岳と鎧岳が見えてきました。

 

CIMG9342

昔の標識でしょうか。右左と行先が刻まれています。

 

CIMG9344

散歩から帰り、7時朝食です。

7時30分出発し、今日は三重県に入り、尼ヶ岳を目指します。

尼ヶ岳は綺麗な円錐形の山で、伊賀富士とも呼ばれています。

 

CIMG9346

みつえ温泉「姫石の湯」でトイレを済ませ、8時38分、尼ヶ岳登山口の「下太郎生」に到着です。

 

CIMG9350

CIMG9353

看板を目印に、杉林の中を進んでいきます。

 

CIMG9361

コウヤボウキが咲いていました。

 

CIMG9366

足下にも看板があります。ひたすら杉林を登っていきます。

 

CIMG9376

10時10分、オオタワに到着です。ここが大洞山と尼ヶ岳の分岐になります。

 

CIMG9380

ゴロゴロ岩の道を登ったり、

 

CIMG9381

ずっと続く階段を登ったり、

 

CIMG9388

急坂を登ったりして進みました。

 

CIMG9385

大きなマユミの木が、たくさんの花をつけていました。

 

CIMG9401

11時、尼ヶ岳山頂に到着です。

 

CIMG9398

尼ヶ岳山頂より大洞山を望みます。

山頂にもマユミの木はたくさんありました。

 

CIMG9405

CIMG9402

山頂からの眺望です。

 

CIMG9404

ここで昼食タイムです。(11時11分)

 

CIMG9410

11時40分、下山開始です。長い階段を、落ち葉を踏みしめながら下っていきます。

 

CIMG9417

時々は紅葉した木々も眺めながら下っていきます。殆どが階段です。

 

CIMG9423

12時28分、富士見峠に到着しました。

 

CIMG9428

アケビの実を発見しました。

 

CIMG9432

行き道と合流し、13時24分、「下太郎生」に下山しました。

 

CIMG9434

再びみつえ温泉「姫石(ひめし)の湯」まで帰り、温泉で汗と疲れを流しました。(13時40分~14時30分)

 

CIMG9436

CIMG9437

北畠氏館跡庭園です。(15時着)

 

CIMG9456

CIMG9449

CIMG9446

緩やかな築山に並べられた巨石と池に、ほんの少し色づいたもみじが映えます。

紅葉には少し早いのが残念です。

 

CIMG9460

北畠神社

 

15時40分、全ての山行を終え、帰路に向かいました。

行きと同じく、針ICから高速に乗りました。岡山着20時40分でした。

天気にも恵まれ、素晴らしい景色を堪能した2日間でした。