2016年10月22日、23日にかけて、大和の名山「高見山」と明日香村を訪ねました。

 

10月22日(土) 1日目

岡山駅南口を6時30分に出発し、山陽道・中国道・近畿道・南阪奈道を経由して葛城ICで下りました。

本日は明日香村を訪ね、古墳巡りです。

 

まずは「キトラ古墳」を訪れました。(10時20分着)

 

キトラ古墳は、石室内に大陸風の壁画が描かれた古墳で、7世紀末から8世紀初めに築かれました。

ここ「キトラ古墳壁画体験館四神の館」は、キトラ古墳壁画保存管理施設として今年9月に完成したばかりです。

 

中に入ると、まず石室模型がありました。

 

北壁 四神「玄武」

 

南壁 四神「朱雀」

 

東壁 四神「青龍」

 

西壁 四神「白虎」

 

4面マルチ高精細映像で、キトラ古墳壁画を楽しむことができます。

そのほか、様々な展示物や体験を楽しむことができました。

 

次に訪れたのは「高松塚古墳」です。(11時25分着)

 

「高松塚壁画館」に入館しました。

高松塚古墳も壁画が有名です。

 

文武天皇陵に行く途中、飛鳥歴史公園の休憩所で昼食をとりました。(12時15分)

 

文武天皇陵(12時25分)

 

ミカン畑の中を歩き、

 

棚田の広がる田園風景を眺めながら進んでいきます。

 

飛鳥の宿「祝戸荘」

 

稲渕宮殿跡(13時34分)

 

万葉歌碑

 

マラ石 明日香村にある謎の石造物の一つだそうです。

 

都塚古墳(13時50分)

 

石舞台古墳(14時15分)

 

内部に入ることもできます。

 

古い街並みを歩いていくと、

 

「伝飛鳥板蓋宮跡(いたぶきのみやあと)」です。(15時10分着)

曽我馬子邸に隣接していた皇極天皇宮殿跡で、大化改新の舞台となったといわれています。

 

飛鳥寺(15時20分)

 

飛鳥大仏(釈迦如来像)

 

庭には「飛鳥寺形石燈篭」

 

入鹿の首塚

 

水落遺跡(16時5分)

ここからバスに乗って今日の宿「椿寿荘」に向かいました。

 

17時15分、宿「椿寿荘」に到着です。

 

次々と出てくるおいしい料理を楽しみながら、一日の疲れを癒やしました。

 

10月22日(日) 2日目

 

今日は高見山登山です。高見山は、日本三百名山に数えられるとともに、天を突く三角錐の山容から、「関西のマッターホルン」との異名をもっています。

 

6時45分朝食、7時30分出発です。

 

「高見登山口」バス停から看板を頼りに進みます。(8時5分)

 

階段を上がると、「高見登山口」です。(8時25分)

 

ここは「旧伊勢南街道」で、紀州、大和、伊勢を結ぶ塩の道、米の道、魚の道の交易路でした。

また、伊勢参宮や江戸参勤交代にもこの街道を利用したそうです。

 

撞木松(しゅもくまつ)

 

色々とおもしろい看板を見ながら、昔の姿を思い、樹林帯の中を進んでいきます。

 

センブリ

 

杉林をぬけ、「小峠」に到着です。(9時30分)

 

林を通り抜け、高見峠へ。(10時15分)

 

ここから一気に急坂を登っていくと、

 

高見山山頂に到着です。(11時40分)

 

落ち葉を踏みしめながら、下山開始です。(12時16分)

 

下りにも、色々な看板がありました。昔から言い伝えられている岩が多いようです。

 

13時、平野分岐に到着です。

 

ひたすら杉林の中を下っていくと、

 

一本だけ、周囲に枝葉を広げている杉の木がありました。

 

「高見杉」です。(13時40分着)

 

サワガニに遭遇しました。

 

マツカゼソウ

 

ツルリンドウ

 

14時30分、下平野下山口に到着です。

 

「たかすみ温泉」まで歩き、ここで入浴です。(14時50分着)

 

「関西のマッターホルン」高見山が美しい姿を見せています。

 

SAからの夕景

帰りは針ICから入り、岡山に向かいました。

奈良大和路を堪能した二日間でした。