2023年5月23日(火)~25日(木)
新潟県三条市にある「袴腰山」は、毎年5月中旬から下旬にかけてヒメサユリ祭りで多くの人が訪れるそうです。
私たちも花巡りと温泉を楽しむ目的で訪れました。
5月23日(火) 1日目
岡山駅発9:06→東京駅12:24着、東京駅12:40発→燕三条駅14:34着
14時45分、今日の宿泊地である越後長野温泉「嵐渓荘」の送迎バスで宿に向かいました。
途中、八木ヶ鼻の岩壁に立ち寄りました。(15時18分)
明日は、ここから登山開始です。
15時30分、秘湯の宿「嵐渓荘」に到着です。
国登録有形文化財として登録されている建物です。ヒメサユリが出迎えてくれました。
ゆったりと温泉で汗を流した後は、18時から夕食、「しあわせコース」です。
まずは食前酒で乾杯、薬草酒です。
次々に出される料理を楽しみます。本当に幸せなひと時でした。
5月24日(水) 2日目
庭も広く、たくさんの花が咲いていました。朝の散歩です。
8時朝食
9時、宿の車で八木ヶ鼻登山口まで送ってもらいます。トイレも設置されています。小雨が降る中、ここから登山開始です。(9時22分)
八木神社でこれからの登山の安全を祈ります。(9時37分)
うっそうとした杉林から広葉樹林の広がる山道を進みます。
ギンリョウソウ
八木ヶ鼻分岐(10時17分)
私たちはそのまま袴腰山方面に進みます。
ガクウラジロヨウラク 道々にたくさん姿を見せてくれました。
追分の松(10時38分)
雨が上がり、下界の姿が見えてきました。
ロープもある急坂を登ると、
三角山に到着です。(11時24分)山ツツジが鮮やかな色をつけて咲き誇り、目を楽しませてくれます。
ここから袴腰山を望むことができます。青空も出てきました。
馬の背(11時43分)
見返りの丘(11時48分)
さらに急坂を登っていきます。ヒメサユリの姿を見ると、元気がでてきます。
12時11分、袴腰山山頂(標高526.1m)に到着です。ここで昼食とします。
山頂には、見晴らしはありませんが、ヤマツツジが満開で心を和ませてくれます。
12時40分、下山開始です。ここからは下り道が続きます。五葉の丘、見越の松と通り過ぎ、心臓破りの坂を慎重に下っていきます。
高城城址(13時30分着)
高城に咲く花の紹介がありました。
高城からの下りは、やはり急坂です。(13時49分)
ヒメサユリがちらほらと顔を出しだすと、歩きやすい道になり、「ヒメサユリの小径」と呼ばれています。
高城地蔵尊
遊歩道の両脇に咲き誇るヒメサユリの数々にしばらくは写真タイムです。
14時56分、「ヒメサユリの小径」入口に到着です。
トイレを済ませ、道の駅「漢学の里しただ」まで歩き、ここでタクシーに乗り(15時13分)、JR燕三条駅に向かいます。(16時5分着)
ここでレンタカーを借り、今日の宿である「大沢館」に向かいます。(16時5分発)
大沢山温泉「大沢館」に到着です。(17時26分)
玄関を入って目に飛び込んでくるのが、果物が浮かんでいる大きな石の鉢と囲炉裏の部屋です。
果物もお菓子も自由に頂くことができ、休憩することもできます。すごい「おもてなし」です。
18時夕食 温泉とおいしい料理で今日の登山の疲れをとりました。
5月25日(木) 3日目
7時47分朝食
コーヒーは自由に頂くことができます。
宿を8時45分に出発し、「龍ヶ窪の池」に向かいます。(9時25分~9時53分)
ブナや杉で覆われた池は神秘的で、多くの龍神伝説が残っています。
豊富な湧水からなるこの池は、決して濁ることなく、「日本百名水」の一つです。
5分ほど遊歩道を進むと、「龍ヶ窪池」と「竜ヶ窪神社」に到着です。
濁ることのないこの池は、鏡のように周りの風景を映し出しています。
最後に訪れたのは、清津峡渓谷トンネルです。(10時26分~11時27分)
清津峡は、黒部渓谷・大杉谷とともに日本三大渓谷の一つです。
全長750mのトンネルは、まるでアートの世界です。
トンネル通路は、5つの異なる色が彩っています。
第1見晴所からの景色 見事な柱状節理を見ることができます。
第2見晴所
壁面と床面が白と黒のストライプで覆われています。真ん中の丸い形はトイレです。
第3見晴所
トンネルの突き当りは、パノラマステーション「光の洞窟」と呼ばれているところです。
「水盤鏡」に清津峡と人の姿が反転して映し出され、幻想的な光景になっています。
渓谷美も素晴らしいです。
11時27分、清津峡を出発し、JR越後湯沢駅を目指します。(12時13分着)ここでレンタカーを返却です。
駅構内で昼食、「天ぷらへぎそば」を食べました。
越後湯沢駅発13:13→東京駅着14:28、東京駅発14:48→岡山駅着18:05で帰りました。
花巡りの里と温泉、そして観光と大満足の3日間でした。