2017年10月2日(月)~5日(木)

東京の息子の家を発着にして、関東周辺の山を計画しました。

当初は両神山・雲取山を計画していましたが、天候が悪いとの予報で、急遽行先を変更し、那須岳に行くことにしました。

 

10月2日(月)

岡山から来た友達と東京駅で合流し、昼食後、JRで那須塩原まで移動しました。(東京出発12時29分、15時22分着)

 

送迎バスでホテルに移動し、今日の行程はここまでです。

 

10月3日(火)

ホテルの部屋から那須五峰を望むことができました。

 

朝食はバイキングです。(7時)

 

ホテル直ぐ近くに「那須ロープウェイ山麓駅」行きのバス停があります。

 

7時54分発のバスに乗り、山麓駅に8時30分到着です。

 

ここからの景色も素晴らしく、紅葉が楽しみです。

 

ここからロープウェイに乗り、5分ほどの空中散歩を楽しみました。

 

 

山頂駅(標高1,684m)から岩礫の広い道を登っていきます。

 

岩に書いてある印を頼りに登っていくと、

 

三角点に到着です。(9時40分)

 

鳥居をくぐると、

茶臼岳山頂(標高1,915m)に到着です。(9時54分)

 

霧が出て視界が悪い中、お鉢巡りをしているとネズミの形をした岩を発見!!

 

火口を一周した後は、峰の茶屋跡方面に下ります。

 

赤く染まった山々を眺めながら、時には勢いよく煙を吐く火口を眺めながら進んでいきます。

 

避難小屋分岐です。(11時10分)

避難小屋には、トイレはないとのことなので、牛ヶ首方面に向かいました。

 

無間地獄 通るだけで硫黄の鼻を突く臭いがします。

 

牛ヶ首を過ぎると、眼下に見事な紅葉が広がります。

 

いまだ咲いている花を眺めながら

 

岩礫を下ると、ロープウェイ山頂駅に到着です。(12時30分)

宿泊したホテルで入浴し、次の目的地に向かいました。

 

一日空いたので、富岡製紙場に行くことにし、高崎駅前のアパホテルに宿泊しました。

 

10月4日(水)

9時、高崎駅から上信鉄道に乗り、富岡製紙場に向かいます。

 

9時38分、上州富岡駅に到着です。

製紙場までの道々には、案内あり、のれんありで目を楽しませてくれます。

 

1872年(明治5年)に設立した富岡製紙場は、1987年(昭和62年)まで115年間操業していたそうです。

 

繰糸所

繭から生糸を取る作業が行われていた場所

 

東置繭所

女工館、診療所、鉄水溜、煙突等、様々な施設を巡り、当時の様子を覗くことができました。

 

昼食は富岡名物「おきりこみ」

幅広の生麺を旬の野菜や根菜類と一緒に煮込んだ富岡の郷土料理です。

 

上州富岡駅を13時30分発、高崎、寄居で乗り換え、三峰口に向かいました。(17時8分着)

今日の宿は両神山荘です。

親戚の選挙活動があるので宿泊を断られたのですが、宿泊のみという条件で停めてもらうことができました。

 

最終のバスで来てくださいとのことなので、17時37分のバスに乗り、日向大谷口に向かいました。

 

夕食は、途中の駅で買ったお弁当です。

でも、団子汁や漬物など、たくさんの食べ物を出してくださいました。

 

10月5日(木)

5時30分、朝食

 

6時20分、登山開始です。

 

鳥居をくぐり杉林を進んでいくと、いきなり鎖場が現れました。

 

細い山道を進むと、石像や石碑が点在しています。

 

七滝沢コース分岐を過ぎ(7時12分)、沢を渡ります。

 

急坂を進み、雑木林の中を歩きます。

 

薄川を数度渡り、川に沿って坂を登っていくと、

 

神王の石像が立つ八海山に到着です。(8時33分)

 

木の根道ありの急斜面を進むと、「弘法の井戸」があります。(9時8分)

 

清滝小屋(9時25分着)

 

小屋の脇を通り、石碑・石像が並ぶ道を登っていきます。

 

木立の中、急坂、木の根道を進みます。

 

産体尾根(10時着)を過ぎると、鎖やロープの連続で、岩稜が続きます。

 

横岩を過ぎると、段差のある木の根道が続きます。

 

両神神社(10時50分着)

 

御嶽神社(10時52分)の前を通ります。

ここの狛犬は、日本狼だそうです。木彫りもなかなかのものです。

 

素晴らしい紅葉の中を抜け、

 

10mほどの最後の岩場を鎖で登っていくと、

 

両神山山頂・剣ヶ峰に到着です。(11時36分)

 

ここで昼食とします。

 

山頂からの眺望

雲の間から富士山が覗いているというのだけれど・・・。

帰りは同じ道を下山です。膝を痛めているので、ゆっくりと安全に下っていきます。

 

トリカブトの花がまだ残っていました。

14時10分、清滝小屋着、両神山荘に着いたのは17時13分、何とか最終のバス(17時20分発)に間に合いました。

電車に乗り換え、池袋まで帰りました。

予定よりかなり時間がかかってしまいましたが、紅葉も素晴らしく、大満足でした。