熊野古道・中辺路踏破Part.2 アルパインツアー利用
2021年11月15日(月)~17日(水)
11月17日(水) 3日目
昨日、熊野古道中辺路を踏破し、今日は世界遺産唯一「川の熊野古道」熊野川船下りです。
朝のスタートがゆっくりなので、温泉での朝風呂も楽しめました。
7時20分朝食
コーヒー券をもらっていたので、食後のコーヒーをいただきました。
9時、宿を出発して道の駅「瀞峡街道」に向かいます。
9時30分、熊野川川下りセンターに到着です。
平成23年の台風大水害の時には、この看板の上まで水がきて周りはすべて浸かったそうです。
熊野川船下り地図
熊野川舟下りパンフレットと川舟乗船券
川下りセンターでライフジャケットと陣笠を借り、船乗り場に向かいます。
ガイドさんのホラ貝を合図に出発!!
全長約16㎞、約1時間30分をかけて語り部の人の話を聞きながらゆったりと下っていきます。
空は真っ青、川の水の色はエメラルドグリーン、歴史や名所などの話を聞きながら気持ちよく下っていきます。
舟の上から、たくさんの滝を見ることができました。色々と説明はあったのですが・・・。
舟からの景色 奇岩がたくさん見られます。
途中、川の中州に下船しました。(10時12分)
小さい石がたくさんあるので、童心に帰って「水切り」をして遊びました。
後に見える奇岩は、「釣鐘石」です。
10分程休み、再び乗船して出発です。
昼嶋 熊野権現がこの島で昼食をとったとか・・・。
柱状の岩がびっしり林立しています。
御船島(11時9分)
熊野速玉大社の例大祭の行事の一つである御船祭では、9隻の舟がこの御船島を3周し、速さを競う早船競漕を行うそうです。
私たちもこの船で3周してくださいました。
11時20分、下船
舟を降りて堤防の階段を上がると、
もうそこは熊野速玉大社です。(11時30分着)
熊野三山(新宮市の熊野速玉大社、田辺市の熊野本宮大社、那智勝浦町の熊野那智大社)の一つで、熊野夫須美大神を主祭神としているそうです。
これで三社すべて詣でることができました。
八咫烏神社
御神木の梛(なぎ)の木
熊野の「梛」の葉は、霊威ある熊野詣でのお守りとして古くから大切にされてきたそうです。
私たちも一枚いただきました。
昼食は鰻丼でした。(12時6分~13時)
午後からは、最後の目的地である「神倉神社(熊野速玉大社摂社)」に向かいます。
神倉神社入口(13時11分)
神倉神社は、熊野大神が最初に降臨された聖地だそうです。
ガイドさん曰く、3人の神がこの地に降り立ちました。一人はこの地へ、一人は熊野本宮大社へ、一人は熊野那智大社へ向かったのですが、この地岩倉山は不便なため、麓の新しい地に社殿を建てました。それが「新宮」と呼ばれる熊野速玉大社だそうです。
熊野古道中の古道といわれている、自然石を積み上げた538段の石段を登っていきます。
一段の幅も靴がのらないくらい狭いところもあり、不揃いでさらにかなりの急登!!
下りは転げ落ちる人もいるので気を付けて!と注意されました。
登りつめた神倉山の中腹に、御神体である巨岩、「ゴトビキ岩」と拝殿があります。(13時27分到着)
拝殿から見下ろすと、新宮の街が一望できます。空は青い!!海も青い!!
上での景色を楽しんだ後、13時50分、下山開始です。
半分下ったところで、階段を回避して「女坂」を降りることにしました。
ところがこの道も急坂で滑りやすい!!慎重に下っていきました。
無事下山、すべての行程を終えて、バスで新大阪に向かいました。(14時12分発)
那智ねぼけ堂(14時40分~15時)
黒飴スイーツがお勧めらしく、黒飴ソフトを食べました。美味しかったです。
道の駅「くしもと橋杭岩」で休憩(15時35分~15時45分)
海沿いの道をひた走り、20時18分新大阪駅に到着です。
新大阪21時5分発のこだまに乗り、岡山駅22時4分到着です。
3日間、天気にも恵まれ、とても楽しく熊野古道小辺路を踏破することができました。