2017年7月21日(金)~25日(火)成田空港発 アルパインツアー利用

7月23日(3日目)

 

5時起床、朝食前のキャンプハウスからの景色。

アバチャ山山頂は雲がかかっているものの、晴天です。

 

6時朝食

 

6時40分、アバチャ山頂上に向けて出発です。

 

土と雪が混ざり合い、凍っています。

滑りやすいので足元に注意しながら進みます。

 

エゾコザクラ

時には雪渓の上を、時には花を愛でながら進んでいきます。

 

インディアンペイントブラシも、至る所に咲いています。

 

キバナアツモリソウ

 

アズマギク

 

キバナシャクナゲ

 

レブンサイコ

 

ミヤマムラサキは、色が鮮やかです。

 

イワブクロも大きな株で群生しています。

 

チシマクモマグサ

 

登り始めて約1時間、霧も晴れ、視界が少しずつ開けてきました。(8時7分)

後ろに見えるのは、カリャーク山(3,456m)です。美しい形をしています。

 

ラクダ山とカリャーク山

8時30分、虹がかかったかと思うと、

 

何と、ブロッケン現象まで見られました。

輪の中には、自分の影が映し出されます。

本当に神秘的です。

 

露に濡れたイワヒゲ

 

ハハコヨモギ

 

カリャーク山山頂に立つ岩もはっきりと見えます。

真っ青な空と、真っ白の雪のコントラストが美しい。

周りの景色を堪能しながら登っていくと、

 

ついにアバチャ山(2,741m)が姿を見せてくれました。(9時56分)

 

背にはカリャーク山、前にはアバチャ山を望みながら進んでいくと、

 

眺めのよい中腹(約2,000m)に到着です。

約1,200mを4時間30分ほどかかって登ってきたことになります。(11時20分)

ここで昼食とします。

 

ここからアバチャ山頂上へは、雪渓と雪の斜面を超え、火山岩の急登を登っていくとのことです。

ここで登頂組と、ハイキング組に分かれました。

膝を痛めている私は、ハイキング組にしました。

登頂組を見送り(11時53分)、のんびりコーヒータイムを楽しみ、下山開始です。(12時20分)

 

ザレ地に咲くお花畑を眺めながら下っていきます。

 

時には砂滑りで。これは下るのが早い!!

 

時には雪渓を、かかとで道を作りながら慎重に下っていきます。

 

顔の形をした雪渓を発見しました。

 

チシマキンバイ

 

黄色い花の大群生

 

エゾツガザクラ

 

エゾツツジ

 

のんびりとフラワーハイキングを楽しみながら下山し、15時55分、キャンプハウスに到着です。

ハウスの周りを散策しながら花や景色を楽しみ、登頂した人たちを待ちます。

 

アバチャ山登頂グループの行程

下山組と別れて雪道を進みます。

 

周りの景色を楽しみながらも、足元は悪く、なかなか進みません。

一歩進んでも2/3は下がるという、砂滑りの道を登っている状態です。

 

ロープを頼りに登り、14時15分、アバチャ山山頂に到着です。

ここは火山帯、地面は暖かく、至る所で湯気も上がっています。

 

14時30分、下山開始です。目の前にカリャーク山と、広がる原野を望みながら下っていきます。

 

雪渓と大地が縞模様のようです。

 

リシリヒナゲシの大群生

 

オヤマノエンドウの実

 

アライドヒナゲシ

 

イワギキョウ

 

ラクダ山のそばを通り、

 

今日登ったアバチャ山の雄姿と、

 

美しい姿をずっと見せてくれたカリャーク山を望みます。

 

小さい板橋を渡ると、ゴールはすぐそこです。(18時着)

早めに下山した人たちと合流しました。

 

夕食まで散策です。昨日登ったラクダ山と今日登ったアバチャ山を望むことができます。

 

パノラマで左からカリャーク山、ラクダ山、アバチャ山です。

 

キャンプハウスの前に狐が現れました。昨日の狐でしょうか?

 

19時、夕食です。

いくら、サーモン、カニがのった海鮮丼、これは初日に添乗員さんがスーパーで買っていたものです。

 

パスタとハンバーグもあり、食べきれないほどです。

 

20時でこの明るさです。みんなの長い影が映っています。

 

21時20分、夕日に染まるアバチャ山を見にきたのですが、まだこの明るさです。

 

21時34分、やっと空が赤くなり、カリャーク山の周りもほんのり赤く染まりました。

 

スタッフの人たちが集まってキャンプファイヤーをするというので、立ち寄りました。

私たちの知っている曲も披露してくれました。

20時、キャンプハウスに帰って就寝です。