2015年6月29日(月)~7月6日(月) 岡山空港発 阪急交通社「トラピックス」 利用
3日目(7月1日)
本日はまず、ボルツァーノに向かいます。(8:00出発)
宿泊ホテル「サンマルコ」
パルマ郊外に位置する、静かな環境のホテルでした。
トレンティーノ・アルトアディジェ地方のオリーブの畑が続きます。
(パルマ~ボルツァーノ間、約280km)
ボルツァーノに到着です。(11:30)
ボルツァーノはイタリアとオーストリアを結ぶ交易路の要として、発展してきました。
また、ドロミテ山塊西側の起点ともなっています。
ボルツァーノ市内「PAULANER」で昼食をとりました。
店の名前の「PAULANER(パウラナー)」はドイツ・ミュンヘンのビール名に由来します。
ドイツ・サッカーチーム”バイエルンミュンヘン”のオフィシャルビールだそうです。
ベジタブルリゾット
ますソテー
アップルタルト
昼食後、ドロミテ渓谷に向け出発しました。
ボルツァーノには翌日再び立ち寄り、市内観光する予定になっています。
(ボルツァーノ~ドロミテ地方間、約130km)
バスは渓谷を上っていきます。
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレート山麓の駐車場に到着しました。(15:00)
アウロンツォ小屋から(2320m)からハイキングがスタートします。
アウロンツォ小屋からラヴァレード小屋までの平坦な道を、往復する初級ハイキングです。(往復2km)
1
「トレ・チーメ」とは、「3つの頂き」の意味します。
その名のとおり、3つの高い頂きが並ぶ絶景です。
ツアーのメンバーも、その頂きの素晴らしい光景を眺めています。
ハイキング道を進み、振り返ると、出発点となったアウロンツォ小屋が小さくなってきました。
上の写真の一番高い山が「CIMA CADIN DI SAN LUCANO(2839m)」(日本語標記分からず)
頂きの絶景と共に、深い谷筋の川も、眼下に確認することができます。
レーティクム・ケシ(レーティクム・芥子)
アルピナ・ウンラン(アルピナ・海蘭)
オクシーロバ・ノコギリソウ(オクシーロバ・鋸草)
テガタチドリ(手形千鳥)
ハイキング道沿いに咲き誇る高山植物です。
「トレ・チーメ」の切り立つ姿
トレ・チーメ側から周囲の峰々を望みます。
恐竜の足跡(岩中央の凹み)
近くの丘陵と、遠くの峰々
その後も、圧倒的に壮大な景色が続きます。
折り返し地点のラヴァレード小屋(2344m)が見えてきました。
ラヴァレード小屋付近からの景色です。
写真はトレ・チーメのうち一番低い「チマ・ピッコラ(2856m)」
ラヴァレード小屋付近でしばらく休憩しました。
休憩のため、腰を下ろした岩場の近くに咲いていた花
、
来た道を引き返します。
中央の建物は戦没者記念礼拝堂です。
その後、駐車場に戻り、ミズリーナ湖に向けて出発しました。
バスの車窓から見えるドロミテの山。
湖面に峰々が映し出されます。
ミズリーナ湖に到着しました。(17:00)
湖の周囲には遊歩道が通っていて、散策も可能です。
ミズリーナ湖は周囲2.6km、水深5m、標高1750mです。
山々と建物とのコントラストが印象的でした。
雲がかかっていなければ、上の写真の方向にソラピス山(3205m)が見えるそうです。
また、湖畔にはホテルやレストラン、土産物屋が並んでいます。
その後、コルティナ・ダンペッツォに向けて出発しました。
コルティナ・ダンペッツォに到着しました。(18:30)
この街は、ドロミテ山塊東側の中心都市で、標高は1224mです。
町にいながらにしてドロミテらしい山々の景観を楽しむことができます。
ホテルにチェックイン後、近くのスーパーに買い出しのため立ち寄りました。
スーパーの奥手の高台には陸橋があります。
これはかつての鉄道の陸橋で、線路跡は遊歩道として整備されています。
このあと、ホテルに戻りました。
宿泊ホテルでの夕食です。
ミックスサラダ
七面鳥とグリーンアスパラのベーコン巻
アイスクリーム
その後、ホテルの部屋に戻り就寝しました。