2023年7月11日(火)~14日(金)
東北の百名山である鳥海山、月山に登り、高山植物を楽しむ計画を立てました。
あわせて、出羽三山も訪れます。
7月13日(木) 3日目
7月13日の移動実績
6時48分朝食
今日の晴れを信じて、宿を7時36分に出発し、鳥海山鉾立駐車場に向かいます。(8時17分着)
8時35分、登山開始です。
見晴らしはよく、駐車場やたくさんの風車が見えます。
マイズルソウ
カラマツソウ
クルマユリのつぼみ?
ヨツバヒヨドリ
鉾立展望台(8時50分着)
展望台からの眺望 滝も見えます。
ヤマハハコ
チョウカイアザミ
バイケイソウ
ヨウラクツツジ
そのほかにもたくさんの花々が私たちを迎えてくれます。たくさんのトンボも舞っています。
石畳の道を登っていきます。
ベニバナイチゴ
雪渓が残る登山道には、チングルマの群生のほか、カラマツソウ、マイヅルソウ、ショウジョウバカマ、イワカガミなど、名前のわからない花もたくさん咲き、目を楽しませてくれます。
ミツバオウレン?
イワカガミ
賽の河原(10時50分)
途中下山者に出会いました。彼女たちは「賽の河原」まで行き、晴れるのを待ったけれど視界も悪いので引き返してきたとのことです。
私たちは予定通り、「鳥海湖」まで行くことにします。
イワイチョウ
ゴゼンタチバナ
ミヤマキンバイ
コバイケイソウ
アカモノ
ヨウラクツツジやまだ蕾のチョウカイアザミもたくさん見られました。
ウサギギク
ヨツバシオガマ
ニッコウキスゲが見られるようになると、
御浜小屋に到着です。(11時45分)
イワベンケイ
シナノキンバイ
岩の間に入って昼食です。コンビニで買った稲荷寿司とパンです。
食べていると、霧で隠れていた鳥海湖が顔を出してくれました。この辺りは高山植物も多く、色々と目を楽しませてくれます。
ハクサンフウロ蕾
鳥海山山頂である新山も顔を出しました。
同じ道を引き返す予定でしたが、御浜小屋に居られた人が、「河原宿を回って賽の河原に行く方が、花も景色も素晴らしいよ」と言われたので、行くことにしました。
さらに、「山頂でしか見られない『チョウカイフスマ』も見られるし、いつもそこでお昼を食べているので案内するよ」と言われ、ついていくことにしました。
ハクサンイチゲ
チョウカイアザミ
コバイケイソウ
チョウカイフスマ
登山道から離れて、中に入ったところに咲いていました。
そこは一面のお花畑です。ニッコウキスゲやヨツバシオガマが咲き乱れ、チングルマは綿毛になっていました。
再び鳥海山と鳥海湖が見えてきました。
ハクサンフウロ
ニッコウキスゲ
シャクナゲも咲いていました。
御浜・鳥海湖分岐(13時10分)
ベンチに座って鳥海山の姿をながめます。
案内してくださった人が、ここからの景色が一番いいといわれていました。(13時19分)
イワイチョウやアオノツガザクラなどの花が見られます。
「賽の河原」への分岐を過ぎると、残雪が多く、登山道が見えません!!大岩をよじ登り、進んでいきます。
14時11分、賽の河原の到着、ここからは同じ道を引き返します。
サンカヨウが咲いていました。
マルバシモツケ
15時28分、鉾立駐車場に到着です。
15時40分、今日の宿である「湖畔の宿 五色亭」に向かいます。(18時17分着)
宿からの風景
19時夕食
7月14日(金) 4日目
6時50分朝食、宿でお弁当を作ってもらい(2人で1つ)、7時28分、出発です。
7時42分、蛯沢駐車場に到着です。
午後からは雨予報です。何とか月山山頂まで行けますよう、祈りつつ出発です。
駐車場からリフト乗り場までは、車道を歩きます。(8時7分着)
ニッコウキスゲの大群生です。
8時14分、リフトに乗り、上駅へ。
上駅は霧の中、宿のご主人の推薦で、高山植物の宝庫姥沢コースを進み、雪の牛首コースを下山することにしました。
8時40分、登山開始です。
チングルマ
ベニバナイチゴ
ミツバオウレン
ツバメオモト
ショウジョウバカマ
長い階段をひたすら登っていきますが、両側にはさまざまな高山植物が咲き乱れています。
9時9分、チェーンアイゼンを装着し、雪渓を進みます。
霧で視界が悪い中、スノーボードで滑っている人がいました。
再びお花畑の中を歩きます。
イワイチョウ
ハクサンチドリ
ヨツバシオガマ
ウサギギク
ミヤマリンドウ
アカモノとチングルマの綿毛
マルバシモツケ
姥ヶ岳山頂(9時39分)
トキソウ
ヨウラクツツジ
ハクサンシャクナゲ
ミヤマウスユキソウ
花を咲かそうとしているハクサンシャクナゲ
湯殿山神社分岐(10時5分)
ハクサンイチゲ
ニッコウキスゲ
アオノツガザクラ
ウズラハクサンチドリ 葉に班模様があります。
ハクサンフウロ
ヒナザクラ
10時38分、雨が降ってきたので、雨具を来ました。
10時47分、牛首に到着です。
アカモノ
ミツバオウレン
花に癒されながら進んでいますが、岩ゴロゴロのなんとも歩きにくい道です。
ホソバイワベンケイとミヤマキンバイの群生
ヤマガラシ?
延命地蔵尊
鍛冶稲荷神社(11時44分)
天気が良ければ・・・。
11時56分、月山頂上小屋に到着です。
ここから月山神社と月山山頂までは5分程ですが、雨も降っているし、下山に時間がかかりそうなので休む間もなく下山開始です。
2度、アイゼンを装着し、雪渓を下っていきます。
登りでたくさんのトンボが舞っていたのですが、雪渓の上にもたくさんのトンボがいました。
14時7分、分岐を姥沢コース方面に向かいます。
雨が降っているので昼食を食べることもできず、ひたすら下っていきます。
リフトで下り、姥沢駐車場には14時53分着です。ここ駐車場には、更衣室があります。
ここまでは予定時刻だったのですが、雨で全身びしょぬれだったので、更衣室で着替えをするのに30分以上かかりました。
姥沢駐車場を15時32分出発、月山ICから仙台空港に向かいます。レンタカー会社に17時47分着、仙台空港には18時3分着です。
仙台空港発18:55、伊丹空港着21:19
伊丹空港駐車場発21:24、岡山の自宅には23:44着です。
鳥海山、月山ともに完全には登頂できていませんが、たくさんの高山植物に出会い、見所たっぷりな山行でした。