2017年11月25日(土)~26日(日)
山口の友達の家を起点に訪れている萩往還は、今年で3回目となりました。
今回は防府市にある大平山と合わせて訪ねることにしました。
11月25日(土) 1日目
岡山駅を6時30分に出発し、車1台で出発です。
小谷SAで休憩し、時間調整のため立ち寄った下松PAでは、チェーンソーによる彫刻実演を行っていました。
防府市阿弥陀寺駐車場で待ち合わせをし、11時登山開始です。
ここから大平山山頂を目指します。
阿弥陀寺仁王門の金剛力士像
阿弥陀寺で登山の安全祈願をします。
阿弥陀寺横の道を通り、紅葉に彩られた橋や沢を渡って進みます。
足場も悪く、急登が続きます。
12時34分、ガードレールを超えて、車道に出ます。
ここからはしばらく車道を進みます。
池の周りの遊歩道を進みます。
遊歩道はたくさんの落ち葉に覆われています。周りの紅葉も美しく、気持ちよく歩くことができます。
再び車道に出て、頂上を目指します。山頂には、たくさんの鉄塔が立っています。
13字15分、大平山山頂(631m)に到着です。
ここで昼食です。
山頂は360度の大パノラマです。防府市内から瀬戸内海の島々を見渡すことができます。
天気のいい時には、遠く九州や四国地方も望むことができるそうです。
13時40分、下山開始です。下山は、来た道と同じ道をたどりました。
駐車場には15時40分着。その後、「道の駅阿武町」で入浴、夕食を済ませ、友人宅に向かいました。
クサギ
途中で見つけた花
鮮やかな色と羽のような形で、美しいです。
枝や葉に、ゴマのような臭いにおいがあるので、このような名前になっているそうです。
11月26日(日) 2日目
2日目は萩往還3回目です。
朝6時に朝食、お昼の弁当まで作ってもらって7時出発です。
車1台を到着地である「大内矢田北」に置き、子安観音堂に向かいました。
昨年は、ここ子安観音堂から北に向かって出発し「道の駅あさひ」まで歩いたので、今年はここから南に向かって出発します。(9時30分発)
今回歩く萩往還は、ほとんどがアスファルト道だということです。
錦鶏湖には10時着です。
電信柱や塀などに「萩往還」の標識が架かっています。
10時30分、昨年も立ち寄った「瑠璃光寺」に向かいました。
国宝「瑠璃光寺五重塔」の美しさは、奈良県法隆寺、京都府醍醐寺の五重塔とともに日本三名塔と言われているそうです。
水面に映る逆さ五重塔も、紅葉とともに見ることができました。
観光ボランティアガイドの方に案内してもらい、五重塔の裏に回ると塔の心柱を確認することができました。
この心柱により、地震にも強い塔になっているとのことです。
途中の遊園地で昼食(11時5分)とし、再び登山開始です。
街道を歩いていると、円形状の茶室があるというので立ち寄りました。
大内氏館跡(11時40分着)
「大内義隆卿菩提寺」とも「竜福禅寺」とも書かれています。
ここ龍福寺は、室町時代には周防の守護職大内氏の別館があったところで、現在は大内義隆の菩提寺として再興した寺だそうです。
100m続く龍福寺山道
見事な紅葉でした。桜並木にもなっているようで、春もさぞ美しいことでしょう。
商店街をぬけ銀杏並木もぬけ、ひたすら標識に従って進んでいきます。
12時10分、「御堀堂(みほりどう)外郎」を見つけ、買い物時間です。
こんなところにも「萩往還」の看板がありました。
豆子郎(とうしろう)
ここにも外郎が売られています。(12時40分着)
ここは庭が美しく、思わず店に入ってしまいました。
部屋の中からも庭が眺められるようになっているそうです。
大内交流センターまであと500mの看板がありました。
14時5分、駐車場に到着です。
近くのマックスバリュー店でコーヒーを飲みながらスタート地点に置いていたの車を待ちました。
15時、予定していた時刻より遅くなったため温泉入浴はあきらめました。
ここで友達と別れ、岡山に向かいました。
今回はアスファルト道ばかりと聞いていたので、やや心配でした。
しかし、街道の至る所にビュースポットがあり、寄り道しながら紅葉とともに楽しむことができました。