2020年3月12日(木)~3月14日(土) アルパインツアー利用

 

3月13日(金) 2日目

 

7時、朝食。7時30分、白嶽トレッキングに向けて、バスで出発です。

白嶽は古くから霊峰として崇敬され、山頂は特徴的な石英斑岩の双耳峰となっています。

私たちが登るのは雄岳で、雌岳は登らないそうです。ガイドさんに理由を聞くと、「女性は怖いから」との事。本当??

 

最終トイレの場所から白嶽の双耳峰を望むことができます。(8時)

 

8時15分、登山口に到着です。

 

8時34分、沢に沿ってガレ石交じりの道を進んでいきます。

 

何度か沢を渡りながら進みます。

 

植林の木立の中に、ところどころ巨大な岩塊が見られます。

 

ヒトリシズカが咲いていました。

 

トサムラサキの実?

 

足場も悪く、急登が続きます。

 

行者の岩屋(9時23分)

 

岩の上からでも根を張る木々の生命力にびっくり!

 

白嶽神社鳥居をくぐります。白嶽まであと40分と書かれていました。

 

うっそうと生い茂る原生林の中を進みます。

 

祓戸(はらいど)神社の祠

 

急登が続き、ロープも張られていて、足場も悪い。

慎重に登っていくと、山頂方向と「岩のテラス」の分岐点に到着です。(10時25分)

 

石の祠と狛犬がいます。

 

祠の横にあるロープ伝いに急斜面をよじ登り、

 

 

雄岳と雌岳の間を越えて大岩をぐるっとまわって、もうひと登り(岩登り)で山頂です。

 

10時47分、白嶽山頂(雄岳)に到着です。

 

山頂からは雌岳と、その向こうにはリアス式海岸・浅茅湾(あそうわん)の入り組んだ海岸とたくさんの島々を望むことができ、絶景を楽しむことができました。

360度の大パノラマです。

 

10時55分、下山開始。下りの方が怖い。ゆっくりと慎重に足元を確かめながら下っていく。

ロープも用意してくださっていました。

 

時にはロープや木を使い、時にはお尻を使って「山頂前広場」まで下りました。(11時15分着)

 

まだまだ予断を許さない下りが続きます。

11時54分、白嶽神社鳥居に到着、12時9分、行者の岩屋に到着です。

 

12時43分、車の待つ登山口に到着です。

 

 

昼食は、対馬ブランド「黄金あなご」です。(13時47分~14時30分)

色々なあなご料理が出てきて、とても美味しかったです。

 

和多都美(わたづみ)神社 (14時40分~15時)

日本の神話に登場する「海幸・山幸」の彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祭神とする海宮です。

本殿までの鳥居2本は海中にあり、海の干潮でその様相を変えます。大潮の満潮時には2mも海中に沈むそうです。

 

本殿正面5つの鳥居は一直線に並んでいます。

 

豊玉姫の墳墓

 

万関橋(15時24分~15時30分)

明治33年、陸続きだったところを戦艦の通り道として日本海軍が人工的に分断しました。

現在は鉄橋が架けられ、交通の要所となっています。干潮時には橋上から渦潮が見られるそうです。

 

休憩所となっているこの石屋根は、椎根地区で見られる珍しい建築物です。

板状の石で屋根を葺いています。風の強い対馬ならではの建築様式だそうです。

 

木立の中をぬけ、天空の要塞「姫神山砲台跡」に向かいます。(15時40分~16時40分)

対馬には31カ所もの砲台跡があるそうです。

 

明治34年に造られたレンガ造りの弾薬庫です。

 

砲座 全部で6つ、敵が見えない中、ここから撃っていたようです。

後の階段を上がったところに

 

観測所があります。

 

観測所は、壁にある楕円形の穴を通して指令室(通信室)とつながっていたそうです。

 

ここからでも望むことができた白嶽

一旦宿に帰り(17時45分)、お風呂に入ったり、くつろいだりして過ごしました。

 

19時、「志まもと」で対馬伝統の漁師料理石焼きをいただきます。

 

熱々に焼けた石に野菜や魚を乗せて焼いて食べます。

その後、宿に帰って就寝です。