2020年3月12日(木)~3月14日(土) アルパインツアー利用

 

3月14日(土) 3日目

 

6時 朝のおつとめ、座禅体験です。

 

7時朝食、7時55分、城山に向けて宿を出発です。

 

白村江の海戦(663年)に敗れた中大兄皇子が、国の守りの最前線として城山(じょうやま)に古代山城・金田城(かなたのき)築かせました。

関東から徴兵された防人たちの家族や故郷を想う心情は、万葉集の「防人の歌」として今に伝えられています。

それから1200年が過ぎ、忘れられていた金田城は、日露戦争のため再び要塞として整備され、砲台が備え付けられました。

そんな1300年の歴史を持つ城山をハイキングします。

 

8時30分、登山口に到着、8時50分、ハイキング開始です。

 

整備された道を進み、黒瀬湾を望むビューポイントに到着です。(9時)

 

カギカズラ 鉤(カギ)を他の樹木に引っ掛けて自分自身を支える「つる性」の植物で、他の植物にかかったカギは太く外れにくくなるそうです。

 

東南角石塁(9時)

 

東屋(あずまや)(9時22分)

 

水門

 

南西部石塁(9時46分)

城山をぐるりと取り囲む石塁(石垣)は7世紀のものです。総延長は約2.2㎞、最も高い石塁は約6.7mもあるそうです。

 

 

9時56分、金田城跡に到着です。明治時代に造られた井戸や弾薬庫、砲台跡などがあります。

ここまでの道は明治34年に造られた「城山砲台」へと続く軍道だそうです。とても歩きやすい道でした。

 

金田城跡(観測所)からの景色

点在する島々と海の色、空の色が美しい!!

向こうに見えている土地は、韓国・釜山の町です。

 

ここから城山山頂を目指します。いきなり細いくて急な登山道になっています。(10時7分)

 

約6分で城山山頂に到着です。(10時13分着)

残念ながらゲンカイツツジはまだ蕾でしたが、素晴らしい景色を見ることができました。

 

山頂からの大パノラマを楽しんで、10時30分、下山開始です。

 

城山砲台を過ぎ(10時38分)、東屋を過ぎ(11時12分)、

 

11時43分、バスのところまで帰ってきました。

 

昼は対馬名物のそばです。(12時)

もともとは鶏肉の入った蕎麦なのですが、鶏肉が苦手な人は、「かきあげ」でした。

「そばがき」もついていました。

昼食後は、再び「観光情報館ふれあい処つしま」で最後の買い物とお夕食の弁当を買いました。

 

15時15分、フェリーで博多港に向かいました。

私たちが見えなくなるまで手を振って見送ってくださったガイドさん、ありがとう!!

計画ではこのフェリーで次の目的地である壱岐に行く予定でしたが、今日、壱岐で新型コロナ感染者が出たということで、急遽1日繰り上げてそのまま岡山に帰ることになりました。

博多到着が20時10分、約5時間の長い船旅になってしまいました。

切符の払い戻しを済ませ、20時51分発の新幹線に乗り、22時40分、無事岡山駅に到着です。

最後がバタバタで大変でしたが、天気にも恵まれ、素晴らしい景色とおいしい食事で大満足でした。

壱岐には、まだ訪れる機会があればいいなと思っています。