大杉谷を歩く アルパインツアー利用
2021年11月7日(日)~9日(火)
屋久島と並び、日本最大の多雨地帯であり、日本三大渓谷と称されている大杉谷を歩きました。全長約14㎞、標高差1200mです。
7つの滝と11の吊橋を越え、荒々しい山々と清流を楽しむことのできる登山道です。
11月7日(日) 1日目
6時4分発のこだまに乗り、集合地である新大阪駅に向かいます。
新大阪駅でツアーリーダーと合流です。
途中、トイレ休憩はとりましたが、少しでも早く登山口に着くために昼食はバスの中です。
バスは宮川沿いに細い道をひた走り、ダムの堤防も超え、
大杉谷バス停に到着です。(11時30分)ここには大杉谷登山センターがあります。
さらにバスは走り、12時30分、バスを降りました。ここから登山開始です。
12時40分、宮川第3発電所横を過ぎると、
すぐに大日嵓を通過です。(12時47分)
高さ約110mの砂岩でできている巨大な一枚岩です。その岩をえぐって造られている登山道には、しっかりと鎖がついています。
エメラルドグリーンの美しい川の色も、眺める余裕がありません。
登山口からまだ230mしか歩いていないのに、岩と鎖道の連続です。
13時04分、最初の大日嵓吊橋を通過
河原まで下ってきました。
13時25分、2つ目の「能谷吊橋」を通過です。
13時35分、地獄谷吊橋を通過し、さらに進むと、
13時55分、苔むした岩場が現れました。
京良谷分岐(14時10分)
ここでグループを2つに分けました。私はもちろん遅い組です。
14時30分、4つ目の日浦杉吊橋を過ぎました。
まだ14時40分なのに、辺りはもう薄暗い!!谷が深いからね。
大杉谷を流れる「宮川」のエメラルドグリーンは至る所に見られます。ゆっくり望めないのが残念です。
千尋滝で休憩です。(15時9分~15時25分)避難小屋もあります。
高さ約135m、大杉谷中最高の落差を誇っています。
鎖を持って岩をよじ登りながら進んでいきます。岩には、ダイモンジソウがたくさん咲いていて、気持ちを和ませてくれます。
16時50分、シシ淵を通過、渓谷の奥には、「ニコニコ滝」が見えます。
本来であれば翡翠色の水面とV字型の渓谷が美しい「シシ淵」ですが、雨が降り始め、さらに薄暗いとあって絶景は見ることができませんでした。
17時30分、ニコニコ滝通過(先発組が私たちより1時間早く通過して撮影)
私たちが通過したときは、もう真っ暗で何も見えませんでした。
平等嵓吊橋通過(18時)、加茂助吊橋通過(18時45分)、桃の木吊橋を19時20分に通過して、
最後の階段を登り、桃の木小屋に19時30分、到着です。先発組から送れること、約1時間30分でした。
急いでお風呂に入り、冷えた体を温めました。
20時までに夕食をといわれ、急いで食堂へ向かいました。カレーでした。
コロナ対策で隣との間がしっかり空いているので、ゆったりと寝ることができました。
真っ暗、しかも雨でぬれている岩場なので、ゆっくりしか進めませんでした。あわただしい一日が終わりました。