2023年7月22日(土)~23日(日) 1泊2日
何度も訪れたことのある天狗の森や牧野公園ですが、季節も変われば見る花も変わるということで、
今回は天狗高原のハンカイソウの花を目当てにやってきました。
7月22日(土) 1日目
早島駅を7時に出発し、早島ICから南国SAで休憩をとりながらバスは伊野ICで降りました。
まず向かったのは、「横倉山自然の森博物館」です。(9時45分~11時10分)
現在、牧野富太郎がモデルの「らんまん」がNHK朝のドラマで放送中ということもあり、訪れる人も多いです。
駐車場で目に付いたのが、崖に垂れ下がって咲いている「タキユリ」です。
博物館は、横倉山の自然や鉱石、植物などあらゆるものが展示されています。
中でも牧野富太郎の植物画がたくさん展示されていました。学芸員さんの説明もあり、よかったです。
その後、佐川町に向かい、佐川の街と牧野公園の散策です。(11時30分~13時40分)
牧野富太郎生家 現在は「牧野富太郎ふるさと館」として富太郎さんゆかりの遺品や資料を展示しています。
ふるさと館の裏にある苔むした急な石階段を登っていくと、「金峰神社」です。富太郎が幼いころ、植物に親しんだ場所です。
バイカオウレンの葉っぱもありました。
金峰神社です。階段の横には、オオキツネノカミソリが咲いていました。
そのまま牧野公園に向かいます。
青源寺の階段
ヤブミョウガ
タキユリの群生 石垣に垂れ下がって咲く様は美しいです。
ムカデラン とても小さい花です。
ベンチには牧野博士が採集に使用した胴乱のレプリカが置いてあります。
ジョウロウホトトギスの葉っぱを見つけました。「らんまん」のドラマでいつも出てくる花ですが、まだ見たことがありません。
ぜひ花の咲く10月初めに来てみたいものです。
タキユリ群生
ヒオウギ
フシグロセンノウ
ヒナシャジン
カワラナデシコ
スエコザサ
この奥に牧野富太郎、田中光顕のお墓があります。
イワタバコの花
キレンゲショウマ
佐川の街並み散策
名教館(めいこうかん) 幕末の偉人を輩出した郷校で、牧野富太郎もここで学んでいます。
昼食はもちろん大正軒のうな重です。(13時45分~14時30分)
昼食後は、今日の宿「星ふるヴィレッジTENGU」に向けて出発です。
「天狗荘」がリニューアルされ、「星ふるヴィレッジTENGU」と名前も変更されました。(16時30分着)
チェックイン後、入浴を済ませ、
18時45分から夕食です。
20時30分からスターウォッチングがある予定でしたが、霧がかかっレ観察できず!!
なので、プラネタリウムで星空観察です。(20時30分~21時10分)
7月23日(日) 2日目
7時朝食
ここ「星ふるヴィレッジTENGU」は、高知県と愛媛県の県境に立っていて、建物の中も2つの県にまたがっています。
8時26分、朝もやのかかる中、天狗の森に向けて登山開始です。
苔むした石灰岩が点在する道を進んでいきます。途中、たくさんの花に出会うことができました。
ハンカイソウ
ヤマホトトギス
ホトトギス
図鑑によると、花が上向きなのはホトトギス、反り返っているのはヤマホトトギス、花は開くが反り返らないのがヤマジノホトトギスだそうです。
イシヅチカラマツ
マルバマンネングサ
ナガバノコウヤボウキ
ギンバイソウ
バイケイソウ
ヒメユリ
ツクシクサボタン
ホタルブクロ
9時14分、天狗の森(1485m)に到着です。
カラマツソウ
さらに自然林の中を進んでいくと、
10時53分、黒滝山(1370m)に到着です。ここからセラピーロードまで急坂を下っていきます。
ツチアケビ
ギンバイソウ
歩きやすいセラピーロードの道を進んでいきます。
ヤマアジサイ
キレンゲショウマは、まだ蕾でした。
13時6分、セラピーロード入口(宿の駐車場)に到着です。
朝、私たちが天狗の森に出発するときはがら空きだった広い駐車場が、自家用車でほぼ満車になっていました。
トイレ休憩後、ハンカイソウ群生地を目指しで天狗高原を歩きます。(13時18分~14時10分)
ハンカイソウ大群生
雄大な景色が広がる四国カルストの中を歩きます。おおぜいの人でにぎわっています。
ヒメユリ 鮮やかな緋色が綺麗です。
14時13分、遅めの昼食は、「星ふるヴィレッジ」で四万十ポークのカツカレーです。
デザートはソフトクリームです。大人気で行列ができていました。
14時54分ン、宿を出発し、帰路に向かいます。
途中、「まきのさんの道の駅・佐川」に立ち寄り、お土産を購入しました。新しくできたばかりの道の駅です。(16時40分~17時6分)
早島駅19時27分着、自宅には20時15分到着です。
たくさんの花に出会えて、よかったです。
10月1日(日)
どうしてもジョウロウホトトギスの花を見たくて、再び牧野公園を訪れました。
すぐに見つかりました。石垣に垂れ下がるように咲いていて、まだ蕾が多かったけれど、初めて見ることができ、大感激です。
ナンバンキセル
ヒメノボタン(ピンク、白)
ヒオウギがまだ咲いていました。
スエコザサ
ホトトギス
いつの時期に行っても楽しむことができる牧野公園です。