2015年11月22日
昨年、素晴らしい紅葉に感動した書写山を再び訪れました。
今回は、書写山の三角点を目指しました。
書写山行程表
書写山登山地図
7時10分、岡山駅を出発し、山陽ICから姫路西ICを経由してロープウエィ書写駅(山麓駅)に8時40分到着しました。
車1台を「ローソン夢前新在家」に回し、ついでに下山口を探して再び書写駅に帰ると、9時20分になりました。
9時40分、東坂登山口に向けて出発しました。山道途中には、1丁ごとに石柱がたっていました。
樫の木綱(絆) 2本の樫の木がつながっています。
時々現れる、岩場を登っていくと、
ロープウエィの終点、書写山上駅に到着です。(10時34分)
志納所で500円を納め、中に入ると「慈悲の鐘」があります。
東坂(西国巡礼の道)を進むと、姫路市内が見渡せる場所があります。
ここから晴れていれば、前方の八丈岩山の左肩に姫路城が見えます。
この地図は、ベンチの上に書かれているものです。
今日は霞んでいましたが、ズームでカメラを覗きこむと、それでもうっすらと確認することが出来ました。
仁王門に到着(11時)
18丁と書かれた石柱があり、東坂の終点であるここまでの距離を示しているそうです。
門をくぐると、美しい紅葉が姿を現しました。
摩尼殿
今年の摩尼殿からの紅葉は、今一歩でした。
緑のままの木、もう散ってしまっている木も多く、鮮やかさはありませんでした。
昨年の美しさを期待していただけに、ちょっと残念でした。
摩尼殿横の石階段を登り、白山権現に到着です。(11時45分)
さらに石階段を上がり、進んでいくと山頂に到着です。
山頂といっても、山頂マークは無く、木に看板が吊るされているだけです。
三之堂 数々の大河ドラマや映画のロケ地になった所です。
昼食会場である圓教寺会館に向かっていると、石塀にたくさんの地蔵様が並んでいるのに出会いました。
圓教寺会館にて精進料理の昼食です。(12時30分)
これに果物(メロン)がついて、2700円でした。
十妙院 三連休の間は、特別拝観をしているということで入りました。
狩野永納の襖絵も凄かったけれど、庭の紅葉も美しかったです。
金剛堂の天井絵 ここも特別拝観です。 周辺の紅葉も素晴らしいです。
もう一つ、本多家廟所も特別拝観となっており、ここはいろいろな撮影に使われた場所だそうです。
奥ノ院にある開山堂
軒下の四隅に力士の彫刻があります。
四力士のうち北西隅の一人は、重さに耐えかねて逃げ出したという伝説があり、三力士しかいません。
南西の力士は、下山途中に見ることができました。
護法堂 昨年訪れた時は工事中でした。
護法堂の屋根の吹き替えをしていたようで、古い紋は護法堂拝殿に飾っていました。
周りの杉の木の皮をはぎ取って作っているそうです。
周りには、はぎ取られた杉の木がたくさんありました。
開山堂横に、鯰尾坂参道の看板があります。
この道から開山堂の南西の力士を見ることができます。(13時57分)
下山開始してすぐ倒木があり、道がふさがれていました。
道が違うのかと20分ほど探し、倒木を越えた向こうに参道を見つけました。(14時17分)
小さいお地蔵様と石柱が、三角点分岐の目印です。(14時24分)
石柱には「右行者道」と書かれており、右側の細い道を入っていきます。
3分ほど行くと、弁天堂の看板と祠があります。
その祠の横の階段を上がり、進んでいくと「三角点←」と書いた看板が目に入りました。
矢印の通り道の左側を見ると、三角点が見えました。
看板がなかったら、きっと見落としていたことでしょう。(14時32分着)
分岐まで引き返し、参道を進んでいくと、石仏がありました。
尾根にそって下っていき、15時30分、鯰尾坂参道口のお堂に到着です。
とても歩きやすい道でした。
「鯰尾大谷構居跡」の標柱を左に折れると、大通りに出ました。
大通りにある「ローソン夢前新在家」に車を停めさせてもらっていたので、書写山に駐車しているもう1台の車を取りに行きました。
その後、「ニューサンピア姫路ゆめさき」で温泉につかり、帰路につきました。
今年の紅葉は今一歩でしたが、特別拝観もでき、書写山の三角点も探すことが出来たので、大満足でした。
「寿量院」では5,000円・10,000円の精進本膳料理があるそうです。機会があれば味わってみたいものです。