2016年11月27日(日)

関東の旅3日目です。

今日は、「地獄覗き」で話題になっている鋸山日本寺を訪ねます。

8時、新宿駅集合

途中電車を乗り換え、10時30分頃、浜金谷駅に到着です。

ここから登山開始です。

 

途中、観光案内所に立ち寄り、ハイキングマップを手に入れました。(11時10分)

 

曲がり角にある肉屋で揚げたてコロッケを購入、食べ歩きをしました。

 

JR高架下をくぐり、

 

標識に従って進むと、

 

鋸山のギザギザが現れました。

 

分岐で、私たちは「車力道(しゃりきみち)コース」を進みます。

 

ヒカリモ発生地 春になると、外からの光の反射して黄金色に輝くそうです。

 

鋸山と石切場跡が見えます。

 

索道跡

 

車力道跡

石が敷き詰められた道、この上を「ねこ車」と呼ばれる荷車に1本80kgの石を3本のせ、女性が運んでいたそうです。

しっかりと「わだち」ができています。

 

階段にも「わだち」が・・・。

 

石切場跡(12時5分)

 

こんな急な石階段にも「わだち」の跡があります。

 

ダイモンジソウ

 

リュウノウギク

 

リンドウ

 

東京湾を望むことのできる展望台に行きました。(12時25分)

 

鋸山山頂を目指して進みました。

 

鋸山山頂に到着です。(12時50分)

 

山頂からの眺め

 

分岐まで引き返し、いくつもの石切場跡を眺めながら進んでいきます。

足元には水が溜まっていて、なんと、魚が泳いでいました。

 

切り通し跡(13時25分)

 

石切場跡(観音洞窟)

 

しばらく敷き詰められた石の道を進んでいくと、

 

「地獄のぞき」で有名なせり出した岩が頭上に現れました。

 

急な石段が何か所か続き、手すりを頼りにゆっくり登っていくと、

 

「日本寺北口」に到着です。(14時4分)

北口管理所で拝観料600円を支払い、説明を聞くと「下っていくほど見どころがあるよ。」と言われました。

ロープウェイで下りる予定でしたが、歩くことにしました。

 

百尺観音

 

地獄のぞき 山頂展望台より

この地獄覗きの先端で写真を撮るのに、大勢の人が並んでいました。

 

看板に従って階段を下っていくと、様々な観音様に出会えます。

 

西国観音(14時37分)

 

二天門

 

通天関

 

坐禅石

 

百躰観音

 

あせかき不動

 

宝筐印塔(ほうきょういんとう)

 

日牌堂

 

階段を奥に上がっていくと、奥之院無漏窟があります。

 

維摩窟

 

聖徳太子

 

不動滝

 

弘法大師護摩窟

 

日本一の「大仏さま」に到着です。(15時15分)

チケットを買った管理所の人から「ここの売店では食事もできるし、お土産も買える」と教えてもらったのですが、お守りほどしか売っていませんでした。

 

大黒堂

 

薬師本殿

 

乾坤稲荷(けんこんいなり)

鋸山は、正しくは乾坤山だそうです。

 

仁王門 表参道管理所

 

弘法井 弘法大師手穿の井で、千年いまだ絶えずにいるそうです。

 

蝸牛石

 

最後の階段を下り、表参道をぬけ、

 

のどかな田園風景の中を進んでいくと、

 

保田駅に到着です。(16時20分)

「保田駅は海の近くだから、おいしい魚料理も食べれるよ。」とチケットセンターの人に教えてもらっていました。

そのため、おいしい食事を期待していたのですが、食事処もありませんでした。

しかたなく、また電車を乗り継ぎ、新宿まで帰って夕食となりました。

 

江戸時代後期から房州石として始まった石切りは、昭和60年まで続けられたそうです。

昔の人たちの苦労と歴史を感じた鋸山でした。

 

関東の旅(その3-筑波山、877m、茨城県)へ