2014年5月18日
山野草が多いことで知られている皿ヶ峰が今回の目的地です。
5月のこの時期10日間ほどしか見られないクマガイソウを求めて、岡山駅西口を早朝6時に出発し、水の元登山口には9時に到着しました。
ここから上林峠コースを登って行きます。
とても歩きやすい登山道で、道々には早速可愛い花が出迎えてくれました。
クサイチゴ
コンロンソウ
白い可愛い花で、道々ずっと群生が見られました。
ハナイカダ
葉っぱの上に可愛い花が付いています。
ナガハモミジイチゴ
ホウチャクソウ
ウワバミソウ
フタリシズカ
クルマバソウ
足下に咲いている草花を愛でながら、登山道を歩きます。
コンロンソウが群生して咲いていました。
白い花が多い中、真っ赤なツツジが目を引きました
ヤマブキソウ
新緑の中、歩きやすい登山道を花を楽しみながら登っていきます。
エンレイソウ
木の幹に、くっついている苔を見つけました。
イチリンソウの群生です。
ジロボウエンゴサク
ヤマルリソウも群生しています。
ツルシキビ
キンバイ
クロフネサイシン
葉っぱの下にかくれ、地面に這いつくばって咲いている、地味ながらとてもかわいい花を発見しました。
葉っぱをどかさないと花は見えないし、花の色も地面と同色なので見逃してしまいそうですが、道々にたくさん咲いていました。
ツクバネソウ
コバノミツバツツジ
マムシグサ
急に目の前が開け、竜神平という湿原に到着しました。(11時30分)
ここは、たくさんの親子連れや子供たちでにぎわっていました。
近くに大きなシャクナゲがあり、みごとな花をつけていました。
竜神小屋そばの登山道を20分ほど登り、皿ヶ峰山頂に到着しました。
遠く石鎚連峰を望むことができました。
ここから皿ヶ峰三角点を通って、十字峠に向かいました。
チゴユリ
岩場にイワカガミが咲いていました。
レイヨウボタン
ニリンソウも咲いていました。
ラショウモンカズラ
今回の一番の目的である、クマガイソウの群生地へ向かいました。
残念ながら少し早かったようで、全部つぼみでした。
一週間後にここを訪れた人から、「満開だった」と後で聞きました。
ハシリドコロ
ナベワリ
ヤマルリソウ るり色の可愛い花が咲きこぼれています。
ピンク色のヤマルリソウを発見しました。
咲き始めのころはピンク色で、後ブルーに変わるそうです。
シコクカッコソウが群生していました。
ヤマシャクヤクもたくさん咲いていました。
ヤマブキソウが群生していました。緑に黄金色の花が映え、とてもきれいでした。
ヤマウツボ
フタバアオイ
ヤマブキソウとイチリンソウの共演です。
遠くまで輝いて見えました。
ブナ林のふもとは、コンロンソウの大群生でした。
14時20分、風穴に到着しました。天然のクーラーになっていて、涼しい風を感じました。
また、ここではヒマラヤの青いケシを栽培しているしているそうです。
初夏には神秘的な光景を見ることができるでしょう。
ネコノメソウ
ミヤマカタバミ
ワチガイソウ
上林森林公園の駐車場のそばで、クマガイソウの花を見つけました。
2枚の扇を広げたような葉っぱと、大きく膨らんだ、不思議な形をした花を見ることが出来てよかったです。
日本の野生ランでは、最大の花だそうです。
上林森林公園の遊歩道を通って、水の元駐車場まで歩きました。
可愛い草花を、まだまだ見つけることができました。
ユキザサ
ミヤマハコベ
ヒカゲツツジも咲いていました。
コクワガタ
予定より1時間遅れでバスに戻りました。(15時)
これは、あまりにたくさんの花々との遭遇によって、みんなでゆっくり花を愛でたり、写真を撮ったりしたからでした。
また、ほかの時期にも行ってみたいと思った山でした。