2013年6月8日(土)~6月9日(日) アルパインツアー利用
この時期の天生(あもう)湿原は、ミズバショウやサンカヨウなどの花がとてもきれいに咲いているというのを聞き、旅行会社に岡山発着でツアーを組んでもらいました。
6月8日 (1日目)
朝8時、岡山駅西口に集合し、バスで一路、飛騨古川に向かいました。(約7時間)
飛騨古川は、鯉と白壁土蔵の城下町でした。
早速、町を散策です。
飛騨古川まつり会館の横には、起し太鼓が展示されていました。
樹齢800年の老木、飛騨槙柏(しんぱく)と書かれていました。
何の木でしょうか?
瀬戸川の鯉
10月下旬から4月上旬までは、この川から引っ越して、近くの家で過ごすそうです。
鯉と白壁土蔵をゆっくり散策します。
酒屋(蓬莱酒蔵元)
和ろうそくの老舗
今は7代目だそうです。
瀬戸川筋を歩きながら、「モナカサンドアイス」の店を見つけ、いただきました。
おいしい食べ物から老舗工芸品まで、さまざまな店が立ち並びしっかり楽しめました。
飛騨河合町の山間の宿に行きました。
山菜の天ぷらやすずのこなど素朴な味がよかったです。
6月9日 (2日目)
7時、宿を出発しました。
宿の皆さんがずっと手を振って見送ってくれました。
7時40分、天生峠に到着です。
8時、登山開始です。
登山開始早々、サンカヨウが出迎えてくれました。
道々にずっと咲いていました。
エンレイソウ
タムシバ
オオカメノキ
マイズルソウ
イワナシ
ツクバネソウ 20分ほど歩いただけで、たくさんの花に出会いました。
登山口から25分ほど歩くと、「北アルプス見晴らしスポット」に着きました。
本当に素晴らしい眺めです。
剱岳・立山・薬師岳・水晶岳・野口五郎岳の眺望
槍ヶ岳・笠岳・穂高連峰の眺望
8時36分、天生湿原に着きました。
木道を歩きながら、花の撮影会です。
早速ミズバショウが迎えてくれました。
コバイケイソウ
ヒメイチゲ
ミツガシワ
ミツバオウレン
リンドウ
ミツバノバイカオウレン
チゴユリ
ショウジョウバカマ
ツバメオモト
ミズバショウの大群生です。
ミズバショウとショウジョウバカマの共演 です。
ミズバショウが続いている道に沿って散策です。
リュウキンカ
ムラサキヤシオ
サンカヨウ 花がたくさんついています。
ニリンソウの群生も見られました。
9時22分、カラ谷分岐に着きました。この辺りもサンカヨウが群生しています。
ここからブナ探勝路を通ります。
カツラの巨木がありました。
周りはブナの原生林、足元にはサンカヨウの群生、すぐ横には雪渓が見えました。
ブナ林の中を歩きます。
ダケカンバ
変わった色のニリンソウを見つけました。
キクザキイチゲ
どちらもミヤマカタバミ
どちらもコミヤマカタバミ
再びミズバショウ群生地に到達しました。
白く見える点々は、すべてミズバショウです。
雪渓を進みます。
10時40分、籾糠分岐に到着です。
ここから籾糠山を目指します。
やはり道々にはサンカヨウや他にも色々な花が咲き誇っていました。
最後、急な登りを頑張ると籾糠山頂上です。(11時10分着)
頂上はとても狭いので、譲り合って、大パノラマを満喫しました。
御嶽山
乗鞍岳
右から穂高連峰、槍ヶ岳、黒部五郎岳、水晶岳、薬師岳
右から黒部五郎岳、水晶岳、薬師岳、立山連邦、剱岳
猿ヶ馬場山
ザゼンソウ
山頂から下りた所で昼食タイム、その後水平分岐に向かいました。
そこでザゼンソウ発見です。
ムラサキヤシオ
ハウチワカエデ
ハウチワカエデ 芽吹き
12時40分、水平分岐に到着です。ここからカラ谷登山道を通ります。
リュウキンカ
キヌガサソウ
沢に沿って下っていきます。
雪渓を何度も歩きました。
カツラ門
13時45分、カラ谷分岐近くまで帰って着ました。
この辺りは、サンカヨウとニリンソウの大群生を観察することができます。
ニリンソウ群生
サンカヨウ群生
クサソテツ
ツバメオモト
ミズバショウとサンカヨウ、最後まで私たちの目を楽しませてくれました。
14時30分、駐車場に到着です。
花の写真撮影に時間をとりすぎたので、合掌造り全景のみの眺望を求め白川郷見晴らし台に向かいました。
ここから白川郷の合掌造りを眺め、その後岡山までバスを走らせました。(22時着)
ここ天生湿原は、2週間違えば全く別の花が見られるそうです。ぜひ、違う時期にまた来たいものです。