2015年8月11日
5日目(8月11日)
北関東百名山の4つ目、今日は皇海山を目指します。
この地は群馬県、栃木県の県境にあり、とても山奥深いところです。
しかし、昨日皇海山登山口まで到着してテント泊したので、今日はすぐ登ることができます。
4時起床、テントをたたみ朝食を食べ、5時、登山口を出発です。
「皇海山」登山道の案内図がありました。
行き止まりのポールをまたぎ、沢に沿った道を歩きます。
標識を過ぎると、とたんに道が狭くなりました。(5時16分)
自然林の中を進んで行きます。
道を下ると、沢に出ました。
足下を注意しながら、沢を渡っていきます。
沢沿いにアップダウンを繰り返し、さらに沢を数回渡っていきます。
笹原のなだらかな登り道です。
岩の間に黄色い可愛い花を発見!!
いろいろな所で、小さい滝を確認することができます。
ミヤマヨメナかな?
沢を横目に、大岩が転がる細い道を登っていきます。
登山口と山頂の中間地点までやってきました。(6時8分)
ツリガネニンジン
ホトトギス
苔むした岩の間を流れる水
水がほとんどなくなった沢には、大小の石がごろごろ転がっています。
岩がないところは木の根道で、赤土の部分はとても滑りやすいです。
ロープをたより、木の根をたより、急坂を登っていきます。
6時40分、不動沢のコルに到着です。
展望は開けていて、ここから鋸山を眺めることがます。
深い森、笹原の中を進んでいきます。
また、倒木をかわしながら、ひたすら進んでいきます。
振り向くと、展望が開け、遠くの山々が見えてきました。
周りにはギザギザの山が多いです。大パノラマが開けています。
ロープをたよりに木の根と大岩を避けながら、針葉樹林の中を登っていきます。
大きな岩です。やはりロープが頼りです。
皇海山山頂まであと0.4kmの看板です。あと一息!(7時16分)
「青銅の剣」が立っていました。
7時30分、やっと皇海山山頂に到着です。
こちらが本当の山頂の看板でしょうか?
山頂からは、樹林ごしに日光の山々を望むことが出来ました。
下山は同じ道を下ります。登り以上に急坂のように感じます。
滑りやすいので、慎重に下っていきます。
不動沢のコルに到着です。(8時28分)
岩ゴロゴロのザレ場を、ゆっくり下山します。
最後の沢を渡っていきました。(9時30分)
最後、樹林帯の尾根道を歩いて行きます。
9時41分、皇海山登山口に帰ってきました。
4時間30分の行程でした。曇り空で、しのぎやすかったです。
駐車場近くの谷です。本当に山深い谷がどこまでも続いていました。
再びでこぼこ道の林道を進み、昨日と同じ「しゃくなげの湯」で温泉と昼食を楽しみました。
名物の「えだまメンチ」を食べました。おいしかったです。(11時50分)
その後、車で一路岡山に向かいました。(21時着)
今回は北関東百名山4座を巡りました。
山深いところばかりでしたが、車とテント(時には宿)を効率よく使い、
毎日温泉にも入れ、快適な山旅でした。
車を運転してくださった皆様、本当にありがとうございました!!