2016年9月22日(木)
秋の草花を求めて、昨年に引き続き今年も吾妻山を訪れました。
この山は、手軽に登れて草花もたくさん楽しむことができます。
展望もよいので何度でも訪れたい山です。
7時に岡山駅前を出発し、山陽道、尾道道、松江道を経て高野ICで下ります。
高野ICを下りるとすぐに道の駅があり、多くの人でにぎわっていました。
その後、吾妻山休暇村に向かいました。(10時10分着)
玄関を一歩入ると、お迎えのおもてなしがありました。
少し雨が降っているので、傘を使用しました。
10時30分、吾妻山頂に向けて出発しました。
ゲンノショウコ
ウメバチソウ
マツムシソウ
草原には、ウメバチソウやマツムシソウが咲き乱れていました。
草原から吾妻山頂を望むことができます。
池のそばには、ミゾソバが群生していました。
ヤマラッキョウ
アケボノソウ
キセルアザミ
イブキトラノオ
ワレモコウ
クロバナヒキオコシ
階段を登っていきます。両側にはたくさんの花々が見られます。
イヨフウロ
ヤマハッカ
キバナノアキギリ
カワラナデシコ
アキノキリンソウ
センブリ
リンドウ
タンナトリカブト
ツリガネニンジン
サラシナショウマ
キュウシュウコゴメグサ
リュウノウギク
ママコナ
吾妻山山頂に到着です。(11時30分)
本来なら360度の大パノラマがひろがっているはずなのですが・・・。
比婆山を望みながら下山していくと、タンナトリカブトの群生地に到着です。
雨に打たれて、花びらが透き通っています。
ヨツバヒヨドリ
ハギ
ホタルブクロ
サンインヒキオコシ
ツルリンドウ
ユキザサの実
赤や白のキノコもありました。
林の中を進んでいくと、
ツリフネソウがたくさん見られます。
サワフタギの実は、きれいな青色です。
ツルニンジン
タチツボスミレ
ヤマボウシの実がたくさん落ちていました。
葉っぱに赤い実のようなものが・・・これは虫の卵でした。
休暇村の近くに、たくさんの実をつけたヤマボウシの木がありました。
食べられるというのでかじってみると、甘酸っぱい味がしました。
12時50分、休暇村に到着です。
遅い昼食をとり、岐路につきました。
雨模様でしたが、たくさんの花々に出会えました。
2016年10月16日(日)
吾妻山は紅葉も美しいというので、1か月後に再び訪れました。
ロッジの周りの木はすべて紅葉するそうです。
例年は10月中旬頃から11月上旬頃が見ごろだそうですが、今年は少し早かったようです。
草原は少し色づいていました。
向こうに見える「小坊主」に登りました。
「小坊主」からの展望 登山道と吾妻山頂を望むことができます。
9月に見られたウメバチソウ、マツムシソウなど秋の草花もまだたくさん咲いていました。
テリハアザミ
池の周りには、アヤメが咲いていました。
フユノハナワラビ
ツルリンドウの実
イヨフウロの種と葉の紅葉
マムシグサの実
マユミの実
アカモノ
アカモノの実
ウツボグサ(別名カコソウ(夏枯草))
山頂からの景色
今日は、大山を望むことができました。
大膳原、比婆山を望む
コマユミの実
しっかり紅葉も楽しむことができました。
マツカゼソウ
9月は雨で蕾だったリンドウも、たくさん咲いていました。
オオカニコウモリ
モミジガサ
ダイコンソウ
タチツボスミレ
ツリフネソウは、ほとんどが実になっていました。
この実をそっとさわると、パッとはじけて驚かされます。
イヌトウバナ
ミズヒキ
マムシグサの群生
ツルアジサイ
ヨシノアザミ
大池の周りも、少しずつ紅葉が進んでいます。
歩くだけで、多くの鯉が集まってきます。
今日の昼食は、「おろちループ」近くの「鉄の彫刻美術館」でいただきました。
紅葉の始まりでしたが、いろいろな花にも出会えました。
雲海も見られるという吾妻山、吾妻山ロッジに宿泊してのんびり散策するのも楽しそうです。