2017年11月19日(日)

「安芸の宮島に次ぐ紅葉の名所仏通寺の散策」と、

「大きな玉石が山の中腹をまるで川の流れのように見えるジオミステリー久井の岩海の散策」、

さらに「筆影山山頂から瀬戸内の島々を見下ろし、広島風お好み焼きを食す」という盛り沢山の計画です。

 

7時、岡山駅西口を出発したバスは、早島ICから三原久井ICまで進み、仏通寺に到着したのは8時40分です。

菊花展や地元産土産のテントもたくさん張られていました。

 

バスを降りて車道に出ると、早速見事な紅葉に目を奪われました。

木々の紅葉だけでなく、真っ赤な絨毯になっている広場など、素晴らしい紅葉です。

 

イヌマキの大木

 

この橋を渡ると、仏通寺です。

今回は散策のみで、寺の中には入りませんでした。

 

川沿いに散策し、

 

渓谷美を堪能しました。

 

次に向かったのは、宇根山至幸院です。(10時40分着)

雲色が怪しくなってきて、雪がちらつき始めました。

 

仁王門と仁王尊

 

弘法大師修行の場と伝えられており、高さ5.5mの弘法大師像があります。

長寿の里として、健康と幸福を祈願する人の参拝が多いそうです。

 

山頂周囲はアンテナ施設が立っており、三角点もありました。(標高699m)

備南最高峰といわれています。

 

本堂から丘をぐるっと回れば、四国八十八ヵ所を周ることができるらしい札が立っていました。

 

山頂からの風景

天気が良ければ大三島や四国山地を望むこともできるそうです。

 

11時5分、宇根山のふもとにある「久井の岩海(がんかい)」に到着です。

雪が舞っています。

 

たくさんの大岩がどこまでも続いている、不思議な光景が現れました。

この岩海は、花崗閃緑岩が風雨や気温の変化で割れ目(節理)ができ、さらに風化され、豪雨の度に岩の周りの砂が流され、岩が地表に出てきたものだそうです。

「ごうろ」と呼ばれ、「ぜにがめごうろ」「ながごうろ」「おおごうろ」と何本か広がっていて、楽しく散策することができます。

 

「なかごうろ」

 

「おおごうろ」

 

水音峡

岩に耳を充てると、流水の音が聞こえます。

11時50分、天気も回復してきたので、風をよけて木々の間で昼食としました。

青空も見えてきたところでバスに乗り、次の目的地に出発です。(12時35分発)

 

13時25分、筆影山(311m)に到着です。

筆影山は、海に映る山の形が筆のように見える所から名づけられたそうです。

紅葉と瀬戸内の多島美が素晴らしいです。

 

展望台がいくつか設けられており、色々な場所で景色を楽しむことができます。(14時発)

その後、「福山のおいしいと評判のお好み焼き屋」に寄る予定でしたが、予約でいっぱいで無理だということでした。残念!!

そこで道の駅「みはら明神の里」に立ち寄り、岡山に帰りました。

 

 

後日、どうしても「福山のおいしいと評判のお好み焼き」を食べに行きたく、備北丘陵公園イルミネーションと合わせて計画しました。

 

12月14日(木)

 

岡山駅西口を9時30分出発、そのまま国道2号線を通り、福山にあるお好み焼き屋「吉甲」に到着です。

11時30分開店なので、しばらく待って今回は入れそうです。

 

そばも入り、とてもおいしかったです。

 

同じビルに、江戸時代から続く老舗どら焼き「虎屋」があります。

 

たこ焼きにしか見えないシュークリーム 見た目で心を奪われますが、味も素晴らしかったです。

その他、コロッケそっくりなレアチーズケーキ、お好み焼きそっくりなマロンケーキなど、見ているだけで楽しくなるようなお菓子が並んでいました。

 

14時10分、国営備北丘陵公園に到着です。

 

「上の農家」では、お飾り作りの体験もできるそうです。

 

「下の農家」では、こたつに入っておぜんざいを楽しめます。漬物は自由にいただけます。

ここでイルミネーションまでの時間を待ちます。

 

広い丘陵公園の中が様々な趣向を凝らした輝きで彩られ、楽しむことができました。

17時30分から18時30分の1時間を散策し、岡山に帰りました。