2019年1月14日(日)
頂上から尾道水道が良く見える岩屋山のミステリーゾーンと瀬戸内海国立公園の高見山に行きました。
岡山駅発6時57分のJRに乗り、尾道駅へ(8時17分着)
ここから10分程フェリーに乗り、向島の兼吉に向かいます。(8時55分着)
看板を曲がると目の前に、岩屋の巨岩が見えてきました。
表参道登山口です。(9時15分)
いくつか石鳥居をくぐって
巨石広場に到着です。(9時22分)
5つの岩が三層になっていて、はるか昔人工的に造られたとのことですが、本当なのでしょうか。
この巨石、見る方向によっていろいろな形に見えます。
一番右の岩が「飛び出した岩」です。飛び出した岩を安定させるためにくさびの岩がはまっています。
正面広場から見ると、中央に岩屋があります。
中には岩屋薬師が祀られ、周りには摩崖仏や梵字も刻まれています。
また天井石や左の石には雷のような線刻が刻まれています。
巨石の裏は、「割れ目」になっています。
夏至の太陽が割れ目反対の東側から昇り、冬至の太陽が割れ目の中央に沈むように造られているそうです。
西の下から見上げると、「飛び出した岩」が見られます。
この巨石の周りを不思議に感じながら、ぐるっと回るのも楽しいです。
薬師堂
薬師堂の脇にある不思議な岩、思わず「イノシシ」と言ってしまいましたが、祈りのための燈明を焚いたあとだそうです。
この岩と薬師堂は、千光寺から見えるのだそうです。
その後、大元神社を通り、尾道三山が見えるビューポイントに向かいます。
尾道水道を挟んで、対岸の千光寺山
西國寺山(左)と浄土寺山
尾道三山の3つの古い寺は、向島の岩屋山に向けて建造されているのだそうです。
山と岩と太陽と寺院、本当によく考えて造られたものです。
10時10分、車道をひたすら歩き、もう一つの山である「高見山」に向かいます。
11時、向島洋ランセンターに到着、ここで昼食とします。
11時30分、「遊歩道」の看板のある道を登っていきます。
高見山山頂に立つ鉄塔が見えてきました。
12時40分、高見山山頂に到着です。山頂までは車道が続いていました。
展望台からは瀬戸内海の島々を見渡すことができます。
帰りは、行きに到着した港とは異なる所から渡船に乗り、尾道駅前の港に到着です。(14時55分着)
その後、JRで岡山に向かいました。
ミステリーに包まれた向島の岩屋山
つぎは、尾道三山の古い寺から尾道水道対岸の岩屋山を眺めてみたいです。