2017年6月7日(水)~10日(土) 阪急交通社トラピックス利用
利尻島・礼文島、二つの島に咲く高山植物の花を愛でに訪れました。
6月7日(水) 1日目
岡山空港9時30分発羽田空港着10時50分
途中、飛行機の中から富士山も望むことができました。
羽田空港12時発新千歳空港着13時35分着
ここで九州や四国から到着した人たちと合流し、バスの旅になります。
バスには、4日間の行程がわかりやすく絵地図で示されていました。
砂川ハイウェイオアシスで休憩後(16時15分~16時45分)、
、
まっすぐに伸びている道を北に向け、ひた走ります。
日本海オロロンラインを走っていると、海に浮かぶ利尻山が見えてきました。
今日の宿である稚内温泉「ホテル喜登」に到着は20時40分
夕食は毛ガニやたこしゃぶなど、北の味覚たっぷりの料理でした。
6月8日(木) 2日目
朝食を5時から頂き、5時50分には「ホテル喜登」を出発しました。
稚内港から礼文島香深港に向けて出発です。(6時20分発~8時15分着)
憧れのレブンアツモリソウに会えるのか、楽しみです。
2等船室で、船に乗ると、すぐに自分の場所を確保です。
船上からは利尻山も望むことができ、約2時間の船旅を楽しみました。
香深港到着後は、バスで桃岩へ向かいました。
岩の先が、桃の頭の形に見えます。
ここから桃岩展望台まで、お花畑を散策です。(8時40分~10時)
雨の中での散策となりました。
早速、ハクサンチドリの群生が至る所で見られました。
イワベンケイ
チシマフウロ
エゾイヌナズナ
高い位置に、こんもりと茂っていました。
ミヤマオダマキ
サクラソウモドキ
キジムシロ
レブンコザクラ
センダイハギ
マイヅルソウ
ミヤマキンポウゲ
コバイケイソウ
ホソバノアマナ
ネムロシオガマ
雨の中、遊歩道をゆっくりと登っていきます。
桃岩展望台に到着です。(9時20分)
ここから桃岩を望むことができます。ここから見た桃岩は、あまり桃の形に似ていません。
海の中に見えるのは「猫岩」です。猫の耳までよく見えます。
よっくりと下山します。この時期でも、たくさんの花を見ることができましたが、
高山植物は、まだ出始めということで、もう1週間もすると、お花畑になるそうです。
次に向かった先は、「北のカナリアパーク」です。(10時10分~10時30分)
天気がよけれなこの海の向こうには、利尻山が見えるはず・・。
ここは、2012年吉永小百合主演映画「北のカナリアたち」のロケ撮影を記念して、2013年に作られたそうです。
ロケの主な舞台となった「麗端小学校岬分校」の中も見学できます。
前庭には、レブンアツモリソウや
ミヤマオダマキ
シラゲキクバクワガタ(白毛菊葉桑形)などの花がたくさん咲いていました。
おいしいコーヒーもいただけます。
昼食は「ウニ丼」です。(10時43分~11時25分)
昼食会場の花壇には、クロユリ、
レブンキンバイなどの花が見られました。
レブンアツモリソウの群生地に向かいました。(11時50分~12時10分)
今年は、もう終わりかけだそうです。
それでも出会えました。
礼文島(香深港)から利尻島(鴛泊港)へ渡ります。(13時25分~14時10分)
利尻島上陸後、原生林に囲まれた神秘的な「姫沼」をぐるっと一周します。(14時26分~14時55分)
ノビネチドリ
マイヅルソウ群生
ホウチャクソウ
シャク
クルマバソウ
オオナルコユリ
ヒトリシズカ
急ぎ足で周ったので、ゆっくりと景色を楽しむことができませんでしたが、たくさんの花を観察することはできました。
バスの中から、二重にかかっている虹を見ました。(15時7分)
「白い恋人の丘」まで散策中に見つけたホウの花と蕾
ナナカマド
ゴゼンタチバナ
オオヤマフスマ
オオヘラバコ
白い恋人の丘(15時50分着)
天気がよければ、この向こうには、利尻山が望めるはず・・・。
仙法志御崎公園は、利尻島最南端の場所です。(16時22分~16時55分)
溶岩海岸になっています。
この海で、アザラシが飼われていました。
17時20分、利尻島「北国グランドホテル」に到着です。
空を見上げると、変わった形の大きな雲が見られました。
利尻山にも大きな傘雲がありました。
ホテルの外には、桜もまだ咲いていました。
リシリヒナゲシに似ているのですが、利尻山の8合目以上に咲く花というので、違うのでしょう。
夕食は「利尻海鮮御膳」ウニ飯とデザートはケーキでした。(18時45分~)
一日で礼文島と利尻島を巡るというハードスケジュールでしたが、たくさんの花に出会えてよかったです。