2016年4月3日
昨年に引き続き、今年も中山連山を訪れました。
今回は、中山寺から奥ノ院、清荒神(きよしこうじん)を巡るコースです。
昨年素晴らしかった、桜とコバノミツバツツジに再び出会えるのも楽しみの一つです。
岡山駅南駐車場を6時30分に出発し、山陽ICから宝塚ICを通り、中山観音駅には9時に到着です。
中山寺参道をくぐりぬけると、
中山寺大門が見えてきました。(9時10分)
この大門の左右に、たくさんの「わらじ」が奉納されていました。
さらに参道をぬけていくと、
長い階段の上に本堂が見えてきました。エレベーターもついています。
聖徳太子が建立したといわれる中山寺は、「安産の観音様」です。
ここは桜の名所でもあり、みごとな桜と宝塚の街並みを望むことができました。
桜を堪能した後は、中山寺奥之院に向かいます。
山道に入ると、たくさんの小さい地蔵様と、
コバノミツバツツジが迎えてくれました。
10時14分、展望台に到着です。
宝塚の街並みを見渡すことができます。
10時25分、夫婦岩を通過しました。
中山寺奥の院(10時50分着)
この奥ノ院で「登拝回数スタンプ」を押してもらえるサービスがあるせいか、リピーターが多いそうです。
途中、身軽な格好で降りてくる人たちにたくさん出会いました。
鳥居をぬけて、次は中山最高峰を目指します。
タムシバの白い花や、
ツバキもたくさん咲いていました。
さらに山道を登っていきます。
この辺りのコバノミツバツツジの木は、まだまだつぼみでした。
水色の柵に沿って進むと、
登り切ったところが中山最高峰で、三角点がありました。(11時40分着)
やや狭いですが、ここで昼食としました。
中山からの景色
コバノミツバツツジは咲いていませんでした。
白く点在しているのは、すべてタムシバの花です。
ここからしばらくは同じ道を下っていきます。
両サイドのツバキの花がずっと続き、とてもきれいです。
分岐を過ぎると、「伝説の山 吾孫子の峰」と書かれた看板が掛かっていました。(12時40分)
ちょっとした広さがあり、中山連山西のピークだそうです。
しかし看板もないので、どんな伝説があるのかはわかりません。
この辺りはタムシバの花びらで、地面が白くなっています。
「陸上自衛隊演習場」の看板を見ながら下っていくと、「やすらぎ広場」に着きました。(13時6分)
広い芝生広場があり、その周りはぐるっと桜の木で囲まれています。
ピンク色の濃い桜の花もありました。
「清荒神」の看板から、急な階段を下っていきます。
シダと松の林をぬけていくと、
住宅の街並みが山の斜面に沿って、並んで見えてきました。
桜の道を眺めながら下っていくと、清荒神駐車場に到着です。(14時)
屋台が並ぶ道をぬけていくと、
清荒神清澄寺山門が見えてきました。
ここは、「台所の神様」として有名な荒神さんです。
大勢の人で賑っていました。
拝殿
本堂
時間があれば、「清荒神駅」までの参道を散策したかったのですが、
今日は時間がなかったので、駐車場まで帰りバスに乗りました。
15時、宝塚温泉で汗を流し、一路岡山に向かいました。(19時着)
今回も桜とツツジの花をたくさん愛でることができ、存分に楽しめました。
補足
1か月前の3月17日に、下見として中山連山の同じコースを訪れました。
このときは、清荒神の駅までの参道を存分に楽しみました。
細い山道の両側に約100店もの店が軒を連ねています。
約1.2kmの参道は、龍の道と呼ばれています。
緩やかにくねり登っていく参道の形は、「龍が天に昇るさまを表している」ともいわれ縁起のいい道とされています。
もう一度、ゆっくり登ってみたいものです。