2019年4月27日(土)

瀬戸内海の素晴らしい眺望とドウダンツツジの花を求めて、雄鷹台に行きました。

 

岡山駅8時30分発赤穂行のJRに乗り、赤穂駅着9時39分、

姫路行9時43分発のJRに乗り換え、坂越(さこし)駅到着は9時46分です。

 

千種川を越え、見えてきたのは木戸門跡広場です。(10時12分着)

廻船業で栄えていたころ、町を守るため朝開き、夕べには閉じる門番がいたとのことです。

 

坂越のレトロな街並みを散策します。

石だたみの大道(だいどう)は、白壁と焼き板の町家が並ぶ、落ち着いた街並みです。

 

坂越まち並み館 大正末期に奥藤銀行坂越支店として開設されたところで、当時の名残の大金庫が残っています。

 

奥藤酒造 慶長6年創業、兵庫県で二番目に古い酒蔵です。試飲もさせてもらえます。

郷土資料館があり、酒造りの道具や上方まで運んだ舟の復元模型などが展示されています。

 

酒屋の向かいに「坂利太」という小さなお店があり、のぞいてみると、洋菓子店でした。

イタリア・ナポリの名物スイーツが並び、思わず買って食べました。

 

大道井 坂越の古い井戸で、昭和10年に水道が通るまで坂越の生活用水として大切にされていました。

この石は大道井の井戸枠の一部で、その大道井は今も道路の下に残っているそうです。

 

旧坂越浦会所 赤穂藩の支所兼茶屋(10時45分着)

おはじきに絵を描き、並べて作品を展示していました。

2階には藩主専用の部屋もあり、湾に浮かぶ生島も眺めることができます。

 

11時4分、大輪の桜咲く大避(おおさけ)神社の鳥居をくぐり、

 

 

展望広場から秦河勝(はたのかわかつ)の墓だといわれている生島(いきしま)を望みます。(左側)

 

再び大道に戻り、旧坂越橋をわたり、雄鷹台山方面に向かいます。(11時30分)

雄鷹台山登山口があるのですが、鹿よけネットがあるので、西山寺から回っていきました。

 

いきなりザレ地の急坂を登っていくと、なぜか横転した車が・・。どこから上がってきたのか不思議です。

 

向こうに見える急坂をさらに登りきると、

 

昼食を食べているバイク運転手たちに出会いました。

聞くと、九州地方や中部地方など、さまざまな所から来ているとのこと、バイク仲間にとってこの場所は「聖地」なのだとか・・・。

 

休憩を兼ねて、所々瀬戸内海の眺望を楽しみながら進んでいきます。

 

何度か急坂のアップダウンを繰り返し、12時40分、後山山頂に到着です。ここで昼食としました。

 

標識を左折すると、ここからは樹林帯を進むようになります。(13時6分)

 

 

13時30分、雄鷹台山山頂に到着です。休憩所もあり、ゆっくりと山頂からの眺めを堪能します。

 

山頂から播州赤穂駅方面への下り道は、ドウダンツツジの大群生です。

小さくて真っ白なドウダンツツジのトンネルをゆっくりと下っていきます。

 

もちろん赤穂の町並みも見渡すことができます。

 

大岩とお地蔵さんが並んでいるこの場所は、最後のビューポイントです。

 

狭い階段を下っていくと、神社です。(14時45分着)

 

14時53分、赤穂側登山口に到着です。

 

15時5分、播州赤穂駅に到着です。駅構内でティータイムをして列車を待ちました。

赤穂駅発15時36分、岡山駅着16時54分です。

地味だけれど真っ白なドウダンツツジ、とてもかわいかったです。

秋は葉が真っ赤に紅葉して、また違った顔を見せてくれるとのこと

ぜひまた紅葉に秋に訪れてみたいです。

 

2019年11月26日(火)

 

雄鷹台山のドウダンツツジの紅葉が見たくて、再び訪れました。

 

大避神社の鳥居をくぐり、たどり着いた展望広場には、なんと、八重桜が咲いていました。

 

小さなお堂ですが、動植物の彫刻が細かくされていました。

 

雄鷹台山登山口からザレ地の急登を繰り返し登っていくと、

 

後山頂上に到着です。

 

今日の目的は、山頂からのドウダンツツジの紅葉です。

 

リンドウも咲いていました。

 

山頂付近はすでに散っている木も多かったのですが、9合目まで下ると、真っ赤なドウダンツツジの紅葉道が見られました。

 

まだまだ下の方にも、真っ赤に染まった紅葉道が見られます。

 

モチツツジも咲いていました。

 

しっかりと、ドウダンツツジの紅葉を楽しめた一日でした。