2016年10月15日(土)
5度目の登山になる書写山を訪れました。
今回は東坂参道から登り、西坂参道を下山することにしました。
岡山駅を7時7分に出発した電車は、姫路駅に8時34分に到着しました。
駅を出ると、早速「姫路城」が正面にお出迎えです。
8時40分のバスには乗れず、9時のバスに乗って書写駅まで行きました。
バスの中からも姫路城を望むことができました。
9時28分、書写駅に到着です。
至る所に「東坂参道」の案内板があるので、迷うことなく安心して進むことができます。
ここから登山開始、杖も用意されています。(9時50分)
階段を進んでいくと、
3分で「壱丁」の石標がありました。
また3分経過して「貮丁」の石標が。
1丁が100mほどなので、そこを3分で歩いているということなのでしょうか。
所々に岩場がありますが、わき道もついているので気軽に登ることができます。
日本一小さい池「宝池」
「らかん岩」の看板の通り道を行くと、
五体の羅漢さんが並んでいました。
「大日如来」と書かれた石像(10時6分)
六丁休堂跡
六丁の石標
樫の絆 木がつながっています。
コウヤボウキ
さらに岩を登っていくと、
素晴らしい展望が開けました。
石碑もありました。
十一丁の石標と砥石坂
右側の道を登って、「紫雲堂跡展望広場」へ。
紫雲堂跡(10時26分)
展望広場からの眺め
お地蔵様の並ぶ道を通り、
ロープウェイ山上駅を横目にみて進むと、志納所があります。
ここで500円を支払って、西国霊場27番札所として知られている書写山圓教寺に入ります。
ここからバスも出ているので、手軽に「魔尼殿」や「三つの堂」に行くこともできます。
慈悲の鐘
西国巡礼の道を進んでいくと、
ベンチのある見晴らし台に到着です。
このベンチには、ここから展望できる景色の説明書きがあります。
姫路城も見ることができます。今日はきれいに見えました。
仁王門
十八丁の石標があり、ここまでの距離を示しています。
広い参道を進んでいくと、
圓教寺の本堂、「摩尼殿」に到着です。(11時12分)
摩尼殿は、京都清水寺と同じ「舞台造り」となっています。
11月末になると、ここから望む紅葉風景は本当にすばらしいです。
紅葉祭りも開かれ、特別拝観も行っているので、本当に見応えがあります。
「白山権現」から書写山山頂に向かいます。(11時40分)
山道を進んでいくと、
白山権現に到着です。
白山権現のうら、横の階段を登っていくと書写山山頂です。(11時50分)
大講堂、食堂、常行堂の「三つの堂」に抜けて下っていきます。
食堂(じきどう)
広場には、午後からコンサートが開かれるとかで、椅子が並べられていました。
「食堂」より「常行堂」を望む
「食堂」より「大講堂」を望む
本多家墓所
弁慶鏡井戸
奥の院「開山堂」 性空上人をまつる堂
開山堂の軒の角を支える3力士
「護法堂」と「不動堂」
紅葉前の青々としたモミジのトンネルをくぐり、
「圓教寺会館」まで戻りました。(12時40分)
なんと、シャクナゲが咲いていました。
ここ圓教寺会館は精進料理が有名です。
予約していた、2700円の昼食をいただきました。
昼食後、今日は「西坂参道」を下山します。
圓教寺会館の横の道です。(13時35分)
コンクリートで固められた広い道は、かなりの急坂です。
「日吉神社」の横を通り、
「西坂」バス停に到着です。(14時15分)
ここからバスに乗って駅に向かいます。
途中、姫路城に立ち寄りました。(15時着)
お堀からの姫路城
お堀の周りを舟に乗って観光していました。
大手門
大手門を支えている石は、昔の石棺もあるそうで、模様が入っていたり、
中が空洞になっていたりしました。
「手を入れてごらん.」と近くに居た人に教えてもらい、びっくりです。
場内に入るのは1時間待ちというので、園内を散策しました。
菊花展も開催されていました。
化粧直しをしてきれいになった姫路城、たくさんの人で賑わっていました。
その後、姫路駅17時8分発の電車に乗って岡山へ帰りました。