2019年9月10日(火)~12日(木)

阪急交通社トラピックス利用

航空機代、レンタカー代、宿代込みで後はフリーという企画があったので、

それを利用して岩木山、八甲田山、八幡平の3つの百名山を訪ねました。

 

9月10日(火) 1日目

岡山空港を7時5分出発で羽田空港着11時10分

 

空から東京スカイツリーも確認することができました。

 

羽田空港9時55分発で青森空港11時10分着です。

レンタカーの手続きを済ませ、一路八幡平に向けて車を走らせました。(11時50分発)

 

途中、岩木山の美しい姿を見ながら車を進めていきます。

 

八幡平アスピーテラインを走り、車はアスピーテライン県境登山口に駐車しました。(14時着)

 

スタートは階段でしたが、すぐに石畳の歩きやすい道に変わりました。

 

エゾオヤマリンドウ

 

不思議な凹地(14時15分着)

 

鏡沼(14時20分)

 

めがね沼 これも火口湖です。(14時28分)

 

のんびりと池を眺めながら進んでいくと、八幡平山頂に到着です。(14時38分着)

 

展望台からの景色

 

帰りは、ガマ沼を通ります。

 

展望台からは、八幡沼を望むことができます。

 

コウメバチソウ

 

ヒヨドリソウ

 

向こうにとがって見える山は「岩手山」です。

 

トリカブト

 

15時20分、下山です。八幡平パークサービスセンターに向かう橋には、木製のオコジョがいました。

 

秋田県と岩手県の県境の看板も立っています。

 

八幡平登山口を15時40分に出発し、今日の宿である青森県のランプの宿「青荷温泉」を目指します。(17時50分着)

 

駐車場から急坂を下り、本館に到着です。

早速ランプのほのかな灯がお出迎えです。明るいうちに到着してよかった。

 

私たちの部屋は、吊り橋を渡り一番奥の離れで、「滝見の湯」の2階になります。

 

夕食もランプの灯だけです。(19時)

食材をもっとしっかり見たいと思いつつ・・・、岩魚の塩焼きが美味しかったです。

 

ここ青荷温泉は、4つの湯めぐりを楽しむことができます。

まずは、宿の下の「滝見の湯」です。

温泉の中ももちろんランプのみ。暗くて、湯かけの桶もすぐにはわかりませんでした。

露天風呂もありますが、真っ暗で滝はもちろん見ることはできません。

夜もまったりと過ぎ、早めの就寝です。

 

9月11日(水) 2日目

 

朝は「露天風呂」へ。混浴なのですが、他に誰もいませんでした。ラッキー!!

その他、「内風呂」と玄関を出たところに「健六の湯」があります。

 

私たちが泊まった建物「滝見の湯」と、滝です。

 

「ランプ小屋」があり、たくさんのランプが保管されていました。

ランプは、毎日交換しているそうです。

 

木々に囲まれ、さぞ紅葉の頃は素晴らしい景色に変わることでしょう。

紅葉の見ごろは10月中旬~11月上旬だそうです。

 

朝食(7時20分から)

 

ロビーにはクレヨン画家「孫内あつし」さんの「青森佞武多」の絵が飾られています。

 

トンボが飛んできて、体にとまりました。

指に移動させても飛んでいきません。トンボもゆったりと過ごしているのでしょうか。

 

7時50分、青荷温泉を出発し、八甲田ロープウェイ山麓駅に向かいました。(8時45分着)

当初は酸ヶ湯温泉から登る予定でしたが、時間短縮でロープウェイを使うことにしました。

 

9時始発のロープウェイに乗ることができ、約10分ほどで山頂駅に到着です。

ここで雨が降り出したので、カッパを着ました。

9時30分、登山開始です。

 

田茂萢(たもやち)湿原

湿原の向こうに見える小高い山は、田茂萢岳です。

向こうに見える山並みは北八甲田連峰の一部で、左から赤倉岳(1,548m)、井戸岳(1,550m)、大岳(1,585m)が見えます。

これから私たちが目指す山です。

 

かわいい花?を見つけました。名前はわかりません。

 

火山で断崖になった縁につけられた道を通り、10時50分、赤倉岳山頂に到着です。

祠がありました。

 

11時5分、井戸岳に到着です。

 

ここから鞍部まで下っていきますが、登山道の整備をされていました。

 

鞍部にある「大岳避難小屋」は工事中でした。(11時20分着)

 

 

足場の悪い岩場を登っていくと、大岳に到着です。(11時54分)

この北八甲田山は、複式火山で、第1次の活動でできた火口原の一部が田代平で、石倉岳などは外輪山なのだそうです。

第2次の活動で八甲田大岳や赤倉岳などの中央火口丘群がつくられたとの説明看板がありました。

今なお、噴火口が所々に見られます。

 

雨が止んだので、ここでお昼にしました。風が強く、寒いので、早々に下山です。

 

チシマギキョウ

 

オオバギボウシ

大岳避難小屋まで引き返し、上毛無岱、宮様コースを通り、ロープウェイ乗り場に向かいました。岩場の急登が続きます。

15時、ロープウェイ山頂駅に到着、コーヒーで一息入れて駐車場まで帰りました。

 

酸ヶ湯温泉に立ち寄り、名物「ヒバ千人風呂」に入浴です。(16時20分~16時55分)

 

今日の宿、浅虫温泉に向かう途中、太陽が見えてきたので、立ち寄りました。(17時10分)

 

ホテル着17時50分。浅虫さくら観光ホテルの部屋からの夕景(18時2分)

 

18時40分、夕食

 

 

20時30分から津軽三味線ライブがあるというので、ロビーに行きました。

今日も温泉にゆっくりつかり、就寝です。

 

10月12日(木) 3日目

5時26分の朝焼け、今日は天気がよさそうです。

 

6時50分、朝食

 

海の向こうに今日登る山、岩木山が見えています。

 

7時45分、出発です。裾野にはリンゴ畑、目の前に岩木山を望みながら進みます。

途中、無人販売所でリンゴを購入です。

「津軽岩木スカイライン」は岩木山の8合目まで続いています。

69ある、つづら折りのカーブと大自然の中を走り抜けていきます。

 

 

10時、岩木山8合目駐車場に到着、ここからリフトに乗って「鳥ノ海噴火口」まで進みます。

 

10時40分、「鳥ノ海噴火口」に到着、ここから登山開始です。

 

岩場の急登をひたすら登っていきます。

 

眼下に見えるのは「七里長浜」です。空気の澄んだ晴れの日には、北海道の松前崎が見えるそうです。

 

11時40分、岩木山山頂に到着です。

 

山頂は大きな石がゴロゴロ。山頂には岩木山神社奥宮があります。

 

360度の展望とうたわれていましたが、雲に覆われて視界はあまりよくないので、12時下山開始です。

 

岩場で足元に注意しながら急坂を下ります。

12時55分、リフトで下山、その後再びスカイラインを走ります。

嶽温泉近くで簡単な昼食をとり、有名な「嶽きみ」と呼ばれるとうもろこしもいただきました。

 

岩木山神社

鳥居の中央に岩木山山頂を望むことができます。

「道の駅」で有名なリンゴパイもゲットし、車は一路青森空港に向かいます。

青森空港17時5分発、羽田空港18時20分着。

羽田空港19時50分発、岡山空港21時着の飛行機で帰りました。

今回は。3日間の行程で東北の百名山3座に登ることができました。最短距離の登山でしたが、おいしいものも食べ、大満足でした。