2018年11月21日(水)

新春に何度か訪れた金刀比羅宮と大麻山(おおさやま)ですが、秋の時期に訪れてみました。

 

7時55分岡山駅発のJRに乗り、坂出、多度津と乗り換えて、9時22分、琴平駅に到着です。

 

琴平駅から振り返ってみると、大麻山を望むことができます。

左側のピークが琴平山で、象の頭に似ていることから象頭山とも呼ばれ、山腹にある金刀比羅宮とともに歌に歌われているくらい有名です。

 

高燈籠

瀬戸内海を航海する船の指標として1860年に建てられたもので、高さ27mで日本一の燈籠です。

 

まずは裏参道を通って、奥社に向かいます。

山道に入ると、番小屋があり、しばらくは舗装された道を進んでいきます。

この道は、時間帯によっては神馬が通る道だそうです。

 

この時期は紅葉も美しく、目を楽しませてくれます。

桜や椿など、色々な木の中を進んでいくので、季節を変えても楽しめるようです。

 

歩く人も少なく、のんびりと進んでいくと、

 

表参道から奥社に向かう道と合流です。(10時30分)

ここからは階段が奥社まで続いています。

 

10時50分、奥社に到着です。

 

岩の上には、天狗と烏天狗がかけられています。

 

奥社からの景色 遠く飯野山(讃岐富士)も望むことができました。

 

奥社より少し石段を戻ると、大麻山登山道があります。

 

草がはびこり、小石も多く、道は今までよりずいぶん荒れていました。やはり台風のせいでしょうか。

 

上の道を通り、龍王社に向かいます。

 

11時35分、龍王社に到着です。

 

しばらく山道を進むと、桜並木の道と合流しました。

この桜はボタンザクラといって4月下旬から5月上旬に咲く桜だそうです。

近くに駐車場もあり、車でも来られそうです。さぞ見事な花を咲かせることでしょう。

 

テレビアンテナや鉄塔を過ぎると、三角点があります。(12時14分着)

 

展望台もあり、ここで軽い昼食としました。

ここからも飯野山が望めました。

 

帰りは竜王山まで戻り、そこから工兵道中央までジグザグ道の急坂を下っていきます。

 

工兵道は平坦な歩きやすい道です。(13時10分着)

 

葵の滝(13時20分着)

雨が少なかったからなのか、水はほとんど流れていませんでした。

滝つぼまでの道も荒れていて近づけませんでした。

1月初旬に訪れた時には、滝の水が凍っていて、見事でした。

 

しばらく進み、奥社の道と合流です。(13時38分着)

 

緩やかに石段を下ると、菅原神社、

 

白峰神社、

 

常盤神社と続きます。

 

14時8分、金刀比羅宮本殿に到着です。

 

絵馬堂

船を描いた絵馬や、船乗りが海に流す「流し樽」など、航海安全を祈願するものが奉納されています。

 

こんぴらさんの沖合から、海へ投げ込む流し樽

樽に立てた白い旗には「奉納金刀比羅宮」の筆あとが

拾った漁師が、船主にかわってこんぴら参りというしきたりは、昔から今へ、絶えることなく続いているそうです。

 

少し下って旭社へ。

 

大きなイチョウの木が見事に黄葉しています。

 

五人百姓

金刀比羅宮の境内で、古くから金刀比羅宮と縁故ある家柄をもって、唯一代々営業を許されている飴屋のことだそうです。

 

ひたすら表参道の階段を下っていきます。

 

「金毘羅 船々」の歌がかかっていますが、歌詞を書いたうちわを見つけました。

 

 

「虎屋」でうどんをいただきました。

その後、電車に乗って岡山に向かいました。

近くには、金丸座や海の科学館などもあるので、また訪れたいです。