2022年7月24日(日)~7月25日(月) 1泊2日

 

7月のこの時期、高知県北川村にある「モネの庭マルモッタン」に青いスイレンが咲くというので見に行くことにしました。

あわせて、神秘の洞窟「伊尾木洞」も楽しみです。

 

7月24日(日) 1日目

 

7:00岡山駅発→南国IC→道の駅「南国風良里」9:00→道の駅「田野駅屋」10:18着

 

キッチンカフェ海土で昼食(11時4分~11時40分)

かなりのボリュームでした。

 

まずは室戸岬灯台へ(12時24分)

最御崎寺(ほつみさきじ)の山門を通り過ぎ、海沿いに進むと、「恋人の聖地」と書かれた室戸岬灯台がありました。

 

最御崎寺は、弘法大師(空海)により開山されたと伝えられ、四国八十八ヶ所霊場第24番札所です。

ここにヤッコソウが自生しているそうです。

 

鐘石 石でたたくと鐘のような音がするそうで、「空海の七不思議」といわれているそうです。

 

灌頂が浜(かんじょうがはま)

この場所は弘法大師空海が灌頂(仏と縁を結ぶ儀式)を行った浜だと伝えられているそうです。

 

室戸世界ジオパークを散策します。(12時50分~

砂や泥が幾重にも積み重なって形成されたタービダイト、1600万年前は深海にあったそうです。

 

ここから室戸岬灯台を望むことができます。

 

ハマユウ

 

ハマゴウ

 

いろいろと名前が付けられた岩があるのですが、どれでしょう?

 

アコウの木 岩を囲むように根と枝を絡ませています。

 

みくろ洞

海蝕洞で、1200年前の平安時代、青年時代の弘法大師が悟りを開いたとされる洞窟です。

 

正面向かって左側が生活していたとされる「御厨人窟」、

 

右側が修行していたとされる「神明窟」です。

 

室戸世界ジオパークセンター(13時40分)

ジオソフト 土佐備長炭と海洋深層水塩を配合した真っ黒いソフトクリームです。室戸岬周辺に隆起する巨岩をイメージして作ったということらしい。

 

むろと廃校水族館(14時25分)入館料600円

2018年に廃校になった小学校を、水族館として生まれ変わらせました。

 

教室、プールを活用し、標本の展示やタッチングプールなどもありました。

 

吉良川の町並みを散策します。(15時9分)

 

 

漆喰壁と水切り瓦を3~4段つけてある蔵

水切り瓦は、壁面を伝う雨滴を断ち切るためのもので、漆喰の白壁を保護するとともに、蔵などの内部の過湿を防いでいるそうです。

 

つしのある家

昔の吉良川の二階建ては母屋の大屋根の中に組み込まれていて、二階は低く、天井裏の物入れ使われ「つし二階」と呼ばれていたそうです。

 

「いしぐろ」と呼ばれる外壁

河原石や浜石で作られていて、台風の雨風から家を守っているのだそうです。さすが高知、台風や大雨対策は素晴らしいです。

 

旧吉良川郵便局

 

16時21分、馬路温泉に到着しましたが、近くにあるインクラインに乗って三宝山の展望台へ行きます。

インクラインは、水だけの動力で動くケーブルカーです。

 

展望台からは、馬路村の町並みを望むことができます。

 

馬路森林鉄道に乗って西谷川の周りを周回します。

 

17時、今日の宿である「馬路温泉」に行きます。

この時期、東高知でリカバリーキャンペーンをやっていて、宿の料金は半額、おまけに一人3000円のクーポンもいただき、お得感満載でした。

馬路村の柚子をお土産にたくさん購入しました。

 

19時、夕食 安田川の鮎です。

部屋は12畳の広い部屋でした。

 

7月25日(月) 2日目

 

7時朝食、安田川を望むことができます。

 

農産物直売所

 

1つ目の目的である「モネの庭」に行きました。(9時着)

 

これがモネが夢見た「青い睡蓮」です。6月下旬から10月下旬頃まで花を咲かせているそうです。

 

白いヒガンバナ、ウコンの花も咲いていました。

 

風の丘を一周し、フラワーハウスへ向かいました。

 

「オミナエシの花に、『ブルービー』という珍しい虫がいるよ」と教えてもらい、見に行きました。

ブルービーとは、「ナミルリモンハナバチ」の愛称で、「幸せを運ぶ青い蜂」といわれています。

小さな花から花へと忙しく飛び回るので、撮影はなかなか難しかったですが、コースターゲットです。

 

「カフェ モネの家」でランチです(10時50分~12時)。

 

午後からは2つ目の目的である「伊尾木洞」です。ここでヘルメットと長靴を貸してもらい、ガイドさんと出発です。(12時50分~14時30分)

伊尾木洞は、太平洋からの波により侵食されてできた天然の洞窟で、高さは約5m、幅約4m、全長約40mあります。

その奥は渓谷になっていて、滝まで行くことができます。

 

洞窟入口

 

洞窟に入って、すぐ幻想的な風景に遭遇です。

 

洞窟の壁の地層には硬くなったぶつぶつが見られます。

これは地層中の貝殻などが地下水や雨水によって溶け、その石灰水分が固まったもので、ノジュールと呼ばれる現象です。

 

貝の化石の見られます。

 

洞窟を抜けた先には、40種類以上のシダが生息しているそうです。

 

滝までやってきました。ここから引き返します。

 

ここには、いろいろな種類のカエルやコウモリも生息しています。

 

伊尾木洞入口では、地元の小学生たちが網やスリッパで魚を捕っていました。

 

SEA HOUSEでティータイムです。(15時15分~16時)

建物が海にせり出しているので、青空と海、砂浜が一望できます。

南国IC→早島IC→岡山駅19時28分着で帰りました。

天気は快晴、見晴らし最高、おまけに割引やクーポン付き、大満足の旅でした。