五島列島『しま山』4座&水晶岳登頂 アルパインツアー利用
2022年5月8日(日)~5月10日(火)
5月10日(火) 3日目
6時10分、朝食
7時20分、不要な荷物をガイドさんの車に乗せ、
私たちは歩いて福江港に向かいます。(7時30分着)
港には、五島民芸のばらもん凧が飾られています。
これから船が出航するので、「テープで飾る出航シーンが見られるかも」とガイドさんに言われて行ってみると、
それは、NHK朝ドラ「舞いあがれ」の撮影現場でした。2022年10月から放送されるそうです。
8時5分、フェリー「オーシャン」に乗って、奈留島の奈留島港に向かいます。
約45分の船旅を楽しみ、8時50分、奈留港に到着です。
奈留島では、水晶岳から遠見番山に登り、天然記念物「双子水晶」と五島灘を眺めるトレッキングを楽しみます。
この山に入山するためには、ガイドが必要です。「日本式双晶」の盗掘を防ぐためと、イノシシ出没地区内のためだそうです。
奈留港ターミナルには、貴重な「双子水晶」が展示されています。
バスで汐池峠に到着です。(9時15分)
9時25分、鹿よけ柵?を越えて、まずは水晶岳を目指し、登山口に入ります。
雑木林の道を進むこと約20分、水晶が採れる場所に到着です。
ガイドから、ここで採れる貴重なハート型の双子水晶を見せてもらい、私たちも探してみました。
水晶は、形や大きさをいわなければ、足元にたくさんあります。
約10分ほど探し、お互い見つけた水晶を見せ合い、すべて元にもどします。
途中、ギンリョウソウも見られました。
水晶岳山頂はそのまま通過です。(10時13分)
10時24分、遠見番山(193m)に到着です。
遠見番山には、江戸時代初期に異国船警備体制強化のための遠見番所が設けられ、常時2~3人の見張り番が詰めていたそうです。
山頂には、合図を送るために設置された烽火台跡があります。
山頂からの眺め 見晴らしもよく、周辺の島々を望むことができます。
10時42分、下山開始です。道は細いですが、歩きやすいです。
11時、車道に合流したところで登山終了です。
ここから車で城岳に向かいます。
11時20分、城岳展望所駐車場に到着です。
駐車場から108段の階段を登ると、
城岳山頂にある展望所に到着です。
山頂からの風景
昼食のお弁当は、宮の浜ビーチでいただきます。(11時50分)
12時30分、ビーチ付近にトイレはなく、近くにある「笠松宏有記念館」に立ち寄りました。
旧船廻小学校校舎を記念館として利用していました。(12時30分~12時50分)
江上天主堂(13時5分~13時20分)
世界文化遺産にもなっている「奈留島の江上集落」ですが、残念ながらこの「江上天主堂」の中には入ることはできませんでした。
扉は手書きの木目模様になっています。
県立奈留高等学校の愛唱歌として、さらには奈留島の人々の心の歌となっている荒井由実(現松任谷由実)さんの「瞳を閉じて」の歌碑が高校の敷地内にあって見ることができるというので行きました。(13時40分)
もちろん許可を取って入らせてもらいました。
13時50分、船を待つ間、世界遺産ガイダンスセンターに入り、見学しました。
14時15分、フェリー「ニューたいよう」で奈留港を出発、14時50分、福江港に到着です。
堂崎教会(15時12分~15時35分)
1908年、五島に初めての洋風建築として赤レンガ、ゴシック様式の堂崎天主堂が完成しました。
アルメイダの宣教碑「出会いの日」
聖ヨハネ五島殉教像「受難のとき」
自由と愛の使者「復活の夜明け」
16時、最後の訪問地である福江城と五島氏庭園に到着です。
ここは現在県立五島高等学校の校門になっていますが、福江城(この場所が石田の浜といわれていたので石田城とも)跡です。日本で最後に築城された城跡だそうです。
ひき続き隣接する「五島氏庭園」に向かいます。
大楠と広い日本庭園 園主の五島氏(お殿様の直系)が迎えてくださいました。
非常時に備え、抜け穴までありました。
板を木の棒で2度叩くように言われました。叩くと同時に襖が開いてびっくり‼ 建物内を案内してもらいました。
角部屋ごとの壁紙や欄間にも工夫が見られ、当時の繁栄が偲ばれます。
障子の桟にも工夫がなされていました。
もちろん部屋から見る庭の景色も素晴らしいです。
17時、バスで五島福江空港に向かいます。(17時23分着)
プロペラ機に乗り、18時20分、福岡空港に向けて出発です。
19時、福岡空港着、地下鉄で博多駅に向かいます。(19時14分着)
博多駅で解散です。私は博多発20時6分の「さくら572」で岡山に向かいました。(岡山駅21時59分着)
天気にも恵まれ、「しま山」を楽しむことができました。