2020年3月12日(木)~3月14日(土) アルパインツアー利用
もともと3月11日から6日間の日程で中国・崋山ハイキングを予定していたのですが、中国に新型コロナウイルスが流行しているとのことで、急遽国内旅行に切り替え、壱岐・対馬4日間に切り替えて出発しました。
ところが、対馬 を訪れていた14日朝、これから向かう壱岐にコロナウイルス感染者が出たとの情報が入り(長崎初)、日程を一日早め、対馬から直接岡山に帰ることとなりました。
3月12日(木) 1日目
岡山駅7時41分の「さくら」に乗り、博多駅に向かいました。(9時27分着)
ここでツアーリーダーと合流し、タクシーで博多港に向かいます。
ジェットフォイルで対馬の厳原港に向かいます。(10時30分発)
昼食は船内で用意していたお弁当を食べました。
12時30分、厳原(いずはら)港国際ターミナルに到着です。
港からは、早速今日登る「清水山城」の3つの城壁「一の丸」「二ノ丸」「三の丸」を望むことができます。
港からのんびりと歩いて「観光情報館ふれあい処つしま」まで歩きます。
ゲンカイツツジが咲いていました。
荷物をすぐ近くの宿までもっていき、清水山城址に向かいます。
金石城跡(宗家の居城)の東端を通り、
清水山城址登山口の到着です。(13時35分)
清水山城は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の準備のため1591年に築かれた山城で、東西約500mの堅石垣(たていしがき)によってつながれているそうです。
本営である肥前・名護屋城(唐津)と朝鮮半島の釜山を結ぶ輸送・連絡の中継地点として築かれました。
160mの距離を約6分かけて登ると、「三の丸」が見えてきました。(13時42分)
展望がよく、眼下には城下町の街並みや厳原港を望むことができます。(13時42分~13時50分)
木の根道やザレ地道を登ること13分、
「二ノ丸」に到着です。(14時~14時10分)
「二ノ丸」から約6分、清水山山頂(標高208m)に造られた「本丸」(一の丸)に到着です。(14時15分~14時30分)
石垣が二重に巡らされていて、敵が直進できないよう虎口が互い違いに配置されています。
これが三角点?
まだ蕾が多かったのですが、ゲンカイツツジも咲いていました。
向こうに見えるのが有明山です。
同じ道を引き返し、15時10分、登山口に到着です。旧金石城庭園の横をぬけ、
万松院(ばんしょういん)に向かいます。対馬の歴代藩主、宗氏一族が眠る菩提寺です。
日本三大墓地のひとつとして知られています。(15時25分~16時10分)
山門をくぐってすぐ目に入ったのは、
諌鼓(君主に対し諌鼓しようとする時打ち鳴らすつづみ)です。
山門の脇から、百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる自然石の石段を登りつめると、
歴代の藩主と一族の墓が並んでいます。
万松院の大杉
本殿には、三具足(朝鮮国王より寄贈されたもの)や、
徳川歴代将軍のお位牌安置所があります。
16時37分、今日の宿である「宿坊対馬西山寺」に到着です。
庭も広く、花が咲いたらさぞきれいでしょう。
夕食は「味処 千両」へ。(18時15分~)
美味しい海の幸を堪能しました。
その後、宿に帰り。お風呂(温泉)で今日の疲れを癒し、就寝です。
この宿は、毎朝座禅体験ができるのですが、明日の朝出発が早いため、明後日行うことにしました。