2020年9月26日(土)~28日(月)

念願だった阿蘇山登山、9月から噴火警戒レベルが引き下げられ、いくつかのルートが通行可能になりました。

そこで、砂千里ルートで登ることにしました。

 

9月26日(土) 1日目

 

岡山駅7時15分発小倉駅着8時48分

小倉駅からレンタカーで目的地に向かいます。

 

別府湾SAで昼食(10時53分~11時37分)

 

まず、大分府内城を訪れました。(12時~12時35分)

水に浮かぶように造られた、安土・桃山時代のお城で、1597(慶長2)年に福原直高が築城したとの事です。

城内はコロナ感染検査場になっているとのことで、閉鎖されていました。

 

廊下橋 床を外して敵の侵入を防ぐことができました。

 

江戸時代の人質櫓と天守台

 

内堀をぐるっと一周することはできました。

 

次に、岡城跡を訪れました。(13時45分~15時50分)

ここはガイドさんに案内をお願いしました。

駐車場からでも阿蘇山の山々だけでなく、祖母山も望むことができます。

岡城は、源頼朝に追われた源義経を迎えるため、文治元年(1185)に緒方三郎惟栄が築城したと伝えられています。

 

総役所跡 現在は受付所として使われています。

 

阿蘇溶結凝灰岩の岩壁

岡城を形成する断崖絶壁は、この岩盤で囲まれ、その絶壁上に石垣が築かれています。

 

大手門登城口 桜並木になっています。(14時3分)

 

大手門跡

 

西の丸跡

 

西の丸からの絶景(14時10分)

北に「くじゅう連山」、西に「阿蘇山」、南に「祖母山」と、九州の雄大な山々を望むことができます。

 

中川覚左衛門屋敷跡と、そこから見える絶景は本丸周辺の石垣です。

 

石垣に沿って進みます。谷がとても深いですが、この下に川が流れ、水練に日々通ったそうです。

 

三の丸高石垣

 

鏡石と呼ばれる巨石 石の積み方もすごい!!

 

太鼓櫓跡・鐘櫓跡(14時40分)

2mほどの巨石を「切込接」という石積の技法で隙間なく積まれている石垣はすごい!!

 

くじゅう連山を望むことができました。

 

滝廉太郎像(14時49分)

滝廉太郎は、少年時代に遊び場にしていたので、荒れ果てた岡城をモチーフに「荒城の月」を作曲したそうです。

 

「二ノ丸跡」にある休憩所をぬけると、

 

本丸跡と岡城天満神社に到着です。石碑には、「荒城の月」の歌詞が刻まれていました。

 

ここからは、祖母山を望むことができます。

 

「東ノ郭」に向かうと、刻印のある石もあります。

 

東に進んでいくと、三角点を見つけました。

 

下原門跡(15時18分)

ここまでしか進めないので、同じ道を帰りました。見どころたっぷりの岡城跡でした。

15時50分、宿に向けて出発です。

 

ヒガンバナ群生地があるというので、「七ツ森古墳群」に立ち寄りました。(16時8分~16時20分)

 

南阿蘇村に入ると、阿蘇五岳が見えてきました。

 

17時13分、今日の宿「阿蘇白水温泉 瑠璃」に到着です。

 

早速温泉に入り、19時夕食です。

明日の登山のため、早めに就寝です。

 

9月27日(日) 2日目

 

7時朝食

 

7時35分、宿を出発、阿蘇外輪山を望みながら進み、

 

8時10分、阿蘇山上駐車場に到着です。

ここから登山している人は大勢いましたが、私たちは車で5分程のさらに上の阿蘇火口西駐車場まで車で行こうと考え、開門が8時30分ということで待つことにしました。

8時45分、今日は火山ガスが発生しているので火口付近には近づけないとの放送が入りました。

登山はできるとのことなので、ここから登山をスタートさせました。

 

8時50分、登山開始

 

ここまで来る予定だった駐車場です。(9時13分着)

 

まっすぐに伸びた木道を歩いていきます。

ここ砂千里ヶ浜は、破砕した火山岩からできた細かな黒砂で覆われた地形で、草木もほとんど生えないそうで、荒涼としています。

 

砂千里ヶ浜をぬけると、

 

岩場の急登が始まります。(9時35分)

岩にある矢印に沿って慎重に登っていきます。

 

時々、登ってきた道を振り返りながら景色を楽しんでいます。

 

噴煙を上げている、中岳火口が見えてきました。

 

ここが中岳山頂かと思っていたのですが、ここは見晴台!!山頂までは岩場を登ってきたと同じくらいの距離がありました。(10時44分)

 

ここからは、中岳火口を望みながら緩やかな道を進んでいきます。

 

11時8分、中岳山頂に到着です。

 

景色を楽しんだら、阿蘇五岳の最高峰、高岳に向けて出発です。

残念ながら、高岳山頂は霧の中!!

 

足場の悪い、最後の急登を登っていくと、

 

11時40分、高岳山頂に到着です。

景色もなく、風もあるので、ここでの昼食をあきらめ、下山することにしました。

 

下山の景色

中岳を過ぎたあたりの広場で昼食としました。(12時45分~13時)

 

砂千里ヶ浜が見えてきました。

 

下の砂地を歩き、14時26分、上の火口西駐車場に到着、

 

車道沿いの歩道を歩き、14時50分、駐車場に到着です。

トイレを済ませ、15時4分、今日の宿「旅庵 蕗薹(ふきのとう)」に向けて出発です。

 

草千里には人がたくさんいました。

 

米塚も見えました。

 

由布岳山頂は、雲隠れです。

 

17時35分、今日の宿「旅庵 蕗薹」に到着です。

駐車場の周りには、大きな栗の木がたくさんあり、「拾っていいよ」の声に、栗拾いを楽しみました。

 

19時夕食 豊後牛の陶板焼きや手打ち蕎麦もありました。

 

 

9月28日(月) 3日目

 

朝食7時30分

 

朝食後、隣にある国宝「富貴寺大堂」に行きました。

富貴寺大堂は、西国唯一の阿弥陀堂で、九州最古の木造建築物だそうです。

9時15分、宿を出発、今日は大分県、福岡県の城巡りです。

 

道中、祖母山が見えました。

 

角牟礼城跡(つのむれじょうあと)(10時55分~11時45分)

標高577mの角埋山(つのむれやま)の山頂に本丸を置き、三方を急な斜面で囲まれた、難攻不落の天然要塞として知られています。

三の丸が駐車場になっています。

 

二ノ丸

「穴太積み」とは、自然の石を組み合わせて作る、石垣職人「穴太衆」が造る石積みだそうです。

 

角牟礼神社

 

展望台からの風景

 

本丸跡

この後、中津城に向けて出発です。(11時45分)

 

途中、耶馬渓の青の洞門で昼食をとろうと立ち寄りましたが、「海鮮茶屋」は閉店でした。

 

近くの農家レストランでバイキングの昼食です。(13時~13時30分)

 

中津城(14時~14時40分)

 

中津城本丸からの景色

 

最後に訪れたのは、小倉城です。(15時35分~16時53分)

 

小倉城近くにある「しろテラス」で一息!

その後、小倉駅に戻り、18時発の「さくら」で岡山に帰りました。(19時41分着)