11月27日(金)~11月29日(日)

 

国東半島峯道ロングトレイルに参加しました。

昨年、ロングトレイル①を行っていて、私は都合がつかず不参加だったので、今回初めて参加しました。

全部で10のコースに分かれていて、今回は最後のコースで、終点の両子寺(ふたごじ)まで歩きます。

 

11月27日(金) 1日目

 

7時、岡山駅南駐車場を出発、美東SAで昼食としました。(11時~11時40分)

名物ごぼううどんです。

 

上毛スマートICで高速を下り、初めに向かったのは本耶馬渓・青の洞門です。(13時40分~15時30分)

耶馬渓橋 大正12年に造られた8連アーチの石橋で、116mと日本一の長さを誇っています。

 

禅海和尚頌徳碑

 

青の洞門入口と明かり取り窓

 

禅海和尚像

 

禅海和尚が自らノミと鎚をふるい掘った洞門が残っています。

 

羅漢寺橋を渡り、

 

橋の下に降り、「犬走り」を渡り、

 

対岸の堤防道を進みます。ここから競秀峰の全景がよく見えます。

田んぼには、ネモフィラの種を植えていて、春にはかわいい青い花を一面に咲かせるそうです。

 

当時、難所「鎖渡し」と言われたこの場所を人や馬が通るたびに尊い命が失われたそうです。

(山の上方面、地肌に見える横線、この辺りに当時の道があったそうです。)

右端の穴は、明治期に埋められてしまった明かり取り窓です。

 

11の峰や岩が競い合うように連なることから競秀峰と呼ばれるようになったそうです。

 

耶馬渓橋と荒瀬井堰

 

深耶馬渓(一目八景)(15時55分~16時17分)

紅葉はほとんど終わっていたので残念!!

その後、今日の宿である真玉温泉「山翠荘」に向かいました。(17時47分着)

 

18時30分、夕食

 

11月28日(土) 2日目

 

7時朝食

 

宿を8時に出発し、今日のトレイルは諸田山神社(もろたさんじんじゃ)からスタートです。

(8時23分着、8時40分スタート)

 

毎年春分の日に五穀豊穣と氏子繁栄を祈願して行われる「御田植祭」の舞台として有名な神社だそうです。

 

大吉堂ー石五輪塔

 

ひたすら車道を登っていき、9時、山王宮に到着です。

 

9時38分、車道から少し外れて八大龍神碑と朝来野川源流に向かいました。

 

9時50分、林道に入り進んでいくと、

 

10時7分、走水展望台に到着です。ここから、これから目指す山を望むことができます。

トンガリ山と鉄塔の立つ両子山(ふたごやま)です。

 

10時32分、両子尾根入口を通過

 

11時10分、600mピークに到着です。

 

虎ロープが張っている急登を登っていくと、

 

視界が開け、

 

11時36分、トンガリ山に到着です。

 

さらにアップダウンを繰り返します。

 

11時53分、両子山北峰(700m)に到着です。

 

最後の急坂を下ると、両子山山頂はあと少し!!

 

12時10分、両子山山頂に到着です。標高721m、ここで昼食です。

 

展望台からの風景

 

12時50分、下山開始。道は舗装道路がジグザグになっていて、長い下り道です。

 

13時14分、やっと舗装道路ともお別れ、ここから「お山めぐり」コースに入ります。

 

鹿のツメ石 親子鹿のツメの跡だそうです。

 

13時16分、「鬼の背割り」を通り抜け、

 

鎖を持って慎重に「針の耳」を通りぬけます。(13時28分)

 

百体観音

 

最後まで気の抜けない道が続きます。

 

13時51分、両子山奥ノ院本殿に到着です。

不老長寿と子授け申子祈願の霊場として知られています。

 

奥ノ院岩屋洞窟には、石像千手観音と不老長寿の霊水があります。

 

両子寺崖上国東塔 そのまま両子寺を散策です。

 

ここにも国東塔

 

梵字

 

鬼橋

昔、千徳坊という大力僧が一枚の大石をひきおろしてかけたといわれている橋

 

護摩堂(14時19分)

 

山門から仁王門へ

 

無名橋

橋の下に観音をまつり、不信心者もこの橋を渡れば信仰心が湧き、牛馬が通れば落橋すると言われているそうです。

 

再び仁王門から山門を通ってトレッキングセンターに向かい、峯道トレイルの話をしていただきました。(14時51分)

その後、バスに乗って今日の宿である「ホテルベイグランド国東」に向かいました。(15時30分着)

 

18時、夕食

 

11月29日(日) 3日目

 

6時50分、ホテルの部屋からの朝焼け

 

7時、朝食

 

8時、ホテル出発

 

熊野摩崖仏(8時23分~10時)

 

鬼が一夜で築いたと伝えられる自然石の乱積石段を登っていくと、

 

巨岩壁に刻まれた日本一雄大な石仏、熊野摩崖仏が現れます。

大日如来(右)と不動明王(左)です。

 

石段の近くに咲いていた「サツマイナモリ」の花

 

さらに上っていくと、熊野権現を祭っている「熊野神社」があります。

神仏習合の神社だそうです。

 

真木大堂(10時8分~10時34分)

 

田染荘(たしぶのしょう)(10時40分~10時50分)

中世の荘園で、地名、地割、水路が中世と変わらない状態で今もほぼ保たれていて、「世界農業遺産」にも認定されています。

 

色々な場所にポーズした人形が置かれています。

 

富貴寺(11時5分~11時45分)

9月末に一度訪れていますが、今回は紅葉がまだ残っていてよかったです。

 

門をくぐり、見えてきたのは「富貴寺 大堂」です。

中尊寺金色堂・平等院鳳凰堂と並び日本三阿弥陀堂の一つであり、九州最古の木造建築物で、国宝に指定されています。

 

イチョウの葉のじゅうたんです。

 

富貴寺十王石仏

閻魔大王をはじめとする地獄の裁判官を信仰し、地獄に落ちた自らの救済を目的として安置されたと考えられているそうです。

奪伊婆は、三途の川の渡し賃を持たない亡者の衣服を奪い、罪の重さを量る仏様だそうです。

 

昼食は「榧の木」でだご汁定食です。(11時46分~12時20分)

その後、バスに乗り、岡山駅にに向かいました。(19時30分着)

3日ともガイドさんの説明付きだったので、わかりやすく、よかったです。