2019年3月9日(土)~10日(日)

40年ほど前に訪れたことのある「青の洞門」を再び訪れました。

 

岡山7時15分発、小倉8時46分着

ここからレンタカーで耶馬渓、青の洞門に向かいました。(10時40分着)

山国川に面して11の峰や岩が競い合うように連なることから、競秀峰と呼ばれている岩峰が現れました。

駐車場から岩峰を見上げると、白い帯状の層が見えます。

帯岩と呼ばれ、40年前の昔はこの上まで登ったのですが、今は崩落のため、通行禁止だそうです。

 

約1㎞続くこの地は「鎖渡し」と呼ばれる難所でした。見かねた江戸時代の僧・禅海が、自らノミと鎚をふるい、掘ったのが「青の洞門」だそうです。

 

青の洞門の明かり窓

 

30年かけて342mのトンネルを掘ったそうです。

 

道路をはさんで反対側にも「手掘りの洞門」がありました。

1763年(宝暦13年)に完成させ、第1期工事以降は「人は4文、牛馬は8文」の通行料を徴収し、工事の費用に充てたそうで、日本初の有料道路ともいわれています。

 

競秀峰の妙見岩まで登ることにしました。(11時)

無数の奇峰と渓谷が織り成す景観は、大正5年、美保の松原(静岡県)と大沼公園(北海道)とともに日本新三景に選ばれました。

 

「公共駐車場」からすぐのところに「日本新三景」の碑があり、そこが登山口です。

 

急坂を登ること20分、妙見窟に到着です。(11時20分)

 

妙見窟の中にある妙見堂

 

下山途中の展望

 

ここ「本耶馬渓」は見どころ満載!

競秀峰も約100分で一回りでき、素晴らしい景色を眺望できるとのこと、ぜひもう一度登ってみたいです。

 

12時、昼食

 

約1時間ほど車を走らせ、耶馬渓支所の裏手にやってきました。(14時着)

名勝耶馬渓六十六景の一つ、「擲筆峰(てきひっぽう)の景」があります。

サイクリングロードもあり、桜道もあり、のんびりと散策ができます。

 

耶馬渓ダム記念公園 渓石園

12万個もの耶馬渓の石とダムの水を利用して、耶馬渓の渓流を再現しているそうです。

たくさんの木々が植えられているので、桜の時期、紅葉の時期等はさぞ美しいことでしょう。

 

16時30分、今日の宿である「別府シーサイドホテル美松大江亭」に到着、早速お風呂と夕食(18時から)を楽しみました。

次から次へと出される料理に大満足です。

 

3月10日(日) 2日目

 

朝食7時

 

今日は、別府温泉巡りです。

別府には、「別府八湯」と呼ばれる「別府温泉」「浜脇温泉」「観海寺温泉」「堀田温泉」「明礬温泉」「鉄輪温泉」「柴石温泉」「亀川温泉」の8か所の温泉郷があります。

 

まずは泥湯で有名な紺屋地獄「別府温泉保養ランド」です。

屋内・露天いくつかの浴場をもち、露天風呂では、鉱泥を楽しみました。(9時~10時30分)

 

その後、他の温泉施設の連絡を取ったのですが、改装工事等で休館があり、目当ての温泉にはいくことができませんでした。

杉乃井ホテルで温泉と昼食を楽しみ(11時11分~13時25分)、小倉駅に向かいました。

小倉駅16時32分発岡山駅18時2分着。

ぜひもう一度別府八湯ベ繰りを楽しみたいです。